ヒロろんさんのブログ

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本日の市況


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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  

20472.58(+ 35.10)△0.17%


◎TOPIX  

1661.33(+  1.76)△0.11%

◎売買高概算   25億5180万株
◎売買代金概算   2兆7725億円
◎時価総額   595兆6547億円

◎値上り銘柄数 948  

◎(年初来)新高値 175
◎値下り銘柄数 804  

◎(年初来)新安値  11
◎変わらず   129


◎騰落レシオ(25日)

104.34%(前日比1.15%低下)

◎サイコロ(日経平均)11勝1敗 

○○●○○○○○○○○○ 91.7%

◎カイリ率(日経平均) 

25日線比+2.87% 

75日線比+6.16%

◎為替  

(対 ド ル)123.03(前日比0.51円安)
     

(対ユーロ)134.23(前日比0.69円安)

◎出来高上位

1.みずほ  <8411> 

256.0円(+  6.0円)30654万株


 2.東電   <9501>  

666円(+   21円)19244万株


 3.新日鉄住金<5401> 

341.1円(+  5.3円) 8499万株


 4.三菱UFJ<8306> 

896.6円(-  4.2円) 8494万株


 5.双日   <2768>  

320円(+   14円) 6672万株

◎売買代金上位

1.日経レバE<1570>

18030円(+   20円) 1386億円


 2.東電   <9501>  

666円(+   21円) 1263億円


 3.みずほ  <8411> 

256.0円(+  6.0円)  777億円


 4.三菱UFJ<8306> 

896.6円(-  4.2円)  763億円


 5.トヨタ  <7203> 

8496円(+   45円)  689億円


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1260万株 買い2100万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が9日連続高、前日比35円(0.17%)高の2万0472円で取引終了です。昨晩のNYダウが190ドルの大幅安となったことを受け、加えて連日の上昇で警戒感も意識され、朝方は売りが先行。寄付き直後は74円安まで下押しする場面がありました。

 ただ、下値を売り込む動きは見られず、下値では先高期待からの押し目買いが優勢となってすぐにプラスに浮上。円相場が1ドル=123円台の円安に進行したことも支援材料となり、富士重工が上場来高値を更新するなど輸出関連中心に買いが入って9日連続高での引けとなっています。尚、バブル崩壊後で9日連続高となったのは今回を含めて4回。10日連続高は1986年8月7~20日に遡ります。売買代金は概算2兆7725億円、上海総合指数は7日連続高で30ポイント(0.6%)高の4941です。

 業種別では、非鉄、繊維、自動車、電機、機械、鉄鋼などが高く、海運、医薬品、不動産などが下げています。

 個別銘柄では、TDKが一時1万円ちょうどまで上昇、7年7ヶ月ぶりとなります。終値は220円高の9850円です。円相場が対ドルで1ドル=123円台で推移する円安基調を好感した買いが入っています。円安を追い風にした業績寄与が期待され、村田製も600円高の2万0370円、パナソニックも13円高の1834.5円と値を上げています。

 富士重が195円高の4689.5円と値を上げて上場来高値を更新。円相場が1ドル=123円台まで下落し、輸出採算の改善を期待した買いが入っています。自動車株は総じて買われていますが、富士重の上げは4%超と際立っています。16年3月期は最終減益を見込む自動車メーカーもある中、同社は29%増と大幅な増益を計画しています。

 創薬ベンチャーのカイオムがストップ高で150円高の1081円となっています。昨日に子会社のリブテックががん治療用抗体に関し、抗体医薬品の研究開発を手掛けるスイスのADCセラピューティック社とオプションライセンス契約を結んだと発表。契約一時金を受け取るほか、開発の進捗状況に応じて総額約90億円を得ることができる仕組みであり、収益拡大を期待した買いが膨らんでいます。

 三菱瓦斯化学が20円高の728円と値を上げて昨年来高値更新。昨日の引け後に、1000万株を上限に自己株式を取得すると発表し、株主還元の強化を好感した買いが入っています。自社株買いは発行済み株式総数の2.21%に相当する規模で取得価額の総額上限は90億円、27日から7月31日までの間に市場で買い付けます。

