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今日の相場 -7/10-
∇ダウ:11,147.44(-236.77) ナスダック総合指数:2,234.89(-59.55) S&P500:1,244.69(-29.01)
フィッチがメリルリンチを格下げする可能性と発表したこと、ファニーメイが9日に発行した2年債のスプレッドが過去最大のスプレッド(74bps)になったこと、クレディスイスがアメリカの地銀大手50行のうち最大で40%が今後数四半期に減配か増資をする見通しと発表したこと、シスコシステムズが大幅下落したこと、などが嫌気され金融株中心に大きく売られました。原油価格は前日とほぼ変わらず。長期金利は小幅下落。
・米メリルリンチを格下げする可能性=フィッチ
http://jp.reuters.com/article/resultsNews/idJPnJT820569920080709
・米シスコが5%超下落、景気懸念や目標株価引き下げが圧迫=米株市場
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-32669420080709
・S&P 500 May Lose Another 12% Before Bear Market Ends
S&P500も高値から20%の下落。第2次大戦後の11回のベアマーケットの平均は、下落率30.4%、日数386日間みたいです。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aPwD3_RMfl8I
∇NY市場の引け後に、バンカメとワコビアに好材料が出ていました。日本の銀行株が上がった一因かもしれません。
・米バンカメ、増資や減配の必要ない─ルイスCEO=CNBC
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnJS820600920080709
・増資否定のバンカメ、トップに米財務次官迎え入れのワコビアが上昇=米株時間外取引
http://jp.reuters.com/article/hotStocksNews/idJPnTK820602720080709
∇日経平均:13,067.21(+15.08) TOPIX:1,290.76(+5.23)
米株安を受けて日経平均は13000円割れから始まりましたが、先物に一気に買いが入り13000円台回復。現物は、不動産、メガバンク、鉄鋼株が買われました。ショートの買い戻し中心ですかね。
今週は原油価格が弱含んでいることから、商社、鉱業などの資源関連が弱いです。資源関連株は、アメリカもそうなんですけど、原油価格が140ドルを超えた時点でもあまり上がってないんですよね。数か月のスパンでの買いを考えた場合、原油価格がこのまま200ドルとかまで突っ走るなら資源関連株もそれなりに上がりそうですが、さすがにその可能性は低そうなので、原油価格の下落で上がる株を買う方が期待値を考えた場合は美味しい気がします。ゴム、化学、航空あたりでしょうか。まあ、いずれも景気が悪いとボリュームが落ちる業種なので、それがネックとなりそうですが。海運も原油価格の動向に業績がかなり左右されるのですが、海運の株価はバルチックドライインデックスの影響が大きいので、原油価格の下落には敏感に反応しなそうです。
先週の外国人投資家は、現物は1000億円売り越し、先物は850億円売り越しでした。
・6月の企業物価、5.6%上昇 27年4カ月ぶり高い伸び
原材料高が企業の利益を削っていきます。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080710AT2C1000I10072008.html
・Japan's Wholesale Inflation Rises to a 27-Year High
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=abTUUfi52NP8
フィッチがメリルリンチを格下げする可能性と発表したこと、ファニーメイが9日に発行した2年債のスプレッドが過去最大のスプレッド(74bps)になったこと、クレディスイスがアメリカの地銀大手50行のうち最大で40%が今後数四半期に減配か増資をする見通しと発表したこと、シスコシステムズが大幅下落したこと、などが嫌気され金融株中心に大きく売られました。原油価格は前日とほぼ変わらず。長期金利は小幅下落。
・米メリルリンチを格下げする可能性=フィッチ
http://jp.reuters.com/article/resultsNews/idJPnJT820569920080709
・米シスコが5%超下落、景気懸念や目標株価引き下げが圧迫=米株市場
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-32669420080709
・S&P 500 May Lose Another 12% Before Bear Market Ends
S&P500も高値から20%の下落。第2次大戦後の11回のベアマーケットの平均は、下落率30.4%、日数386日間みたいです。
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=aPwD3_RMfl8I
∇NY市場の引け後に、バンカメとワコビアに好材料が出ていました。日本の銀行株が上がった一因かもしれません。
・米バンカメ、増資や減配の必要ない─ルイスCEO=CNBC
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnJS820600920080709
・増資否定のバンカメ、トップに米財務次官迎え入れのワコビアが上昇=米株時間外取引
http://jp.reuters.com/article/hotStocksNews/idJPnTK820602720080709
∇日経平均:13,067.21(+15.08) TOPIX:1,290.76(+5.23)
米株安を受けて日経平均は13000円割れから始まりましたが、先物に一気に買いが入り13000円台回復。現物は、不動産、メガバンク、鉄鋼株が買われました。ショートの買い戻し中心ですかね。
今週は原油価格が弱含んでいることから、商社、鉱業などの資源関連が弱いです。資源関連株は、アメリカもそうなんですけど、原油価格が140ドルを超えた時点でもあまり上がってないんですよね。数か月のスパンでの買いを考えた場合、原油価格がこのまま200ドルとかまで突っ走るなら資源関連株もそれなりに上がりそうですが、さすがにその可能性は低そうなので、原油価格の下落で上がる株を買う方が期待値を考えた場合は美味しい気がします。ゴム、化学、航空あたりでしょうか。まあ、いずれも景気が悪いとボリュームが落ちる業種なので、それがネックとなりそうですが。海運も原油価格の動向に業績がかなり左右されるのですが、海運の株価はバルチックドライインデックスの影響が大きいので、原油価格の下落には敏感に反応しなそうです。
先週の外国人投資家は、現物は1000億円売り越し、先物は850億円売り越しでした。
・6月の企業物価、5.6%上昇 27年4カ月ぶり高い伸び
原材料高が企業の利益を削っていきます。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20080710AT2C1000I10072008.html
・Japan's Wholesale Inflation Rises to a 27-Year High
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601087&sid=abTUUfi52NP8
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米市場の、2日連続の「引けにかけての逃げ」は、しばらくぶりに見ました。材料が出たときは小動きなのに、引けにかけて幅が広がっていく。
故意にボラを上げているのか、「流れるなら身を任せ」なのか。なんとなくですが、米相場には、一時的な戻り相場が来るような感じがしてます(感じだけで、買わないですが)。
原油の行き先がいよいよ見えませんね。急落直後に「今月中に150ドルに達する」なんて、魂胆見え見えのレポートを出すところもありました。個人的には、はやいところ100ドル切るくらいまで落ちてほしいですが、無理ですね。
「原油上げに同調して上がる株」を狙うのは、非効率的なのは確かです。間違いなく、その銘柄以外は全体下げ相場になりますし。
アメリカは日替わりでよく動きますね。商いが薄いので、短期筋のセンチメント次第で一方向に動きやすいのでしょう。日本も先物に振らされて、出来高も先物だけは多くて、よくやるなあと思います。
原油は、自らの価格上昇が需要を減少させるってことにようやく気付いてきた感じなので、このまま落ち着いてくれるとよいですね。