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東芝 70円12銭
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大幅な下方修正を発表しつつも「新生東芝アクションプラン」にブレはありません。
12/21新生東芝アクションプラン←オンデマンド配信リンク
構造改革の対象に原発は含まれません。
なぜなら、原発事業の本年度EBITDAは600億円ですが、2019年度以降は年平均1,900億円に急成長するからです。
東芝は、競合する三菱重工に完勝し、世界の原発の約半分を制します。
あくまで「新生東芝アクションプラン」のうえでは、東芝は巨大原発メーカーとして生まれ変わります。
これを、実現可能と評価するか、妄想と捉えるか。
1株あたり株主資本 70円12銭
下方修正した業績予想から計算すると、2016年3月期末には1株当たり70円の株主資本に激減します。
重電の同業他社、日立製作所、三菱重工業のPBRがおよそ0.8倍です。
東芝 適正株価 56円
ざっくりとこんな感じですが、現在の株価はこの3倍超です。
子会社売却などで1株当たり純資産は多少回復するでしょうが、せいぜい85円くらいまでしか評価できないと考えます。
東芝 希望買付価格 84円
東芝の知名度や値ごろ感から、ここまで株価が下がるとは正直なところ考えにくいです。
とはいえ、リスクを取ってまで東芝に投資する余裕が私には無いので、次の発表があるまでは84円で待ちます。
明言されてはいませんが、「新生東芝アクションプラン」の白物家電はシャープとの関係を前提にしているとしか思えず、シャープが片付かないと東芝も動けないような気がします。
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関連銘柄:
東芝(6502) シャープ(6753) 日立製作所(6501) 三菱重工業(7011) -
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montonton さん コメントありがとうございます。
東芝が何か隠しているとすれば原子力です。
アナリストや経済記者の質問も原子力に集中していますが、将来予測がバラ色すぎます。
原価の原油安で、原子力需要予測に影響が無いというのは、何とも苦しいです。
会計監査人を降りることになった新日本監査法人が、最後の最後で投資家にご奉公してくれることを期待しています。
minoQ さん コメントありがとうございます。
東芝は国家の基幹産業の一翼であり、倒産は有り得ません。
また、債務超過も考えにくいので、日本航空のような100%減資も無いと思います。
それが下支えになるので、東芝100円割れは考えにくいです。
逆に、何かの因果で東芝が100円割れするなら千載一遇の投資機会と考えています。
東芝の株式をお持ちでしたら、株主訴訟に参加すれば損失の大部分は補えるはずです。
私は、ライブドアの株主訴訟に参加しなかったことを後悔しています。
減損処理をすれば製造コストが劇的に下がり、
次の期はV字回復になるのが普通ですが、
日立やパナソニックやソニーのように成功するかどうかですね。
まだ何か隠しているのではないかとの疑念がぬぐえません。
来期何千億円の利益になるのか早く出してもらわないと市場の信認を得るのが難しいかもしれません。
紙くずになってもいいやというつもりで様子見です。