夢想人さんのブログ
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米国がドル高を避けるために打つ「秘策」
日本株は目先上昇でも、リスクは必ず顕在化.
東洋経済ONLINE記事感想です(http://toyokeizai.net/articles/-/141423)
(要約・引用)
■「Xデー」10/14
・筆者が「Xデー」と設定した10月14日までの間に、マーケットには何かが起きると考えていた。だが、いまのところ、ほとんど何も起きていない。
20日の日経平均株価は1万7235円で終了、約半年ぶりの高値となった。
20日の日経平均株価は1万7235円で終了、約半年ぶりの高値となった。
■日経平均は1万7000円台後半まで戻す可能性も
・テクニカル分析では、しばしば「黄金分割比率」が用いられる。
・昨年6月の高値2万0952円(A)と今年6月の安値1万4864円(B)をもとに考えると、
一つの重要な節目の価格は1万7190円だった。それを抜けてきた。
一つの重要な節目の価格は1万7190円だった。それを抜けてきた。
・次は落ちた分(A-B=6088円)の「半値戻し水準」(B+3044円=1万7908円)
が次の視野に入って来そうだ。
が次の視野に入って来そうだ。
・今の市場は、現時点で知り得る材料をかなり織り込んでいるように見える。
12月の米当局の利上げまでも織り込んでいるといえそうだ。
12月の米当局の利上げまでも織り込んでいるといえそうだ。
・米ドルの上昇の裏には、欧州通貨の大幅下落があることを忘れてはいけない。
米国はこれ以上のドル高を受け入れるとは考えにくい。
米国はこれ以上のドル高を受け入れるとは考えにくい。
・ドイツ銀行問題が再浮上したのは、直接的には、米国司法省が賠償金を要求したからだが、これこそ、米国が欧州に仕掛けた見えない圧力である。
・米国はドイツ銀行の問題をきっかけに、金融市場の構造の整理・再編を仕掛けているようにもみえる。
・これは、ドル円についても同じである。過去のドルの動きを見れば、ドル高に行きづらいことは明白
・大局的にみれば、ドル安はあと6年程度継続し、2022年程度までこの傾向が続くと筆者はみる。
・結局のところ、ドル円は戻り売りでしかない。今度99.50円を明確に下回れば、数年間は100円を回復することはないだろう。
・もしかしたら、今後数カ月は円高に歯止めがかかった状態が続くかもしれない。だがそれはあくまで一時的な動きでしかない。
■停滞期に入った中国経済はいずれ問題視される
・為替・通貨という点では、人民元の動きが懸念される状況にある。
人民元は徐々に切り下がっているが、そうしないとやっていけない状況に追い込まれている。
人民元は徐々に切り下がっているが、そうしないとやっていけない状況に追い込まれている。
・外貨準備の減少傾向が顕著だが、人民元安の動きと見事に連動している。外貨準備の減少の背景には、貿易収支の悪化傾向もある。
■ドル高を避けたい米国の秘策とは?
・原油価格。
■中国経済には原油高は大きな痛手
・中国経済にとって痛手となるのが原油高である。
・現在の市場において、「ドル安・原油高」への動きが、今後何をもたらすのかを理解しておくことが肝要。
・「1ドル65円、日経平均9000円時代の到来」
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(感想)
むむむ。なんとなく上昇している日経だが、米国様がドル高を黙って見ているはずがなく、
12月の政策金利上昇を受けて進行するであろうドル高に対して、何らかの手を打つはず
というのは何となくわかる。
というのは何となくわかる。
米国はジャイアンなので、日本に為替操作をするなと言いつつ、自分はやる。
そういう前提で、見ておくべき。
そういう前提で、見ておくべき。
とはいえ、1ドル65円、日経平均9000円はさすがに無い。
>今の市場は、現時点で知り得る材料をかなり織り込んでいる
ということは、現時点では、長期予測の基づく長期投資が意味をなさないといえる。
何故なら、長期でみて値上がると読まれたならば、それは瞬時に相場に反映されるから。
となれば、将来、1ドル65円や日経9000円となるというには、
そのようなことを引き起こすネタで、
かつ、市場関係者に知られていないネタがなければならない。
そのようなことを引き起こすネタで、
かつ、市場関係者に知られていないネタがなければならない。
さすがに、そんなネタないですよね?
ドイツ銀への制裁や原油価格の操作、このあたりがヒントなのだろうが、
当面の相場の推移には関係ないか。
先が読めないから、近視眼的な投資、早めの利確。膠着状態という状態が続いていたが
しびれを切らした人が買っている。
しびれを切らした人が買っている。
そんな環境は危ういと思うが、しばらくは乗ってみるとか。
「しばらく」っていつまでなんだろ?
一週間くらいですかね?1か月か?それとも1日とか。
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こんばんは。
個人的には、突っ込み所が多い記事のような気が。。
6年先なんてさすがにわからないし。
米国がドル高を牽制する、と言っても口先介入するのは、
ドル高気味になってからの話なので、直近だと
一時的に円安になりそうですね。
1年先は、円高になってるでしょうけど。
エモリさん、嫌いでは無いのですが、
上げるという記事は、あまり見た事が無い
様な気がしています。