TAROSSAさんのブログ

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NTT株が減益でも「固定」の改善を評価され13年半ぶりの高値

NTT株が、大幅反発し、約13年半ぶりの高値を付けたそうです。

6日発表の2014年4~12月期連結決算(米国会計基準)は最終減益でしたが、市場は苦戦していた固定通信事業の収益回復を評価したようです。

また、積極的な株主配分も個人を中心に投資マネーを呼び込んでいるようです。

 

終値は前週末比338円(5%)高い7212円で、値上がり率は日銀が追加金融緩和を打ち出した昨年10月31日以来の大きさだそうです。

昨年末比でも16%高とKDDI(2%高)と比べて上昇力が際立っているようです。

 

4~12月期の連結営業利益は9109億円と前年同期比8%減りましたが、市場予想を上回ったそうです。

NTTドコモを軸とする移動通信事業が15%の減益でしたが、固定回線を基盤とするNTT東西の地域通信事業が31%増益となり、全体の落ち込みを下支えしたようです。

 

固定加入電話の契約数が年200万件前後のペースで減るなか、コスト削減が地域通信の増益を生んだようです。

シティグループ証券の多功英貴氏は「設備投資の効率化も進んで収益体質が着実に強固になってきた」と話しており、光回線の卸販売事業も販促費削減などにさらに追い風との見方もあるようです。

 

NTTは政府保有分を含めて6月末までに上限3500億円の自社株買いを進めており、増配も予定していることから、「積極的な株主配分も魅力になっている」(欧州系運用会社)との声もあるようです。

 

最初に上場した時に比べればまだまだですが、ようやくここまで上がってきましたね。

 

9432:7,212円、 9433:7,786円、 9437:1,996.5円

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