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4/28 決算メモ 村田製作所 ニュートラル
《独り言》
村田製作所が決算を公表。
印象はニュートラル。。。相対的にはポジティブな印象も持つ。
円高やスマホの台数成長の伸び率鈍化はネガティブな要素だが、
スマホの高機能化や自動車関連の電装品の搭載数増加傾向など事業環境はポジティブな面が確認された。
ポイントは以下の通り。
①決算は増収増益。
②業績予想は増収減益。
③配当は増配維持。
④スマホ事業、自動車関連で引き続き成長が見込まれる。
決算業績及び会社予想は以下の通り。
27/3 28/3 29/3予想
売上高 10,043,542 1,210,841 1,225,000(百万円)
営業利益 214,535 275,406 240,000
当期純利益 167,711 203,776 178,000
配当 180 210 220(円)
為替 ドル 109.94 120.14 110
ユーロ 138.78 132.57 120
6カ月株価推移
2年間株価推移
(注)投資判断はご自身でお願いします。
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関連銘柄:
村田製作所(6981)
5/2は決算を受けて想定以上の下落。
Quickによると以下の内容でマーケットが反応
◇<東証>村田製が14%安 今期減益見通し「想定内も機関投資家が売り」
(10時15分、コード6981)大幅反落し、前週末比2130円(14.4%)安の1万2665円まで下落した。前週28日の取引終了後、2017年3月期の連結営業利益(米国会計基準)が前期比13%減の2400億円になりそうだと発表した。市場予想の平均値であるQUICKコンセンサス(25日時点、20社)の2911億円を大幅に下回る。2ケタ増益だった前期から一転して減益見通しとなり、業績低迷を懸念する売りが先行した。17年3月期の想定為替レートを1ドル=110円に設定しており、足元で円高が進むなか、さらなる利益の下振れを警戒する売りも下げを加速した。
米アップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」の販売が低調で、村田製など供給部材の多い日本の電子部品メーカーは打撃を受ける。いちよしアセットマネジメントの秋野充成執行役員は「今期の減益見通しは想定内だが、これまで数年間急成長していただけに伸び率鈍化を警戒し、一部の国内外の機関投資家が売りを出している」と指摘した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