月影 隼人さんのブログ
今更だけどね
[ロンドン 6日 ロイター] - 中国の経済成長率は実際どの程度なのか──。
こんな疑問を抱くアナリストらが試算したところ、中国国内総生産(GDP)伸び率は公式統計の半分、もしくはさらに低い水準であるかもしれないことが分かった。
ロンドンに拠点を構える独立系調査会社ファゾム・コンサルティングのエリック・ブリトン氏は「中国の公式統計はファンタジーだと考えており、真実に近いということもない」と話す。
同社は昨年、公式GDPの予想を公表するのをやめ、実際の成長率とみなす数値を公表することを決めた。それによると、今年の中国成長率は2.8%、2016年はわずか1.0%にとどまると予想している。
内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した米外交公電によると、現在は中国首相を務める李克強氏が、遼寧省党委書記を務めていた数年前、中国のGDP統計は「人為的」であるため信頼できないと語ったとされる。ファゾム・コンサルティングは、李克強氏が当時、遼寧省の経済評価の際に重視するとした電力消費、鉄道貨物量および銀行融資の3つのデータを基にした、全国レベルのシンプルな指標を公表している。
それによると、実際の成長率は3.2%であることが示唆されている。鉄道貨物量の減少、トレンド成長を下回る電力消費を反映し、示唆された成長率は2013年終盤以降、公式統計から大幅にかい離している。
国家統計局にコメントを求めたが、回答はなかった。
http://jp.reuters.com/article/2015/08/07/china-economy-data-idJPL3N10I27X20150807
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不況期でもその程度のリアル成長率になるのは、今の日本には脅威。
日銀が普通に金融政策をやってくれればそうでもないのですが。
jojuさん
中国は7%成長が最低ラインらしいですから・・・
地方の統計を中央も信じていないし、人民も統計など信じていないそうですから問題無いのかもしれませんね~~