優利加さんのブログ

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海外の中長期投資家が動き始めている?

昨日の米国株式相場は高安まちまちだった(DJIA +30.06 @18,199.33  NASDAQ -33.13 @5,250.27)。ドル円為替レートは104円台半ばでの推移だった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証1部では、上昇銘柄数が909に対して、下落銘柄数は927となった。騰落レシオは144.69%。東証1部の売買代金は1兆9449億円。

TOPIX -1 @1,382
日経平均 -55円 @17,336円 

TOPIXも日経平均も小幅安となった。騰落レシオが140%台を続けて短期的な高値警戒感が続き、10月26日に日経平均が半年ぶりの高値を付けていた反動で、利益確定の売りが出やすかった。また、2016年4~9月期決算を巡り、業績悪化への懸念や原油相場の下落も相場の重荷になった。利益確定売りが優勢になったが、相場の地合いは、本格化する企業の4~9月期決算発表にはそれほど動ぜずどちらかというと底堅い。

その理由の一つに、相対的に日本株の魅力が高まっており、海外の中長期投資家が動き始めているという見方がある。米国株は予想PERが20倍台であり、15倍~16倍台の日本株や欧州株に比べると割高感が強い。片や、欧州ではECBの量的緩和縮小への懸念が出始めており、株価を押し下げるリスクがあるからである。

33業種中14業種が上昇した。上昇率トップ5は、その他金融(1位)、証券(2位)、不動産(3位)、石油・石炭製品(4位)、陸運(5位)となった。

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