NGTNさんのブログ
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今日の相場 -7/11-
∇ダウ:11,229.02(+81.58) ナスダック総合指数:2,257.85(+22.96) S&P500:1,253.39(+8.70)
原油価格が反発し、エネルギー株、素材株が買われ指数を押し上げました。ダウケミカル社のM&Aも好感されたようです。金融株も一部を除いては小幅高となりました。フレディマック、ファニーメイは大幅下落。
バーナンキFRB議長、ポールソン米財務長官が、システミックリスクを防ぐための規制・監視強化を提言、ベアスタのようにモラルハザードになるような救済はせず潰れるべきところは秩序だった潰し方をして他に被害が波及しないようにすると発言したことから、リーマンやメリルリンチなど体力に不安のある金融株が大幅下落。投資銀行、商業銀行については、too big to fail なんて無いよってことですね。
6月の小売店売上は好調なところが多かったみたいですが、株価は下落しているところが多かったです。個別銘柄や材料を見てると、よく指数は上がったなと思いました。VIX指数は上昇していたので、警戒感が引き続き強い感じです。原油価格もそう簡単には下がらないですね。
・米FRB議長と財務長官、「危機回避には規制改革が必要」
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-32696520080710
・Fed chief: Gov't needs more power when firms fail
http://biz.yahoo.com/ap/080710/financial_overhaul.html
・ダウ・ケミカル、ローム・アンド・ハース買収で合意
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCGM8651.html
・AIG, other mortgage insurers fall on loss fears
AIGのモーゲージ保険部門をムーディーズが格下げ。AIG株は大幅安。
http://uk.reuters.com/article/ousiv/idUKN1030714520080711
・米新規失業保険申請が大幅減少し34.6万件
特殊要因で減少らしいです。継続受給者数は増加中で、雇用環境は良くない。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32692820080710
・6月の米小売り各社の売上高は総じて予想上回る、ディスカウント店が好調
株価は下落しているものが多かったです。画像1の3段目が大きく下げていた小売銘柄のチャート。
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK820775720080710
・ファニーメイとフレディマック、増資能力めぐり株・債券が急落
政府が救済することになったら、株券は紙切れ同然になるみたいです。
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnJS820772920080711
・米政府、ファニーメイとフレディマックを政府管理下に置くことを検討=NYタイムズ
日本時間の昼ごろに出たニュース。ファニーメイとフレディマックはどうあっても潰せないところなので、ダメだったら政府がなんとかする、というのは既定路線ですが、検討中ってニュースだけ出ても、マーケット参加者はどっち行こうか迷いますね。
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK820829120080711
∇日経平均:13,039.69(-27.52) TOPIX:1,285.91(-4.85)
今日は7月SQ日。SQ値は、13,155.01円となりました。前場は幻のSQ値状態だったのですが、後場に「米政府がファニーメイとフレディマックを政府管理下に置くことを検討」とのニュースが流れたことから、先物に一気に買いが入り日経平均は前日比プラスに浮上。しかし、あくまで検討中であり実現するとしてもまだ先のことなので、短期筋も迷い気味で先物は上下にフラフラ。引けに現物にバスケット売りが出たようで、結局日経平均は小幅安で引けました。
日経平均はドル建てだと、今年安値付近まで下がってきています。
http://www.miller.co.jp/cgi-bin/member/chart.cgi?0104I
・個人向け金融サービス会社を5800億円で新生銀行に売却へ=関係筋
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK013571320080711
・6月消費者態度指数は過去最低、基調判断は据え置き
アメリカや日本の消費者が苦しいのは一時的なことではなくて、今後も続くものだと思います。世界景気が再加速する局面が来ても、たぶん元には戻らないでしょう。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32707520080711
原油価格が反発し、エネルギー株、素材株が買われ指数を押し上げました。ダウケミカル社のM&Aも好感されたようです。金融株も一部を除いては小幅高となりました。フレディマック、ファニーメイは大幅下落。
