gomachan-2015さんのブログ
名演出家揃い(?)のFRB ♪《 相場操縦 》
◆昨日のNY相場は、悪い雇用統計にたじろぐ投資家心理に配慮したように
またも、FRB高官発言があり、相場が落ち着きを取り戻したような
背景があったようです。(NY野村証券 WEB)
利上げ先送りの際は、中国はじめ新興国経済減速と悪影響を考慮していましたが、
いざ、米国の雇用統計が悪くなると、米国経済は順調(雇用とインフレのバランスは良い)
発言で
相場を操縦しているような感じです。(利上げは出来ないが、米国経済は大丈夫。)
まさに、強い米国・強いドルの名(迷)演出家が多数存在するFRB グループですね。
また、欧州除く世界三極(米国、中国、日本)は、同じ船に乗っている状態。
船頭が多く、船が山を登る? (水と油で、意思疎通もままならない状態。中国 VS 米日)
米国国債の2大引受国は、中国、日本。(米国は経済的には、薄っぺら大国 )
中国は、米国国債を売るが、日本の企業は買い。投資勧誘先は日本、米国。
原油下落で困っているロシアの投資勧誘先は、日本、中国。
ロシアは歴史的に南下政策。中国、日本、欧州で火種・居座り。ロシア人の南へのあこがれ。
中国は一時、ロシアと領土紛争あったが我慢で和解し、経済復興へ。
ゆめゆめ、ロシア、中国の共産党独裁政権には注意を!
◆NY野村証券 WEB ↓↓
本日のポイント
<株式市場>
午前8時半発表の9月非農業部門雇用は14.2万人増、民間部門雇用数は11.8万人増といずれも予想を下回った。前月雇用も下方修正され、また、平均時給の伸びは0%と予想以下となった。
雇用減速の兆しに市場の懸念が高まる中で、NYの主要指数は売り先行で寄り付いた。年内利上げ開始の可能性が後退したとの見方が広がる中で、金融セクターが大きく売られたほか、資本財、消費循環、テクノロジーなど、売りは広い範囲で見られ、寄り付き後まもなくS&P500は前日比-1.6%となる1893.70まで下落。
しかし、昼過ぎ、セントルイス連銀ブラード総裁が、雇用とインフレのバランスは良く、経済は順調と述べたのを受けて、主要指数はまもなく反発基調に転じた。
米国原油リグ稼働数の大幅低下が発表され、原油価格が上昇したのを受けて、エネルギー、素材が反発をリードし、主要指数は午後1時頃にプラス圏にまで回復。
ブラード総裁が、低失業率の中で20万人以下の雇用増が新たな標準となると述べたことなどから、市場の懸念が次第に後退する中、午後3時頃からは一段と買いが入り、主要指数は小幅高で終了した。
ダウ平均は+1.23%、S&P500は+1.43%、ナスダックは+1.74%で終了。セクター別では、エネルギーが+4.01%、素材が+2.41%。他方、金融が唯一マイナスの-0.06%。個別では、ウィン・リゾーツ(WYNN)が、マカオ成長回復に向け中国政府が刺激策を考慮しているとの報道から+22.84%。マイクロン・テクノロジー(MU)が、予想を上回る決算発表でり+7.72%。一方、利上げ先送り観測の中で金融全般が売られ、チャールズ・シュワブ(SCHW)が-3.33%。フィフス・サード・バンコープ(FITB)が、大手証券による投資判断引き下げを受け-1.53%。
<債券・為替市場>
8時半に発表となった9月非農業部門雇用者数が142,000人増と予想を下回り、平均時給も0.0%と予想以下となった。前月雇用増加も下方修正され、雇用減速の中で年内利上げの可能性も低下したとの見方が広がり、10年債利回りは急速に低下。午前10時に発表となった8月工場受注も-1.7%と予想以下となり、10年債利回りは1.9022%まで低下した。
しかしその後は、商品市況の反発に伴い株式市場が反転するに従い、利益確定売りに転じた。
午後は、セントルイス連銀のブラード総裁が、「米国経済は相対的に順調で、雇用とインフレのバランスも良い」とコメントしたことなどから、
10年債利回りは更に若干上昇となり、午後4時には1.9841%となった。為替市場では、予想以下の雇用統計発表直後にドルは主要通貨に対して大きく下落した。ドル/円は118.68まで後退したが、午後になり商品市況や株式市場が反発し長期金利が上昇する中で、ドル/円は再び120円台まで回復。午後4時のドル/円は120.11となった。
米国野村證券作成
--------10/2夜日記: WTI原油にジムRコメント♪ 演出に気づく投資家♪----------------------------
★米国の3Q(7-9月)投資成績は、投資対象4種類 すべてがマイナスの酷い状況でしたが、
その中で、コモディティのWTI原油 も下落が顕著でした。
( 何も投資せず、ダウ現金ホールドが、一番強かったという皮肉 !?。
投資対象: 株式、コモディティ、債権、為替 )
・疑問 :WTI原油は、三度の踊り場があり、最近は45~46ドルで、横横で
安定しているように見えます。(踊り場)次の方向は?
