先日、大手証券会社のベテラン証券レディーとお話をする機会があった。
どのような個人投資家が成功しているのか聞くと?
「のっている人ですねぇ~」(・。・)
「上手くいっている人はリズムがいいですよ~」
反対に上手くいっていない人は
「のっていない人です。ツキもないです」
「そのようなお客さんには、(相場を)休むように言っています」
「休むことも大切ですから~」
などと言っていた。
「のっている、のっていないなんて大事なことなのですか?」と聞くと
「それが大事なのです!」(・o・)
と自信をもって言い返された。
(わたしには、参考になる話だった)
それから、「個人投資家は儲かっていますか?」
と聞くと
「いろいろですけど、わたしのお客さんは儲かっている人が多いですよ~」
「わたしのお客さんで、とても優秀な投資家さんがいらっしゃって、難しい局面ではその
お客さんに教えてもらっているのです~。わたしたち証券会社の人間よりもよく
勉強されているので、とても参考になりますよ~」
「その話を聞いて他のお客さんにアドバイスすると上手くいくことが多いです」
「よく当たるし、うふふ・・・」
と答えてくれた。
なるほど・・・
と思った。
・・・
素人のマーケットメモ⑪
素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは専門家へ)
注目のFOMCは終わった。
イエレン議長の発言を好感してマーケットは堅調な動きをしているとのこと。
ただイエレン議長の発言の内容を確認すると、基本的に言っていることは
今までと変わっていない。(・・?
マーケットでは「相当な期間」(considerable time)の文言に注目されたが
この言葉は残っており、前と変わっていない。
「FOMCのFF金利予想は経済見通しに左右されることを強調したい」
このあたりの文言などをマーケットはとらえて、いいとこ取りした面もあるように思う。
「臨機応変」といった便利な言葉もある。
「アメリカ経済は良好で、米ドルは強い」はプロパガンダだと思うが、マーケットは
ドル高の流れで動いていたので、無駄な抵抗はしなかった方がよかったかもしれません。
アメリカの金利動向には引き続き注意が必要になる。
わたしの興味ある貴金属相場で見ると、ドル建てシルバー価格は大きく下がっている。
アメリカ人はシルバー好きですが、そのシルバーが大きくさがっており
ゴールド・シルバーレシオも足元68倍までシルバーは売られている。
(過去平均 55~56倍)
シルバー価格は相当下落しているが、このままズルズルとさがっていくとは思えない。
(売り建玉も相当ある)
いつか反転すると思うので、そのときはドル高もある程度修正されるのでしょう。
ドル建てで見たシルバー価格は魅力ありますが、円建てだと円安なので
円建てシルバー価格はあまり安くなっていない。
もし、ドル建てシルバー価格がこのままで、ある程度円高に戻ることがあれば
シルバーはETFで少し買ってもよいかもしれない。
(その可能性は低い)
シルバー価格ひとつ見ても、今のマーケットに行き過ぎの面があるように思える。
・・・
わたしのみんかぶ予想は、ミクシィの予想を筆頭に当たりませんが
せっかくマーケットが動いているので、専門家の真似して株価の予想をしてみたい。
周知の通り、日経平均株価はかなり上昇しました。
木曜日と金曜日の意外高は、中東のオイルマネーがゴールドマンサックス経由で
日本の現物株を買ったからと考えます。
以前日記でも書いたようにオイルマネーは日本株の何を買ったらよいかわからないので
日本の大型株、国際優良株中心に買っているようです。
足元そろそろ、最後の買い手が登場してきています。
空売り筋の踏み上げもある程度のところまできたかもしれません。
リスク管理のできていない売り方は痛い目にあっているのでしょう。
金曜日の急上昇でギブアップした売り方もいると思う。
ここからの株価はどうなるか、もちろんわかりませんが
いったんよい水準ではないかと考えています。
(ただ、はっきりとした売りのシグナルは出ていない)
ひとまず短期的には下落に転じる可能性がやや高いかな~と思います。
(ただ、25日の権利落ちに向けた買いはあると思う)
少なくともここからの買いは慎重になりたいところです。
空売りについては、すでに空売りをして大きな損失を受けている人は
売りを増やすことは慎重になるべきかもしれません。
売り建玉をそのままにしておく分はよいかもしれない。
(強い米ドルを期待したマーケットの動きになっているので、さらに株価が上昇する
可能性もあると思う)
(もちろん、われこそは売りのプロと自信のある方は別です。)
一般的な専門家の予想では、株価は過熱圏にあるので、いったん調整してから
再度上昇と予想されている人が多いようです。
どの程度調整するのでしょうか?
気になるところです。
日記に何度か書いたレイモンド・A・メリマン氏の
FORECAST 2014 では
日経平均株価の重要変化日は
9月24日前後になっています。
前回トヨタ株の買い予想で強気予想にした日は
5月19日でした。
日経平均株価の5月の重要変化日は
5月16~19日の予想でした。
このときの予想は、当たっていますね。
短期的には株価はさらに上昇する余地はあるかもしれませんが
下落に転じる可能性の方が高いと思っています。
もちろんどうなるかわかりません!
慎重になって、みんかぶではトヨタの買い予想を終了させます。
買い予想 2銘柄
売り予想 5銘柄
難しい局面であることに変わりないので、売り予想は増やしません。
強めの弱気予想にします。