ヒロろんさんのブログ
本日の市況
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【1】今日の相場 **
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◎日経平均
20460.90(- 27.29)▼0.13%
◎TOPIX
1667.06(- 6.83)▼0.41%
◎売買高概算 23億3232万株
◎売買代金概算 2兆4544億円
◎時価総額 598兆2579億円
◎値上り銘柄数 773
◎(年初来)新高値 110
◎値下り銘柄数 954
◎(年初来)新安値 5
◎変わらず 158
◎騰落レシオ(25日)
109.77%(前日比1.63%低下)
◎サイコロ(日経平均) 9勝3敗
○○○○○○○○●●○● 75.0%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+1.97%
75日線比+4.71%
◎為替
(対 ド ル)124.51(前日比0.23円安)
(対ユーロ)139.89(前日比0.04円高)
◎出来高上位
1.みずほ <8411>
264.2円(- 4.9円)23623万株
2.東電 <9501>
713円(+ 3円)20905万株
3.三菱UFJ<8306>
906.4円(- 17.9円)10428万株
4.シャープ <6753>
171円(- 1円) 5018万株
5.ユニチカ <3103>
60円(- 2円) 4264万株
◎売買代金上位
1.東電 <9501>
713円(+ 3円) 1464億円
2.三菱UFJ<8306>
906.4円(- 17.9円) 945億円
3.日経レバE<1570>
18010円(- 30円) 842億円
4.みずほ <8411>
264.2円(- 4.9円) 625億円
5.トヨタ自 <7203>
8470円(- 57円) 491億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り890万株 買い1310万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が27円(0.13%)安の2万0460円で取引終了です。
昨晩のNYダウが170ドルの大幅安となったことを受けて朝方から幅広い銘柄に売りが先行。10:16には下げ幅が125円となる場面がありました。ただ、下値では引き続き先高期待からの押し目買い意欲は根強く、売り一巡後は徐々に下げ幅縮小。もっとも週末とあって、加えて日本時間今夜に注目の5月の米雇用統計の発表を控えて積極的に上値を買う動きは限定的。小幅安での引けとなっています。売買代金は概算2兆4544億円、上海総合指数は76ポイント(1.5%)高の5024と5000を突破しています。
業種別では、陸運、空運、食品、精密などが高く、銀行、石油、商社、証券、海運などが下げています。
個別銘柄では、介護用品を手掛けるピジョンが85円高の3520円と年初来高値を更新するなど介護関連の一角が上昇。中部や関西を地盤に介護用品事業を手掛けるトーカイも195円高の4590円と値を飛ばしています。
日本創成会議が昨日、高齢化が進む東京都と周辺3県では介護施設が不足するため、施設に余裕がある地方への移住などの対策を提言。高齢者向け施設や介護人材の確保を急ぐ考えであり、介護サービスの充実に対する期待から買いが入っています。
富士急行が60円高の1218円、京成電が41円高の1451円、JR東日本が275円高の1万1315円、JR西日本が166円高の7474円、東急電鉄が19円高の824円となるなど陸運株が軒並み高。
政府が2020年に訪日外国人2000万人、消費額は4兆円に倍増、地方の免税店も2万店に増やす目標を打ち出しており、関連銘柄として物色の矛先が向かっています。韓国で中東呼吸器症候群(MERS)が拡大の兆しを見せる中、韓国旅行を取りやめて日本に目的地を変える外国人旅行客が増えるのではないかとの思惑も働いています。
アジア中心に「Gショック」絶好調のカシオが72円高の2409円と値を飛ばしています。大量保有報告書でJPモルガン・アセット・マネジメントなど米資産運用大手が1426万株を保有していることが明らかとなり、もう一段の買い増しを期待した買いが入っています。
中国事業拡大で好業績の良品計画が300円高の2万0930円と値を上げています。「無印良品」で販売する衣料品などを中国で値下げすると報じられ、市場規模の大きい中国での販売競争力が高まり、販売増へ繋がるとの期待から買いが入っています。
