はるるっぴさんのブログ
気になるアメリカ株のシグナル点灯
素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは専門家へ)
アメリカ株に「ヒンデンブルグ・オーメン」という
不吉な指標が点灯したので注意したい。
ヒンデンブルグ・オーメンとは、1937年5月6日にアメリカで発生した、ドイツの飛行船
「ヒンデンブルグ号」の爆発・炎上事故に由来する。
オーメンとは前兆のこと。
昨年も4月19日にこのシグナルが発生した。
このシグナルは発生から30営業日有効とされる。
昨年は2年8ヶ月ぶりの2013年4月19日にヒンデンブルグ・オーメンのシグナルが点灯し
それから21日目の5月23日に日経平均がクラッシュしたことは記憶に新しい。
(2013年5月23日 日経平均先物が朝の高値から、5時間もしない間に
1480円も大暴落した。)
今日の日経CNBCでも紹介されていたようです。
日経CNBCによると
「ヒンデンブルグ・オーメン」点灯の条件として
10週間移動平均が上昇
高値更新・安値更新銘柄数がNYSE取引銘柄数の2.2%超
マクラレン・オシレーターがマイナス
と報道されていたようです。
先週のNYダウの騰落率
9月22日 -107.06ドル
9月23日 -116.81ドル
9月24日 +154.19ドル
9月25日 -264.26ドル
9月26日 +167.35ドル
出来高を伴わず、毎日100ドル以上
乱高下している。
詳細は東洋経済オンラインのニュースで詳しく見ることができます。
タイトルは
「米株に不吉なヒンデンブルグ・オーメンの影」
昨年4月にこのサインが点灯したときの様子は
ロイターニュースでチェックすることができます。
そのときのタイトルは
「5月の米株急落に警戒、ヒンデンブルグ・オーメンが点灯」
・・・
この指標がいったん発生すると、過去のデータによると30営業日以内に
約77%の確率で「5%以上の下落」が起きるらしい。
(23%の確率で下落しない)
パニック売りになる可能性が41%
(59%の確率でパニック売りにならない)
もちろんどうなるかわかりませんが
投資家にとっては確率と統計も重要です。
株式市場の呪いの指標で、相場を攪乱するヘッジファンドにとっては注目のシグナル
「これが9月23日に現れたのだ。」(東洋経済オンラインより)
レイモンド・A・メリマン氏の重要変化日(9月23日)と一致する。
・・・
9月28日の朝日新聞にも参考になる記事があった。
IMFのエコノミストを経て、ピムコのCEOをこの3月に辞任した
エラリアン氏(世界金融危機も予測した人。現在ドイツアリアンツの
チーフエコノミック・アドバイザー)の記事があった。
現在の株高を警鐘されている。
「バブルのような兆しは至るところにある。株式に限らず、国債や低格付けの債券も買われている。
過剰な金融緩和で、実体経済につり合わない水準まで資産価格は上がった」
などのコメントがある。
(朝日新聞より引用)
引き続き慎重に投資したいと思う。
マクラレン・オシレ一夕ー
(テクニカル分析入門より)
ダウ平均のような株価指数が上昇している時は、
市場全体の値上がり銘柄が値下がり銘柄を上回っています。
しかし、そうではない場合もあります。
株価指数は上昇しているのに、値下がり銘柄のほうが多い
ということもあるのです。
これは、一部の銘柄が大幅に値上がりしたり、
指数の構成銘柄の中でウェイトの高い銘柄が
値上がりした影響を受けたことによります。
このように、指数は上昇傾向を維持しているものの、
市場全体を検証すると変調が見られるときは、
指数も遠からず下降に転じることを示唆しています。
また逆(下降から上昇)の場合も同様です。
マクラレン・オシレ一夕ーは、こうした事象を
視覚的にとらえようとしたものです。