ゴールドマンサックスの見通しでは、20ドルまでの下落があり得るとしていました。
・著名投資家ジム・ロジャーズ氏の回答(見方) :
いずれ、反転上昇する可能性が近い。 ↓↓(潜在的な好機 )
ジム・ロジャーズ氏:原油価格が悪いニュースを無視する時は回復近い(ブルームバーグ):悪いニュースが相次いでいるにもかかわらず、原油価格は1バレル=45ドル近辺で推移している。著名投資家ジム・ロジャーズ氏によれば、それは通常、価格回復が近づいている兆しだ。
石油輸出国機構(OPEC)の産油量が依然として過去最高水準に近い一方、中国の輸入は鈍化しており、米国の原油在庫は引き続き過去5年平均を約1億バレル上回っている。ただ、米指標原油は8月末に6年ぶりの安値を付けた後、4週間余りにわたり安定推移している。
ロジャーズ氏は1日、シンガポールでのインタビューで「悪いニュースが相次いでいるのに価格が下落しなければ、それは通常価格が底値であり、向きを変える見通しであることを意味している」と指摘。「転換期であるかどうかは分からないが、この状況を非常に注意深く注視している」と述べた。
同氏はロジャーズ・ホールディングスの会長で、1999年に商品相場上昇を的確に予測した。
米国の原油在庫は潤沢であるものの、生産は過去8週間のうち7週減少しており、掘削会社はリグ(掘削装置)の半数以上の稼働を停止している。ロジャーズ氏はこうした状況が価格安定につながるとみている。
同氏は「米国では今、一部の企業が掘削を停止し、生産は実際に減少しつつある。シェルは一部の掘削を中止する。これら全ては将来、供給が減少することを意味している」と説明する。
また、ロジャーズ氏はグレンコアについて、「高値で上場し、安値で買い戻すなら良い取引かもしれない。それは賢明な行動かもしれない。一方で、グレンコアは多額の債務を抱えているため、それができるかどうかは分からない」と語った。
商品22品目のリターンを測るブルームバーグ商品指数は8月に1999年以来の低水準となった。ロジャーズ氏はこれを商品投資の好機と考えている。
ロジャーズ氏は「最良の好機が到来しているのは農産物だろう。私は現時点ではコメと砂糖は購入しないが、これらの商品のうちの一部は過去最高値から大幅に下げている。潜在的な好機だ」と指摘した。
原題:Jim Rogers Says Oil Ignoring Bad News Usually Means Rebound Near(抜粋)
★利上げ論議 (雇用統計・・)、追加緩和論議(もろ刃の剣)・・
注目を集めているようですが、私は、FRBイエレン議長/日銀 黒田総裁 の
立場上の限界を感じています。
強い米国/強いドル の演出に、そろそろ気づく人が増えて良いと思います。
(中国ほか新興国経済への打撃を考慮すると、利上げ出来る実力を誇示するだけで、
利上げカードは、出せない。に1票。)
また、日銀 追加緩和も、もろ刃の剣であり、期待を煽るのは自由だが、
ギャンブルのカードは出せない。に1票。
(原油値上がりを、半年間じっと待つ、のではないか。
TPP妥結に全力? 中国爆買いの受け皿に全力?・・半年は期待できそう )
⇒ 混沌とした経済・株式相場は続きそうと思います。
また、国際政治状況も、同様と思います。
(ロシアのアサド政権支援の空爆継続。中国国慶節での国内テロ発生。)
以上
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