ヒロろんさんのブログ

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概況


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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      

18162.99(+121.45)△0.67%


□ナスダック       

5106.59(+ 73.84)△1.47%


□S&P500      

2123.48(+ 19.28)△0.92%

□ダウ輸送株       

8444.32(+ 93.82)△1.12%


□半導体株(SOX)    

742.35(+ 27.60)△3.86%

□NY原油先物(7月限)   

57.51(- 0.52)


□NY 金先物(6月限) 

1185.60(- 1.30)

□バルチック海運指数    

587   (+  3)

□為替      

(対ドル)123.69(前日比0.71円安)
        

(対ユーロ)134.83(前日比0.55円安)

□CME日経225先物 

20635(+155)※大阪先物比



 27日のNY株式市場は3日ぶりに反発。ナスダック指数は約1カ月ぶりに過去最高値を更新しました。


 この日は経済指標の発表はありませんでしたが、前日の大幅安の反動で買いが先行。ギリシャの債務問題を巡り合意が近いとの期待で欧州株が軒並み高となりNY市場にもリスクを取る動きが波及しました。

 宝飾大手のティファニーの決算は減収減益でしたがドル高の影響を除けば増収だったことや業績見通しを据え置いたことが好感され同社株は朝方から急上昇。通信向け半導体のアバゴ・テクノロジーズが同業のブロードコム買収で協議していると伝わり、業界再編の思惑から半導体関連株が軒並み上昇したことなどで投資家は物色意欲を強め、幅広い銘柄に買いが広がりました。

 主要3指数は揃って3日ぶり反発。ハイテク株の比率が高いナスダック指数は終盤にかけて上げ幅を拡大し、4月24日につけた過去最高値を約1カ月ぶり更新しました。

 S&P業種別指数は、エネルギーを除く9業種が上昇。テクノロジーを筆頭にヘルスケア(医薬品等)や金融などの上昇が目立ちました。


 個別銘柄では、ティファニーが10%高と急伸。身売り観測でブロードコムが21%高と急騰。アバゴが約8%高。エヌビディアやサンディスク、ザイリンクス、アルテラなど半導体関連株は軒並み高となりました。マイクロソフトやアップル、フェイスブック、グーグル、ギリアドやバイオジェンなどナスダック上場の主要銘柄が買われ、指数を押し上げました。

 一方、原油安でエクソンモービルなどの石油株が軟調に推移。慎重な業績見通しを発表した高級服飾のマイケル・コースが24%安と急落し、高級皮革製品のコーチも下落。冴えない決算を発表した住宅建設のトール・ブラザーズも値を下げました。

 ダウ構成銘柄では、マイクロソフト、アップル、インテル、ビザ、ゴールドマン・サックスなどが上昇した一方、ナイキやエクソンモービルなどが軟調でした。


 NY原油先物(WTI)は3日続落。NY金先物は4日続落。ドル建ての商品(コモディティ)はドル上昇で割高感が強まり、売りが出やすくなっています。




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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は35円高で9日連続高。年初来高値および約15年1カ月ぶりの高値を連日更新です。

 上海株も上昇が続き7日続伸。年初来高値を連日更新し、約7年4カ月ぶりの高値水準となっています。

 欧米の株も軒並み上昇。NY市場では半導体関連株が軒並み高となり、ナスダック指数は約1カ月ぶりに過去最高値を更新しました。

 為替市場では、円が対ドルで一時124円09銭近辺にまで下落し、07年6月22日以来、約7年11カ月ぶりの円安・ドル高水準を付けました。尚、サブプライム・ショック直前につけた円の安値は07年6月22日の124円14銭です。

 CME日経225先物(円建て)は2万0635円で、昨日の東京市場の日経平均終値2万0472円と比べ160円ほど高い水準となっており、年初来高値を連日更新の見込みです。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万0833円 ITバブル時の最高値(2000年4月12日)


 2万0635円 CME日経先物


 2万0500円 心理的節目


☆2万0472円 昨日終値


 2万0358円 5日線


 2万0278円 窓下限(5月22日高値)



◆本日の予定は、

◎週間の対外及び対内証券売買契約等の状況(8:50発表)
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 本日は5月17~23日分が発表されます。ちなみに5月10日~16日の海外投資家は1873億円の買い越しでした。



◎4月の商業動態統計(8:50発表)
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 商業動態統計では小売業販売額が示されます。ちなみに3月の小売業販売額は、前年の駆け込み需要の反動で前年同月比9.7%減でしたが、4月は5%台の増加が見込まれています。



◎週間の投資部門別株式売買状況(15:00発表)
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 本日は5月第3週(5月18日~22日、日経平均531円高)のデータが 発表されます。

 ちなみに5月第2週(5月7日~8日、日経平均152円安)は、個人投資 家が1820億円の売り越し、海外投資家は1024億円の買い越しでした。



 その他、4月の自動車各社の生産・販売実績、4月の建設機械出荷額などの発表が予定されています。海外では、週間の米新規失業保険申請件数、週間の米石油在庫統計、4月の米仮契約住宅販売指数の発表があります。





◎主な決算発表
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 15:30 日本駐車場開発(2353)

 16:00 パーク24(4666)


 上記の他、本日は生保決算の集中日となっています。



◆その他のトピックは、中小通販向け即日配送提供・ヤマト、車の自動運転や農業の自動化に重点配分・科学技術戦略案、日銀が自己資本積み増し、5月の月例報告は基調判断据え置き・消費と住宅建設を上方修正、信用評価損益率が2週連続改善・マイナス幅は9カ月ぶり小ささ、USJが9月にも再上場へ、アジアで白物家電の高級機種拡販・パナ、ソフトバンクが訪日客にWi-Fi開放。

 昭和電工がウエラブル機器のタッチパネル向け新素材量産、日東電工は肝硬変患者向けバイオ薬の治験を来月から、全国のホテルにベッドレンタル・フラベッド、良品計画3~5月の営業益最高に、クスリアオキ5月度の既存店売上高23%増、TOKAIが東電との業務提携の検討開始、池田泉州HDが株主還元策を強化。

 アインファマ前期最終8期連続最高益・増配へ、東和フードの今期経常3割増益、アクトス株とUEX株の日々公表銘柄指定を解除、ハウスドゥ株、GMOペポパ株、日ダイナミク株、ワットマン株を日々公表銘柄に指定、あらた株式併合と単元株変更で最低投資額半分に・・・等々。



◎明日の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 29日(金)


 4月の全国消費者物価指数
       

 4月の家計調査
       

 4月の完全失業率
       

 4月の有効求人倍率
       

 4月の鉱工業生産速報
       

 4月の住宅着工戸数
       

 5月の米消費者態度指数(確報値
       

 1~3月期の米GDP改定値
       

 5月の米シカゴ購買部協会景気指数



◆今日の高島暦 

 < 相場の波動 > 吹き値売りの日

 <相場高低判断> 下げそうに見えて上る




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