 その他、羽田空港で給油施設運営の三愛石油が31円高の813円、真珠トップのTASAKIが153円高の2935円、配管の簡易接続器具である迅速流体継ぎ手最大手の日東工器が155円高の2665円。

 キーセットなど自動車電装品製造のユーシンが自社株消却発表で40円高の821円、「ドーミーイン」の名でビジネスホテルを展開する共立メンテナンスが320円高の6720円、下水道向けヒューム管首位の日本ヒュームが自社株買い発表で20円高の833円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、清水建、前田道、大和ハ、双日、マツキヨ、電化、新日鉄住金、東芝機械、牧野フ、森精機、パナソニック、TDK、村田製作、富士重工、三井物、山九、東電・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 引上げ B→A

(5401)新日鉄住金   330→  400円


 据置き   A

(5406)神戸製鋼所   320→  360円


 据置き   A

(5411)JFE   3,400→ 3,700円

[UBS証券]
 据置き   A

(1928)積水ハウス   1,900→ 2,300円


 据置き   A

(4005)住友化学    750→  800円


 据置き   A

(5401)新日鉄住金    410→  420円


 据置き   A

(5802)住友電工   1,670→ 2,100円


 据置き   B

(5406)神戸製鋼所    230→  240円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A

(6465)ホシザキ電機   8,500円

[野村証券]
 据置き   A

(7259)アイシン精機    4,800→ 6,200円


 据置き   A

(8830)住友不動産     5,250→ 6,140円


 据置き   A

(9843)ニトリ      10,000→11,500円

[SMBC日興証券]
 引上げ B→A

(1969)高砂熱学工業    1,690→ 1,650円


 据置き   A

(6902)デンソー      6,000→ 6,800円


 据置き   A

(7259)アイシン精機    5,100→ 6,100円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A

(6103)オークマ   1,470→ 1,510円


 据置き   A

(6104)東芝機械   530→  620円


 据置き   A

(6135)牧野フライス    1,460→ 1,490円


 据置き   A

(7733)オリンパス     6,340→ 6,900円


 据置き   A

(8184)島忠  3,100→ 3,300円


 据置き   A

(9616)共立メンテナンス  6,690→ 8,280円

[みずほ証券]
 据置き   A

(7747)朝日インテック   7,800→ 9,000円


 引下げ A→B

(8593)三菱UFJリース   670→  700円

[大和証券]
 据置き   2

(1808)長谷工コーポ    1,350→ 1,800円


 据置き   2

(5929)三和HD  950→ 1,200円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】マクロとミクロ                       **
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 経済動向を解説する際に「マクロ」と「ミクロ」という言葉がよく使われます。

 例えば、「マクロ経済指標が・・・・」とか「ミクロ的には回復傾向が見られる・・」といった具合です。

 「マクロ」とは巨視的とか総合的といった意味であり、経済学的には、国民所得や設備投資、消費・輸出入といった社会全体の流れを把握し、経済全体に関わる問題を分析することを指しています。マクロ経済指標としては、GDP統計や貿易統計、失業率、鉱工業生産指数などがあります。

 それに対して、微視的という意味の「ミクロ」は、経済学で言う場合、個々の企業の業績や個人の消費動向に着目します。

 ミクロ的な変化はマクロ的な変化に先んじて表れるものです。もちろん、現状認識にはどちらも重要な要素となります。





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【4】本日の経済指標等の結果                   **
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◎1~4月の中国工業企業利益
 
 1~4月期の利益は前年同期比1.3%減でしたが、4月単月では2.6%増で、昨年9月以来の増加に転じています。



◎給油所のガソリン価格

 25日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は前週比0.6円上昇の1リットル142.7円で、5週連続の値上がりとなっています。




 大型テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)を運営するユー・エス・ジェイが東京証券取引所への再上場を計画していると報じられています。時期は9月頃で、再上場すれば時価総額は6000億円を超えると見込まれています。パーク優待券などの株主優待があれば人気も上がりそうです。ちなみに、USJは07年に東証マザースに上場し、経営不振から09年に上場廃止となった経緯があります。




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