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大暴落!ドラギは逆サプライズ、エボラ出血熱の米国初確認も

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昨日は一時ヤヴァかったですね(;゚д゚)ゴクリ… NYダウが大きく値を下げて、日経平均先物も今週始めの年初来高値から1,000円以上の暴落、ドル・円もあわや108円割れ寸前でした。

ダウやドル・円がその後ほぼ全戻ししたのは流石ですが、雇用統計を控えた調整の思惑も手伝って、意外と荒れた1週間となっています。

ちなみに昨日行われたECBイベントについては、ABSやカバードボンドの購入規模について明かされないという逆サプライズといった感じになってしまいましたΣ(`・Д・ノ)ノソッチカヨ!

結局、ドラギ総裁もこれまでの見解を繰り返すだけで目新しい材料もなかったですし、エボラ熱や香港デモなども重なって相場が大きく巻き戻された1日でした。

購入規模は明らかにされず、ECBは失望を買う! まずは昨日のECBについてまとめていきますが、やるやる詐欺みたいな結果となったことで、欧州株15カ月ぶりとなる大幅な下落率を記録するなど、市場もお怒りでしたね( ´゚д゚)(゚д゚` )ネー

まず、20:45からの(欧)ECB・金融政策発表については、予想通りの現状維持の据え置き判断となりました。まぁこれについては当然というか、そもそも前回の金利引き下げ自体がサプライズということもあり、致し方ないという雰囲気で特に目立った値動きはなし。

そしてなんといっても注目の(欧)ドラギECB総裁記者会見が21:30から行われたものの、ABS(資産担保証券)の購入規模については示されず、また期待されていたQE(量的緩和)に対して踏み込んだ発言もなかったことで次第に失望感が広がって、これまでの相場がやや巻き戻されてしまいました。

■21:30 (欧)ドラギECB総裁記者会見(要旨)
10月中旬からカバードボンドの買い入れが可能になる
ABSもQ4(10~12月)中には購入可能になる
・ギリシャやキプロスなどの債券も幅広く買い入れ対象含める
・できる限り包括的に行うが、慎重に実施する
・インフレ率を2%近辺の水準まで戻すことが我々の最大の責務
・為替レートは政策目標ではないが、物価安定、成長に重要
・ユーロ圏の景気見通しに対するリスクは引き続き下向き
・必要があれば非伝統的手段を講じるという決意で一致
えっ・・・まさかコレだけですか?どこかに隠し玉があるんじゃ・・・(゚Д゚≡゚Д゚)ドコドコ? なんて思っていましたが、本当にこれだけでした。目新しい話題といえばABSとカバードボンドの買い入れスケジュールのみで、規模すら明らかにならず・・・。

まさかのゼロ回答に市場も驚きというか、そもそもQEについてはほとんど語られなかったことで、これまで急速に売られてきたユーロが反発するという結果になっています↓

ユーロ・ドルチャート。ここ最近QE期待が後退してユーロが買われました。
ECBの慎重姿勢というか様子見モードに各国のエコノミストも激おこでしたねヽ(`Д´)ノプンプン このままではEUがデフレに陥るといった危機感を口にする人が増えてきました。

てなわけで、相場のほうは少し巻き戻されたわけですが、いずれにせよユーロ売りというは変わらないでしょうね。もちろん、ECBがQEを含めたさらなる金融緩和に踏み切るのも時間の問題というのもありますが、仮に金融緩和策を実施しなかったとしても、アメリカとEUの間での経済格差がさらに広がるだけなので、どう転んでも対ドルに関しては売られることになりますからね。

唯一ドル売り・ユーロ買いとなるパターンがあるとすれば、アメリカでのエボラ熱大流行などで、深刻なダメージを受けてドル暴落というシナリオでしょう。

米国内で初のエボラ熱感染者確認で市場は動揺 8月ぐらいからずいぶんと報道されてきているので、エボラ出血熱についてはご存知の方も多いと思いますが、基礎知識からまとめておきたいと思います…

…続きはコチラから♪http://fxshufoo.blog.so-net.ne.jp/2014-10-03-1

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