バーナンキFRB議長、ポールソン米財務長官が、システミックリスクを防ぐための規制・監視強化を提言、ベアスタのようにモラルハザードになるような救済はせず潰れるべきところは秩序だった潰し方をして他に被害が波及しないようにすると発言したことから、リーマンやメリルリンチなど体力に不安のある金融株が大幅下落。投資銀行、商業銀行については、too big to fail なんて無いよってことですね。
6月の小売店売上は好調なところが多かったみたいですが、株価は下落しているところが多かったです。個別銘柄や材料を見てると、よく指数は上がったなと思いました。VIX指数は上昇していたので、警戒感が引き続き強い感じです。原油価格もそう簡単には下がらないですね。
・米FRB議長と財務長官、「危機回避には規制改革が必要」
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-32696520080710
・Fed chief: Gov't needs more power when firms fail
http://biz.yahoo.com/ap/080710/financial_overhaul.html
・ダウ・ケミカル、ローム・アンド・ハース買収で合意
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/media/djCGM8651.html
・AIG, other mortgage insurers fall on loss fears
AIGのモーゲージ保険部門をムーディーズが格下げ。AIG株は大幅安。
http://uk.reuters.com/article/ousiv/idUKN1030714520080711
・米新規失業保険申請が大幅減少し34.6万件
特殊要因で減少らしいです。継続受給者数は増加中で、雇用環境は良くない。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32692820080710
・6月の米小売り各社の売上高は総じて予想上回る、ディスカウント店が好調
株価は下落しているものが多かったです。画像1の3段目が大きく下げていた小売銘柄のチャート。
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK820775720080710
・ファニーメイとフレディマック、増資能力めぐり株・債券が急落
政府が救済することになったら、株券は紙切れ同然になるみたいです。
http://jp.reuters.com/article/stocksNews/idJPnJS820772920080711
・米政府、ファニーメイとフレディマックを政府管理下に置くことを検討=NYタイムズ
日本時間の昼ごろに出たニュース。ファニーメイとフレディマックはどうあっても潰せないところなので、ダメだったら政府がなんとかする、というのは既定路線ですが、検討中ってニュースだけ出ても、マーケット参加者はどっち行こうか迷いますね。
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK820829120080711
∇日経平均:13,039.69(-27.52) TOPIX:1,285.91(-4.85)
今日は7月SQ日。SQ値は、13,155.01円となりました。前場は幻のSQ値状態だったのですが、後場に「米政府がファニーメイとフレディマックを政府管理下に置くことを検討」とのニュースが流れたことから、先物に一気に買いが入り日経平均は前日比プラスに浮上。しかし、あくまで検討中であり実現するとしてもまだ先のことなので、短期筋も迷い気味で先物は上下にフラフラ。引けに現物にバスケット売りが出たようで、結局日経平均は小幅安で引けました。
日経平均はドル建てだと、今年安値付近まで下がってきています。
http://www.miller.co.jp/cgi-bin/member/chart.cgi?0104I
・個人向け金融サービス会社を5800億円で新生銀行に売却へ=関係筋
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK013571320080711
・6月消費者態度指数は過去最低、基調判断は据え置き
アメリカや日本の消費者が苦しいのは一時的なことではなくて、今後も続くものだと思います。世界景気が再加速する局面が来ても、たぶん元には戻らないでしょう。
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-32707520080711
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なんかマーケットが荒れてますね。コモディティもぶっとんでます。
ファニーメイとフレディマックは、たしか数か月前から自己資本比率の規制を緩めてローンをよりたくさんお買い上げできるようにしてて、さんざんバランスシートを膨らませた挙句、ギブアップですか・・・。早めに国有化して公的資金投入しとけば、こんな大騒ぎにはならなかったのに。まあ税金使うことになるので世論とかうるさい議会の反応を考えると難しかったのでしょうけど。
ここまで株価が下げてしまえば、増資して自力で生き残るのは無理でしょうから、いずれ何らかの対策が政府から出るでしょうね。それがいつになるかはわかりませんが・・・。
>アメリカや日本の消費者が苦しいのは一時的なことではなくて、今後も続くものだと思います。世界景気が再加速する局面が来ても、たぶん元には戻らないでしょう。
これはもうしょうがない気がしますね。いろいろな要因が絡まっての社会構造の変化なんだと思います。
ファニーメイとフレディマックの事は、結局どう決着が付いてそれにどうマーケットが反応するのかさっぱりわからないです…