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7915 日本写真印刷
主要事業は産業資材とデバイス。プラスチック成形と同時に転写できる技術が自動車内装や家電製品などに採用。注目度の高い静電容量方式タッチパネルはタブレット端末に採用。売上構成比(2015年3月期実績、営業利益構成比)は産業資材25%(-2%)、デバイス59%(109%)、情報コミュニケーション他16%(-7%)。
2016年3月期第3四半期累計(4-12月)業績は、売上高が前年同期比10%減の860億円、営業利益が同19%減の83億円。デバイス事業はタブレット向け静電容量方式タッチパネル需要が想定を下回ったものの、需要動向に対応した生産体制を確立したことで会社計画は超過した。産業資材事業は自動車内装向けの増加と買収した蒸着紙分野が貢献した。
通期業績の会社計画は売上高が前期比0.2%増の1,190億円、営業利益が同3%増の90億円で、進捗率はそれぞれ72%、93%と高進捗。営業利益の上振れ確度は高いと会社側はコメントしている。中期経営計画は着実に進展しており、デバイス生産体制の確立、有機EL化が進んだ場合でも対応できる技術力などは高い評価に値する。
市場コンセンサスの今期・業績予想は、売上高1187億円(前期比△0.05%)、経常利益97.9億円(△21.6%)、純利益80.2億円(△28.6%)、1株当たり純利益187.1円予想と、EPS174.7円見込みの会社計画を若干上回って着地との見方になっている。
今期業績の利益水準からは、現状株価は評価不足の印象が強い。2050円付近まで水準訂正してくると期待している。
買いメドは1935円前後まで。想定の取り組み期間は3-4週間程度。想定目標株価@2100円付近への戻りを期待。
一方、損切りについては1600円割り込みでリスク許容に応じて要検討と考える。
なお、取得株価、想定目標株価、損切りラインなどは、あくまでも参考値としての目安記載であり、投資家個々にリスク許容度などトレードの感覚は異なるため、ご自身の取引ルールやご判断を優先することが大切である。
(03日終値@1885円に対する目標株価の想定上昇率+11.4%前後。)
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