大手証券会社が中学・高校生らに株式の社会的な意義や資産運用を教える投資教育に力を入れているようです。
少額投資非課税制度(NISA)が2014年に始まり、「貯蓄から投資へ」の機運が高まる中、株式投資への理解を深めてもらう必要があると考えているようです。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券はこのほど、教育事業会社「教育と探求社」と共同で、中学・高校生向けプログラム「株の力」を開発し、東京都内の私立6校で2014年11月以降、5回ずつ授業を行うそうです。
三菱UFJモルガンの社員らが出向き、講師役を担っており、授業では証券市場の機能や役割を学び、成果を「新聞広告」として表現するそうです。
みずほ証券は2014年4月、専門部署の「投資教育推進室」を設置し、経済学を専攻しない一般の大学生と社会人に対する投資教育を強化していく考えだそうです。
浜崎室長は「将来の年金不安や金融詐欺など投資にも関わる社会的な問題があるにもかかわらず、社会人や大学生にはいまだ学ぶ場が少ない」と話しているそうです。
これで将来的に市場が活性化するなら良いことですね。
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