馬並次郎さんのブログ

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6月29日・・・

6月29日は、私の兄の命日です。
平成6年の今日、交通事故で行ってしまいました・・・
トンネルの中で正面衝突でした
原因は、対向車がスピードの出しすぎで
ハンドルを取られて、スピン…
そのまま対向車線に出て、衝突しました
兄にはどうすることも出ずに・・・
その知らせを聞いたのは夜中の12時頃で
もちろん私は寝ていました・・・
電話のベルで起こされて「こんな夜中にいったい誰…?」
電話の相手は父親でした・・・
  「兄ちゃんが、交通事故にあった…もう・・・。」
  『ちょっと待って・・・また電話する・・・。』
なぜか電話を切った・・・
妻が「どうしたの?だれ?」 
   『お父さん…兄ちゃんが交通事故起こしたらしい…』
  「どうして、電話なんで切ったん?」
  『分からん・・・。』すぐに掛けなおして病院へ…
そして・・・実家に・・・
その時は、涙は出ませんでした
それから『とりあえず、一回家に帰る・・わ』
当時、私は実家から30kmほど離れた所に住んでいました
家に帰り、妻に伝え(妻は妊娠中でした)
とんぼ返りで実家に向かう途中
車が運転できなくなるほど涙が出て
車を道端に止め泣いたのを憶えています
あまり仲のよかった兄弟ではなかったのですが
  (悪くも無く、お互いあまり関心が無かったのでは…)
6歳離れていたせいか遊んだ記憶もあまり無く
気分的には一人っ子でしたが、流石に泣きました
今は本当に“生きていてほしい”と思っています
“頼りになるんだろうな~兄弟って・・・”そんな感じ
それから2週間後、息子が生まれました
兄の生まれ変わりかな?と思っています
それから数年たった時の
ちょっとミステリーな話があるんです・・・。
私はパン屋をやってまして
オーブンの上に新聞紙を置いてたんです
(上火を抑える時に使うため)
その新聞紙が乾燥してボロボロになったから新しいのに
変えようとした時小さく千切れた新聞がひらひら・・・
その切れ端に兄の交通事故の記事が乗っていたんです
背筋が凍りました、兄からのメッセージだと思ています
“後のことは頼んだぞ!”って・・
まだまだ応えられていません・・・応えられるでしょうか?
『兄ちゃん、腹も立つでしょうが見守っていてください
                頼りない弟を・・・。』

二人きりの兄弟でした・・寂しいですね~
今朝、墓参りに行きました・・
じいちゃんは散歩中でした・・     合掌
3件のコメントがあります
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    mokuさん
    2008/6/29 18:48
    ときどき何かで行き詰まったりしたら、『あの人だったらこうするだろうナ』とか、思い出すようにしています。それでうまくいったらその人が生きることになるんじゃないかな、と思って。

    妹殊に哀れがりけり虎が雨
    (三宅嘯山)
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    jojuさん
    2008/6/29 19:40
    わたしのー、お墓のまーえで、泣かないでください~、、そこにー、わたしはーいません、、

     人間、死んでも、この世から消え去るわけではないです。
     土になり、空気になり、水になり、、で自然に還元されていくだけ
     で、再び、いろいろな生き物の体の一部になっていく。 確率的にはウイルスや細菌からやり直す部分が多くなりますが、他の人間の脳細胞に変わったりするものもあるでしょう。

     人間の体は日々、細胞レベルでは入れ替わっていて、概ね半年もしないうちにそっくり別モノになるそうです。 そういうふうに流れ流れて、別モノに入れ替わりつつ、ずっと同じ形態を保つのが、生命の面白いとこらしい。

    、、と自然の摂理(宗教でも何でもない科学的事実)に思いをはせると、悲しんだり、後ろ向きに生きるのはアホらしくなってきます、私の場合。
     たぶん、死んだ人の体は、ちりじりになって、今頃、あちこちの別の生き物の体に変わって、生命を謳歌してますから。

     
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    馬並次郎さん
    2008/6/30 15:12
    mokuさん,jojuさん>こんにちは・・・
    そうですよね・・今、少し弱気になってるのかもしれません
    本来、“わが道を行く”タイプなんですが・・・
    コメント、有り難うございました!
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