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TPP、関税撤廃 生贄 

乳製品 牛肉 ハム 果物 水産物

プラス
消費者 外国

マイナス
国内生産者

TPP、関税撤廃追加公表 ハムや果物など
日本テレビ系(NNN) 10月9日(金)6時16分配信
 TPP(=環太平洋経済連携協定)で合意した関税の扱いが追加で公表され、加工品や果物、水産物など幅広い品目で関税が撤廃されることが分かった。

 農水省の発表によると、日本が関税を守るとした牛肉や豚肉に関連するものでは、現在12.8%の関税がかかっている牛タンやハラミのほか、差額関税のかかっているハムやベーコン、10%から20%の関税がかかっているソーセージも段階的に関税が撤廃されるという。

 また果物ではブドウの関税が即時撤廃されるほか、オレンジやりんご、さくらんぼも関税が段階的に撤廃される。

 また水産物についてはカズノコの材料となるにしんの卵やえびやかになどの関税も即時撤廃されるということで、TPPが発効されれば食卓に大きな影響を与えそうだ



TPP「大筋合意の見通し」、北海道では不安や憤りの声も
 大筋合意の見通しとなったとはいえ、TPPのなし崩し的な交渉について、北海道の生産者からは不安や憤りの声が上がっています。

 北海道の試算によりますと、北海道内全体では、乳製品や牛肉などの関税撤廃による影響が1兆5000億円になるとみられています。

 国内最大の酪農地帯、別海町の乳業メーカーは、関税撤廃によって北海道の酪農は壊滅的な影響を受けるとみています。

 「ニュージーランド製品の価格は日本の5分の1、我々の工場はひとたまりもない」(べつかい乳業興社 近岡一詩 専務)

 一方、米どころの旭川では、日本政府の対応に憤りの表情を見せています。
 「日本が守るといったものは何も守れない。一番心配しているのは外交能力のなさ」(米農家 古屋 勝 さん)

 今回、北海道からは副知事や農業団体などがアトランタ入りして、北海道の立場を強く訴えています。(05日11:34
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    TPP
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    冷蔵庫にある食品 関税が順次撤廃で、その影響は?
    テレビ朝日系(ANN) 10月9日(金)16時14分配信
     新たに発表された関税が撤廃される食品は、私たちの家の冷蔵庫にあるような身近な食品ばかりです。例えば果物。

    ブドウはTPP(環太平洋経済連携協定)の協定の発効後、即時関税が撤廃されます。一方で、
    オレンジは6年目から8年目にかけて、
    りんごは11年目に関税が撤廃されます。

    水産物では
    アジやサバが発効後16年目に、
    一部のマグロは11年目に、
    カニやなじみの深いマグロの缶詰などは協定の発効後すぐの関税撤廃が決まっています。他には、同じ肉の加工品でも
    ソーセージは6年目に、
    ハムやベーコンなどは11年目に、調味料として欠かせない
    トマトケチャップは6年目から11年目に、
    マーガリンは6年目に関税の撤廃が決まっています。

    関税がいつ撤廃されるかで、輸入されるこれらの食品の値段に大きな影響が出てきそうです

    ブドウ

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