ヒロろんさんのブログ

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本日の市況


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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  
19312.79(+277.95)△1.46%

◎TOPIX  
1554.17(+ 25.18)△1.65%

◎売買高概算   23億8772万株
◎売買代金概算   2兆7909億円
◎時価総額   559兆8207億円

◎値上り銘柄数 1535  
◎(年初来)新高値 96
◎値下り銘柄数  247  
◎(年初来)新安値 28
◎変わらず     95

◎騰落レシオ(25日) 
97.96%(前日比1.96%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 
○●○○●○●●○●●○ 50.0%

◎カイリ率(日経平均) 
25日線比+0.69%  
75日線比+6.63%

◎為替  
(対 ド ル)119.57(前日比0.32円高)
     
(対ユーロ)129.22(前日比0.30円安)

◎出来高上位

1.レナウン <3606>   
237円(+   34円)21761万株

2.みずほ  <8411> 
214.4円(+  3.8円)14913万株

3.三菱UFJ<8306> 
773.0円(+ 24.3円)10008万株

4.新日鉄住金<5401> 
294.8円(-  3.8円) 5839万株

5.ユニチカ <3103>    
56円(±    0円) 3318万株

◎売買代金上位

1.日経レバE<1570> 
16220円(+  420円) 2100億円

2.トヨタ自 <7203>  
8377円(+  141円)  848億円

3.三菱UFJ<8306> 
773.0円(+ 24.3円)  770億円

4.レナウン <3606>   
237円(+   34円)  529億円

5.ソフトBK<9984>  
6995円(+   67円)  426億円



◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1130万株 買い910万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比277円(1.46%)高の1万9312円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは77ドル安でしたが、日本株は直近の下げで過熱感が薄らいでおり、朝方から押し目買いが優勢。ゆうちょ銀行が株式や外国債券への投資を増やして2017年度に現状より3割多い60兆円とする計画と報じられたことも買い安心感を誘い、14:06には上げ幅が399円となる場面がありました。ただ、明日に注目の3月の米雇用統計の発表を控え、引けにかけては幾分上げ幅を縮小しています。売買代金は概算2兆7909億円、上海総合指数は15ポイント(0.4%)高の3825です。

 業種別では、ゴム、陸運、銀行、不動産、自動車などの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、中国・山東如意の子会社のレナウンが34円高の237円と大幅高で昨年来高値更新。テーマとしてのインバウンド消費関連銘柄であり、特に中国人訪日客の増加で恩恵が大きいとの見方から物色の矛先が向かっています。ど真ん中の三越伊勢丹も61円高の2087円、大丸と松坂屋が統合のJフロントも30円高の1913円と上値指向の展開継続中です。

 スマホ関連のエイチームが310円高の5860円、アドウェイズがストップ高で150円高の1121円となるなどLINE関連が軒並み値を飛ばしています。無料対話アプリの「LINE」が東証に新規上場手続きを再申請したと報じられ、材料視した買いが膨らんでいます。

 他にもスタンプと呼ばれるチャット専用イラストなどを提供するエムアップもストップ高で150円高の890円、ネオスも70円高の739円、電子書籍をLINEに配信しているメディアドゥが151円高の1941円、LINE向けのスタンプと呼ぶ画像を提供するDLEが48円高の811円となっています。

 北大発の創薬ベンチャーのジーンテクノサイエンスが58円高の2480円と値を上げています。がん細胞の脳転移に関与する特許を国立がん研究センターと共同出願すると発表。材料視した買いが入っています。脳転移の詳細なメカニズムの解明が進み、新たな診断法や治療法の開発への期待が高まっています。

 その他、2015年2月期の連結営業利益が28期連続で過去最高を更新したニトリHDが390円高の8730円、国内で4店舗目となる「THREE」ブランドの免税店を成田国際空港に出すと発表した化粧品大手のポーラHDも260円高の6640円といずれも昨年来高値を更新。

 しょうゆ最大手でシェア3割のキッコーマンが175円高の3905円、業績絶好調のアルプス電気が92円高の2928円、旅客機用の化粧室・厨房設備世界大手のジャムコが110円高の3815円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、協和エクシオ、パナホーム、キューピー、三越伊勢丹、
クスリのアオキ、レナウン、ADEKA、ライオン、ポーラHD、ブリヂスト
ン、ホシザキ、キヤノン、東京ガス、KDDI、ニトリ、空港ビル・・・等々
です。



 


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【2】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 引上げ B→A
(8227)しまむら 10,000→13,600円

[UBS証券]
 据置き   A
(5334)日本特殊陶業  4,300→ 4,000円

 据置き   A
(8933)NTT都市開発  1,700円

[野村証券]
 据置き   A
(4042)東ソー  580→  740円

 据置き   A
(6965)浜松ホトニクス  3,850→ 5,000円

[みずほ証券]
 据置き   A
(6592)マブチモーター  7,000→ 7,300円

 引下げ A→B
(6844)新電元工業  910→  625円

 引下げ A→B
(6640)第一精工  2,850円

 引下げ B→C
(8227)しまむら  10,500→ 9,300円

[大和証券]
 新 規   1
(4516)日本新薬   5,000円

※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【4】ESG投資                         **
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 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は本日、2015年度の運用計画を発表しました。

 ポイントは2点。まず一つ目は、「アクティブ運用」を増やすということ。GPIFは市場平均(株価指数)を上回る運用を目指し、今まで以上に積極投資に傾斜する構えです。

 指数に連動する「パッシブ運用」では、必然的にポートフォリオは指数と同じようなの銘柄構成になりますが、「アクティブ運用」を進める過程では今まで以上に銘柄の選別が行われます。

 そこで2つ目の注目点として、GPIFは「ESG投資」に言及したということです。GPIFはすでに資本効率を重視した銘柄選別を行っていますが、ESG投資では非財務的な要素も考慮することになります。

 ちなみに「ESG」とは、Environment(環境)、Social(社会)、Governance(企業統治)の頭文字です。

 具体的には、Eはエネルギー使用量や二酸化炭素(CO2)排出量削減など環境面への配慮、Sは人材多様化や女性の活用など、Gには資本効率への意識の高さや情報開示の充実などが含まれ、これら3つ観点から企業を分析、優れた経営をしている企業に投資をするのが「ESG投資」です。

 国連は2006年に、社会的責任を果たしている企業を株式投資を通じて積極的に支援していこうという考え方「責任投資原則(PRI)」を世界の大手機関投資家に対し提唱しており、責任投資原則の肝がこのESG投資です。

 ESG投資を平たく言えば、社会的にもいい会社を選んで投資を行うということであり、そうした社会の要請に合致した銘柄はパフォーマンスが良好(市場平均を上回る)ということもよく知られています。






 3月までの経済動向については、昨年4月の増税の影響を大きく受けており、
前年同月に比べて芳しくない内容の経済指標が目立ちましたが、増税後のデー
タと比較する4月以降を対象にした経済指標は印象がプラス方向に大きく変わ
る可能性があります。
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