NTTドコモは、2015年3月期通期の業績予想を下方修正し、純利益は前期比10%減の4200億円と、従来の増益予想(3%増の4800億円)から一転して減益の見通しになったそうです。
加藤社長は記者会見で「非常に重く受け止めている。大変申し訳ない」と述べたそうです。
下方修正の主因は6月に導入した音声定額を柱とする新料金プランで、加藤社長は通話量の多い利用者の定額への移行が「想定以上だった」と述べたそうです。
新料金プランによる営業利益の押し下げ影響は、期初の予想よりさらに1200億円増える見込みだそうです。
決算発表とあわせて、ドコモは利益回復に向けた中期目標を発表し、2017年度の営業利益は2013年度水準(8191億円)以上を目指すほか、新領域事業で1000億円の営業利益を計画するそうです。
また2013年度に比べ4000億円以上のコスト削減を目指すとのことです。
加藤社長は同社の業績をソフトバンクやKDDIと比較し、「はっきりいえば第3位だ」と述べ、「今後はチャレンジャーとしての精神を持って筋肉質な会社を目指す」そうです。
とうとう利益上は3位になってしまったんですね。
巻き返しに期待しましょう。
9437:1,862円、 9984:7,939円、 9433:7,225円