堅実さんのブログ

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力を温存する 8月17日(月)19時27分

 蒙古襲来、桶狭間の信長の行動などを、見てみた。蒙古襲来では、蒙古軍に食糧などの補給経路が十分で無かったことがある。桶狭間では、信長は今川軍の行動を細かく探し、義元一人の首だけを捕る事だけを考えていた。


これ等の事を見ていて、以前からこれだと考えていたことが浮かんでくる。それは「勢力を温存する」ということである。このことは、長い人生において、個人の戦略として重要であると思う。それは、短期的には不利であれ、長期において結果が良くなればよいのである。

 自らの経験からしても、そうである。職場が、たまたま恵まれなかった。日本共産党員からの、集団的嫌がらせや攻撃に遭い、毎日が辛い職場であった。そんな時に出てきたのが、「神の炎は燃え上がる」である。モーゼに率いられた、ユダヤの民を、エジプト軍が襲ってくる。いよいよ窮地になると、砂漠に神の炎が燃え盛り、エジプト軍を阻止することから来ている。地道に耐えていれば、何時かは、開かれることを経験している。


 みんなの日記で、他の人が課長になり、嘆いているのを見たことがある。それは、気の毒だと思う。しかし、大体において、昇進などというのは、殆ど、偶然にしかないのが実情ではないか。


日経新聞の「私の履歴書」はよく見ている。出世の話である。しかし、それはかなり、偶然そうなったと考える。それなりの実力や努力も有ると思うが、それ以上に「幸運」に巡りあったのである。まあ、しかし、一概にこうとも言えないが、それでは運とは関係無いかと問われれば、必ずしも、そうとも言い切れない。まことに人生とは、こうだと言い切れない。

 こんな、はっきりしない事であるが、人生に於いて、この「力を蓄える」とか、未来に備えて、「力を温存する」ということは、老後の事を考えれば重要である。それは、その次に備えて準備することでもある。


具体的には、こんな事が挙げられよう。

1 健康であること。

2 自己開発をすること。
3 少しでもよいから、貯蓄をすること。
4 思い切った行動に出ないこと。

であろう。

  ここで、この4の、思い切った行動に出ず、重要な決断をしないことは、極めて重要である。過去を考え、現在が有り、未来を考え、未来を予想して、今、目の前にある仕事を、不満でもこなしていく。サラリーマンには、こんな事が求められる。私の場合は、「何としても定年退職金は貰ってやる」のだだ、一つの希望だけで、仕事をしてきた。こんな場所、辞めてやるという行動に出なかった。ひたすら我慢して、給料だけは貰ってきた。その事が、今になって贅沢は出来ないが、また、するつもりもないが、良かったと思う。

サラリーマンで辛い、環境にある人の参考になればと考えております。

また、株式投資においては、分散投資であろう。思い切った行動に出ないことである。









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