ヒロろんさんのブログ
本日の市況
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】今日の相場 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
◎日経平均
20202.87(+ 6.31)△0.03%
◎TOPIX
1646.80(+ 3.40)△0.21%
◎売買高概算 25億2498万株
◎売買代金概算 2兆7999億円
◎時価総額 590兆7943億円589兆9358億円
◎値上り銘柄数 725
◎(年初来)新高値 210
◎値下り銘柄数 1033
◎(年初来)新安値 8
◎変わらず 124
◎騰落レシオ(25日)
103.68%(前日比0.43%低下)
◎サイコロ(日経平均)10勝2敗
○●○○○○●○○○○○ 83.3%
◎カイリ率(日経平均)
25日線比+1.93%
75日線比+5.59%
◎為替
(対 ド ル)121.06(前日比0.11円安)
(対ユーロ)134.39(前日比0.13円安)
◎出来高上位
1.東電 <9501>
586円(+ 37円)28858万株
2.みずほ <8411>
248.8円(+ 2.7円)26768万株
3.三菱UFJ<8306>
906.8円(+ 8.1円)12115万株
4.シャープ <6753>
165円(- 2円) 6639万株
5.野村 <8604>
818.8円(+ 8.8円) 4981万株
◎売買代金上位
1.東電 <9501>
586円(+ 37円) 1711億円
2.日経レバE<1570>
17520円(- 60円) 1544億円
3.三菱UFJ<8306>
906.8円(+ 8.1円) 1102億円
4.みずほ <8411>
248.8円(+ 2.7円) 664億円
5.トヨタ <7203>
8423円(+ 18円) 445億円
◆相場概況
外国証券の寄付前の注文状況・・・売り990万株 買い1130万株
本日の東京マーケットは日経平均株価が5日連続高、前日比6円(0.03%)高の2万0202円と連日で年初来高値を更新して取引終了です。2000年4月以来15年ぶりの高値水準です。5日間の上げ幅は632円となります。
昨晩のNYダウは26ドル安でしたが、円相場が1ドル=121.20円前後と121円台の円安に進行したことを好感して朝方から幅広い銘柄に買いが先行。12:38には上げ幅が124円となって2万0320円まで上昇する場面がありました。ただ、買い一巡後は連日の上昇に対する警戒感が意識され、加えて明日の日銀金融政策決定会合の結果を見極めたいとして買い手控え気分が強まり、引けにかけては上げ幅を縮小しています。売買代金は概算2兆7999億円、上海総合指数は83ポイント(1.8%)の大幅高で4529です。
尚、東証が本日発表した5月第2週(11~15日)の投資家別株式売買動向を見ますと、外国人は2週連続で買い越しで買越額は1024億円(前週は584億円)。個人は2週連続で売り越しで売越額は1820億円となっています。年金基金の売買動向を映す信託銀行は7週連続で売り越しで売越額は274億円です。
業種別では、保険、非鉄、紙パ、銀行、電力ガスなどが高く、空運、海運、水産、医薬品、精密などが下げています。
個別銘柄では、住友精密が4日連続高で32円高の492円と値を飛ばしています。航空機エンジン世界大手の英ロールス・ロイスから主要部品を受注したと報じられ、大口の需要が見込める取引先の確保による収益拡大を期待した買いが入っています。受注したのは同社が2割強の世界シェアをもつエンジン冷却の「熱交換器」で、17年に就航する欧州エアバスの新型旅客機のエンジン向けです。
損保ジャパンが308円の大幅高で4493円と上場来高値を更新。昨日に好業績と増配、自社株買いを発表し、好感した買いが継続しています。業種別では保険セクターが値上がり率トップでMS&ADも199円高の3880円と値を上げています。
東京電力が37円高の586円と値を飛ばして連日で昨年来高値更新。タイ発電公社と液化天然ガス(LNG)の共同調達に乗り出すと報じられ、コスト競争力の向上への期待や海外展開を評価する買いが入っています。出来高は2億8858万株と大きく膨らんでいます。
九州地盤の医療機器販売会社の山下医科器械がストップ高で400円高の2170円。2015年5月期の連結業績と年間配当の予想をそれぞれ上方修正し、好感した買いが集まっています。当期純利益計画を従来の1億7100万円から3億6300万円、これまで20円としてきた年間配当予想を40円に引け上げています。
本日の新高値銘柄は、東急建、コムシス、前田道、大和ハウス、日本M&A、森永菓、キリン、関東電化、電通、TOTO、住友電工、ミネベア、三菱電、マブチモーター、パナソニック、浜ホト、三菱重工、スズキ、富士重、三菱UFJ、東電・・・等々です。
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】主な投資判断 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
[ドイツ証券]
据置き A
(7276)小糸製作所 4,500→ 5,100円
引下げ A→B
(7532)ドンキホーテ 8,600→ 9,800円
[JPモルガン証券]
引下げ B→C
(4062)イビデン 1,950円
[野村証券]
引上げ B→A
(6752)パナソニック 1,750→ 2,100円
引下げ A→B
(6645)オムロン 6,300→ 6,000円
据置き A
(6361)荏原 660→ 790円
据置き A
(8242)H2Oリテ 2,300→ 2,600円
[SMBC日興証券]
据置き A
(2815)アリアケJP 5,120→ 5,540円
据置き A
(7988)ニフコ 4,600→ 5,400円
[三菱UFJMS証券]
据置き A(9065)山九 700→ 792円
[みずほ証券]
据置き A
(2871)ニチレイ 750→ 840円
据置き A
(9989)サンドラッグ 6,500→ 7,300円
[大和証券]
引上げ B→A
(8801)三井不動産 4,000→ 4,400円
据置き A
(8802)三菱地所 3,400→ 3,200円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】ヘッジファンドの投資手法 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
一口に投資と言いましてもやり方は様々ですが、今回はヘッジファンドが使う代表的な手法をいくつかご紹介させていただきます。
ちなみに「ヘッジ」という言葉は「(損失などを)防ぐ」という意味で、一般的にヘッジファンドは、集めた資金を運用し、相場の上げ下げに関わらず収益の確保を狙います。
もちろん相場の局面によって収益を上げやすい手法は異なりますが、以下はヘッジファンドの代表的な手法として知られています。
◎ロング・ショート(株式)
割安な株を買い、割高な株を空売り
(買いの額が売りの額を上回るケース)
◎マーケット・ニュートラル(株式)
割安な株を買い、割高な株を空売り
(ほぼ同額の売りと買いの組み合わせで、市場に対しては中立)
◎イベント・ドリブン(株式)
M&A(合併・買収)などを手がかりに投資
◎アービトラージ(転換社債)
転換社債を買い、現物株を空売り
◎グローバル・マクロ
経済予測に基づいて株式や債券、為替、不動産などに投資
◎マネージド・フューチャーズ
株、債券、商品などの先物に投資
◎ディストレスト
破綻企業(債権)に投資
◎マルチ・ストラテジー
上記にあるような戦略を複数組み合わせ
ヘッジファンドも破たんするように万全な方策などはありませんが、アイディアしだいで様々なやり方があるということです。
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【4】本日の経済指標等の結果 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
◎週間の対外及び対内証券売買契約等の状況
5月10~16日分
海外投資家 +1873億円(+714億円)
◎週間の投資部門別株式売買状況
5月第2週(5月11日~15日、日経平均353円高)
個人投資家
-1820億円(-392億円)※2週連続売り越し
海外投資家
+1024億円(+584億円)※2週連続買い越し
信託銀行
- 274億円(-110億円)※7週連続売り越し
※マイナスが売り越しで、プラスが買い越し、カッコ内は前週の状況。