その他、中国自動車部品大手の子会社へのリチウムイオンバッテリー向けセパレーターの供給契約延長で合意したと発表のダブル・スコープが118円高の1234円、NTTドコモとロボット共同開発で10月発売のタカラトミーが30円高の707円、中部地区で食品スーパーやドラッグストア、ホームセンターを展開のバローが138円高の2769円と値を飛ばしています。
本日の新高値銘柄は、日鉄鉱、コムシス、三井製糖、日本粉、カゴメ、トヨタ紡、KLab、ロート、住阪セメ、大紀アルミ、森精機、マブチモーター、ピジョン、松屋・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[ドイツ証券]
据置き A
(6902)デンソー 6,400→ 7,100円
据置き A
(6923)スタンレー電気 3,000→ 3,300円
据置き A
(8306)三菱UFJFG 925→ 1,090円
据置き A
(8316)三井住友FG 6,100→ 6,850円
据置き B
(8411)みずほFG 247→ 305円
[UBS証券]
据置き A
(5929)三和HD 950→ 1,200円
据置き A
(6592)マブチモーター 7,400→ 9,100円
据置き A
(7943)ニチハ 1,700→ 2,100円
[ゴールドマンS証券]
据置き A
(4555)沢井製薬 7,850→ 8,250円
据置き A
(6471)日本精工 2,160円
引下げ B→C
(4581)大正製薬 7,200→ 7,100円
[野村証券]
据置き A
(9984)ソフトバンク 10,730→ 9,890円
[三菱UFJMS証券]
据置き A
(4204)積水化学 1,900→ 2,200円
据置き C
(4523)エーザイ 3,500→ 3,200円
[みずほ証券]
引上げ B→A
(6622)ダイヘン 580→ 760円
据置き A
(7259)アイシン精機 4,800→ 6,400円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】酒田五法「三山」 **
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酒田五法とは、江戸時代の米相場で活躍した本間宗久が確立し、今に伝えられるテクニカル分析の古典です。
本間宗久はローソク足の組み合わせにより、売り場・買い場を読む五つの法則を編み出しており、それが現在においても使われています。ちなみに相場解説等で「三尊天井」「明けの明星」などと言われるローソク足の形は、この酒田五法に基づくものです。
酒田五法における五つの法則とは、「三山」「三川」「三空」「三兵」「三法」と言われるローソク足の組合せで、今回はその中の「三山」をご紹介させていただきます。
【三山】
「三山とは大天井の体型を表す線にして、底値より波乱を繰り返しながら順次上進して高値より下押す。これを三度同じ運動を繰り返すという体型にして、大天井となるものなれば、断固売り放つを良しとす。」
これは、いわゆる長期上昇の後に出る「三尊天井」です。典型例としては、真ん中の山が最も高く、左右(両肩)の高値は最高値よりやや低く同水準にとどまり、三つの山を形成します。
ちなみに三尊とは仏像の配置からきており、中央に釈迦なら両脇が文殊・普賢の両菩薩。阿弥陀三尊の場合は阿弥陀・観音・勢至。薬師三尊では薬師・日光・月光との組み合わせです。
トリプルトップ型の典型であるこの形は海外でも「ヘッド&ショルダーズ」と称し、同じく天井形成のパターンとされています。
なお、これと反対の形が長期下落の後に出る「逆三尊」型となり、大底形成のシグナルとされます。
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【4】本日の経済指標等の結果 **
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◎4月の景気動向指数速報
一致指数
(予想)1.5ポイント上昇
(結果)1.9ポイント上昇
先行指数
(予想)1.3ポイント上昇
(結果)1.2ポイント上昇
※景気の基調判断は「改善を示している」で据え置き
政府は2020年までに訪日外国人を2000万人に増やすことを目標に掲げていますが、新たな行動計画として2000万人を達成する年に訪日客の消費額を4兆円に倍増させる方針を示しました。尚、2014年の訪日客数は1341万人で、消費額は2兆0278億円でした。ちなみに、訪日客数2000万人の目標は2020年よりも前に達成する可能性大です。本日の相場は全般軟調でしたが、さらなる収益増加への期待でレジャーやホテル、百貨店などインバウンド関連銘柄の一角に改めて物色の矛先が向かいました。