はるるっぴさんのブログ

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世界金融危機の簡単な復習

先日、中国のハルビンにお仕事に行かれた方とお話をした。

興味のある話をたくさん聞くことができた。

聞いた話を少しだけ書くと


現地の方がとてもよくしてくれた。政治的な問題はいろいろありますが
日本と仲良くしたいと願っている中国人の方も多い。

(731の歴史もあり対日感情はあまりよくない)


ハルビンは中国北部の商業都市。冬になると氷点下20℃になるような寒いところに
1,000万人も住んでいる。ハルビンにも高層ビルがたくさん建っていて、10階建ての
ビルではなく、30階建てのビルが立ち並んでいるらしい。


料理は油っこいものが多く、現地では太っている中国人が多いらしい。
ミニスカートをはいている中年の太った女性をたくさん見たらしく


「あれはやめてほしかったなぁ・・・」(-_-;)


と言っていた。


食事は、現地の方に案内されて高級店にいかれたようですが、肉料理が油っこいので
ほとんど食べられなかったようです。また、洗面器にいれて料理を持ってこられるので
食欲もでなかったと言っていた。


「食事で困った・・・」らしい


また、日本細菌戦部隊で有名な「731」も見学にいかれて


「いろいろと考えされられた・・・」


と言っていた。


・・・


素人のひとりごと日記です。


世界金融危機の簡単な復習


今年になってから短期志向的な日記が多くなったので、今回は長期的な視点で
世界金融危機の復習をしたい。


日記をゆっくり書く時間なしで簡単な復習になる。

(正しい説明、難しい説明は学者や専門家へ)


・・・


ひと昔前、世界経済は、先進国の製造業が中心で
モノを作って販売していた。

先進国の多くの人たちが必要なモノを買って、モノはある程度一杯になってきた。


そこで、販売は先進国から新興国へ広がった
そしてアフリカまで行った。


将来、製造業の販売の拡大があまり伸びないと予想する人たちがいた。



そこで、たくさん儲けたい人たちによって
お金をまわしてお金をつくる世界がつくられてきた。


法律まで変えた!


1933年
銀行・証券業務の分離を定めた
グラス・スティーガル法


1999年
グラム・リーチ・ブライリー法へ


これによって金融は「原則自由」になり
金融市場が最大限に活用されるようになった。


グローバル市場は、レギュラトリー・アービトラージ(規制裁定取引)によって
破壊されてきた



金融バブルの時代へ
CDSの発明によって金融バブルが限界まで膨らむ



金融バブルがはじけた!(>_<)


サブプライム・ローン問題
リーマン・ショックなど



政策当局の対応


政府の財政出動(ソブリンリスクへ)

中央銀行によるお金のばらまき



元には戻らない
(お金のばらまきは、時間稼ぎの効果しかない)


米ダラス地区連銀のフィッシャー総裁は、金融政策をイーグルスの名曲
「ホテルカリフォルニア」化するリスクがあると警鐘された。


「チェック・アウトは自由ですが、ここを立ち去ることは永久にできません」


(ホテルカリフォルニアより引用)



次の誤りへ


中国不動産バブル


国債バブル
借金バブル
(アメリカ、ヨーロッパ、日本)


・・・


現在は、中央銀行によるお金のばらまきの段階


以前にも日記で書いたように、表向きアメリカのFRBは、taperingで金融緩和を縮小しているが

裏で米国債の利回りが上昇しないようにベルギー中央銀行を経由して米国債を
買っているので、強力な金融緩和は継続している。

(米国債の利回りが上昇すると住宅ローン金利も上昇するのでFRBは困る)


数年前にも専門家たちがアメリカの「出口戦略」と大合唱しているときがあった。
しかし、その後、さらにFRBが金融緩和政策をとったことは記憶に新しい。


大きな流れを復習すると、いずれ将来リーマン・ショックを超える混乱が起きることが
予想できる。理解できれば、危機に備えることができる。

(不良資産がタックス・ヘイブンに隠されているので、なかなか表面化しない)


「私たちは今、歴史的な局面と対峙しています。後世の歴史家が少し前の世界的金融危機と

その長い余波について書きしるすとき、「大恐慌」を凌ぐほど重要な史実として扱うでしょう。」


(サクソバンク2014年の大胆予測より引用)


しかし、次のステージにくるまで、さまざまなことが起きると思う。


株価も大きく上昇することもあれば、大きく下落する可能性もある。

危機の本質を理解している人にとっては、
ピンチをチャンスに変えることができるかもしれません。


(目先のマーケットについて)


投資家ならば、知っていることではありますが、「需給」で簡単なことをひとつ念のため
書くと、7月の後半くらいから、ヘッジファンドのディーラーたちが夏休みにはいるので
いままで持っているポジションの手じまいをすることが多い。


売っていたものは買戻し
買っていたものは売る


ポジションを軽くして夏休みに入るので注意が必要になる。
(夏休みなので、休み返上の大きな事件が起きなければ、ファンダメンタルズは関係なし)




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