優利加さんのブログ

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あと2円で2万円台回復だった

昨日の米国株式相場は上昇した(DJIA +85.33 @20,981.94, NASDAQ +28.44 @6,149.67)。ドル円為替レートは113円台半ばでの推移となった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,130に対して、下落銘柄数は767となった。騰落レシオは145.74%とさらに続伸し、高値警戒感が高まっている。東証1部の売買代金は2兆6603億円。

TOPIX +4 @1,584
日経平均 +50円 @19,920円

米国株高や原油価格の上昇を好感し、TOPIXも日経平均も小幅反発した。日経平均は朝方に1万9998円まで上昇し、節目の2万円に迫ったが、その後は利益確定の売りも出て伸び悩んだ。日経平均先物6月物は前週に続き2万円に上昇する場面があったが、その後は先物も現物株も伸び悩んだ。

日本企業の2018年3月期は2年連続で純利益が過去最高を更新する見通しである。日経平均ベースの今期予想ESP(1株あたり純利益)を単純計算すると5月15日時点では約1,330円となる。https://www.asset-alive.com/nikkei/fundamental.php
予想PERが15倍なら、日経平均は19,950円、15.5倍なら20,615円となるので、2万円台回復は時間の問題と考えられる。

それでも相場の上値が重い要因の一つは、これまで日本株の強力な買い手の1つとなっていた上場企業による自社株買いの勢いが鈍っていることである。4~5月の自社株の取得枠は5月15日までの発表分で約1兆400億円と昨年の2兆円程度を大きく下回る。例えばトヨタが設定した自社株取得枠は2500億円と昨年の5000億円から半減している。自社株取得枠が減少しているということは、現在の自社の株価は割安ではないと企業自身が見ているとも解釈でき、株価が相対的に割高であるというシグナルを発しているようのものだ。もし、今のタイミングで増資の発表でもあれば、株価が割高となっているシグナルは決定的となる。

33業種中22業種が上げた。上昇率トップ5は、パルプ・紙(1位)、石油・石炭(2位)、食料品(3位)、倉庫・運輸(4位)、情報・通信(5位)となった。


1件のコメントがあります
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    薬膳療庵さん
    2017/5/17 00:08

    こんばんは


    いつも楽しく読ませていただいています、

    困ったときは、何度も読み返しながら、


    迷いとの戦いをしています、

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