影さんのブログ
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決算売りに思うこと
以前マネー誌にて、個人投資家は機関投資家には勝てない。その最たる理由は、情報量と取材手法、情報入手の早さが断然違うからである、という記事がござり申した。
それを実感したのがここ数日間のいわゆる「決算売り」。4-6月期決算発表の日、周りが爆上げしているのになぜかその銘柄だけが下がっている。(むむっ!?)と嫌な予感がしたら、案の定決算内容はさほど悪くない(第一四半期の進捗がアナリスト予想に対して少し未達なだけ)のに翌日からその銘柄は売り込まれ、あとは海の底のポニョ状態。
つまり機関投資家は、企業トップやIR担当者と懇意にしており、個人投資家の知り得ぬ情報が早く手に入るわけで、サッサと売り逃げたのでござりましょう。時折、某経済新聞が企業実績をスッパ抜く記事を掲載するのも、この情報入手が必ずあるものかと存じまする。
「な、なに~っ!これは、インサイダーではござらぬかっ!」と怒ってみても始まらない。こういったことが堂々とまかり通っているからには、自分の身は自分で守るしかないわけでござる。
個人投資家としては、「自由な立場である」「時間的な成約(機関投資家の四半期決算等)がない」という強みを生かすしかない。具体的に申すと。
●決算発表日に不穏な動きをしている銘柄はさっさと売る。または空売り入れて両建てにする。
●売り込まれたら必ず買い戻しが入るので、そこを狙って売り買いする。(下がりきったところでナンピン買いして、上がるまで保有する。または戻り高値で空売りする。)
今回決算売り込まれ代表銘柄は、任天堂、ソニー、コマツあたりではないかと。この3社がどこで買い戻されるか。この辺の動きを睨んでおけば、日経平均浮上の目安が見えてくるかと存じまする。
不当に売り込まれた銘柄はいつか買い戻されるはず。我々個人投資家は、落ち着いて現状分析し、じっくり取り組まれることが一番かと存じまする。
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この件は情報量の違いとスピードの違いですが、自分でこれはあげることができます。情報料金は高いですが払ってでももらうのがいいですね。
これはもう、ある程度仕方ないのかなと思うこともありますが、怪しげな動き、という場合はやはり手は出せないですね。。。
影さんの作戦、良いですね~
見極め、が重要だ・・・
新聞記事などはリークの場合もありますし、何かと情報の重要さを感じますね☆
任天堂は悪くなかったのにS安~あれにはビックリ仰天!配当利回りや将来的な部分も含めて適正な価格になるのでしょうね。今までが高すぎたと・・・・・。
まあ、この様子だと来期への期待も薄いので~それも織り込んでの売り!?と思いたい所ですね。
一段安で中期~長期で仕込んで、後はデイで動く他無いのかな・・・8/1 ガソリン186前後、補給してなかった自分は少しショック(笑)しかも自分の所は夏休み前と言うのに(苦)
いつもコメントかたじけのうござる。
確かに情報に投資するのは効果的かもしれませぬ。機関投資家も人とお金をかけるからこそ情報が手に入るわけで、理にかなっているかと。
拙者の場合、根本的な問題はそこにお金をかけるほど資金がないことでござりましょうか。(^^;
確かに、君子危うきに近寄らずが一番なのでござりましょう。ただ、ここ昨今日本株は優良株まで派手に売り込まれ、外資のおもちゃにされているようで、これでは個人投資家が参加し辛いように思いまする。
拙者の作戦は言うに易しながら、行うに難しきものかと。あとは情報の取捨選択と見極めが肝要かと存じまする。
拙者も任天堂があんなに売り込まれるとは、全く予想外の動きでござりました。では、今までの株価は何だったのか?結局、適正な株価なんて一晩で変わるものなのかと思った次第。任天堂はいずれ株価戻るかとは存じまするが、ホルダーの方はどんなお気持ちだったことか…
拙者も今回はガソリン半分程度しか入れておらず、原油が$100/バレルになるのを待っているところでござる。(^^;
決算売り。
私も悲しい目にあいました。
決算発表後、いきなり株価が下がり、
かなり悪かったのかと思いましたが、
そんなこともなく...。
投売りを見てると恐くなって手放しかけましたが、、
高いとこで買ったわけじゃないので思いとどまりました。
ただ上方修正がなかったとか、
進捗率が25%に満たなかったとか。
とりあえず売る理由はこじつけのように思えてしまいます。
この時期赤字を出さなかったことや、
下方修正がなかっただけいいと思うのですが、
もっと深い見方があるのかもしれませんね。
私にはまだわからないだけで。
それは災難でござりました。理由に妥当性がない露骨な売り崩しは目に余るものがござりまする。
我々個人投資家が対抗するには「余力を残しておくこと」ではないかと思いまする。下げ始めた時点でつなぎ売りできればなお良しかと。さすれば下げきって反発したところでナンピンすれば良いわけで、やはりこういった難しい相場では身を守ることを第一に考えるべきなのでござりましょう。
かくいう拙者も個別は結構まずい局面になっており、明日からの展開悩んでいるところでござる。(^^;
決して無理せず、落ち着いて危機を乗り越えられますよう願っておりまする。
悪い数字出したNECはストップ安。
一方、こちらも悪い数字の日東電工。
あく抜け感?から急反発。
分かりにくい動きです。。。(ーー;)
おはようござりまする。
ご指摘の通り、まったくもってわかりにくい動きでござる。
思うにNECの場合はPERが高すぎるので、まだ下げ余地があると思われての大量売り。逆に日東電工の場合は6月の¥5,000から見るとここまでが下げ過ぎで、かつ予想よりは悪くなかったということでござりましょうか。
結局のところ、下げ余地が多いか少ないかの問題。要するに空売りで取れるか取れぬかという、えげつない計算があるように思われまする。(-_-;