北洋銀行 株主総会

[まはいさん]

今週は持株が358,714円値下りしています。

持株の売却を進めたため、今年６月の株主総会出席は北洋銀行のみです。

株主総会
3/11の臨時株主総会に続き、北洋銀行の株主総会は今年２回目でした。
北海道瓦斯と株主総会が重なるため、臨時株主総会より出席者は半減し、58分で終了しました。
お土産は北菓楼の開拓おかき（市価1,278円）でした。

臨時株主総会のお土産、北海道クッキー（市価890円)より少しだけ奮発したようです。
しかし、単元4万円程度の株価なので、単元株価が６倍超の北海道瓦斯がお土産にする北一硝子謹製の"北海道瓦斯株主様特製ガラス器"にはどうしても見劣りします。
株主さんはお土産で出席する株主総会を選択します。

株主発言
３名が発言しましたが、内容が有るものだけ質疑をメモします。
Ｑ：睡眠預金の没収はどれくらいか？
Ａ：毎年１１億円で安定して推移している。
けっこう多いと感じました。
Ｑ：決算書を見ると利益の６％しか税金を払っていないのか？
Ａ：積極的に節税している。
株主としては結構ですが、国の財政が心配になります。
Ｑ：株価を上げるよう努力しているのか？
Ａ：日経平均を上回る値上り率であり批判は当たらない。
嘘でも「努力します」と言えば良いのに、正直なのか株主をゴミと思っているのか良く解らない頭取の対応でした。
どうやら発言した株主さんは北洋銀行の行員に頼まれて株式を購入して含み損があるらしく、謝って済む問題ではないから謝らないのでしょう。
Ｑ：長年営業協力してきたのに貸し渋るのか？
Ａ：営業協力に感謝するが融資で不平等な扱いはしない。
わざわざ北見から来たという株主さんの苦言ですが、本当に気の毒です。
「融資の際に信用判定が有利になるから投信買って下さい」なんて口車は銀行の常套手段です。
「そんなことで信用判定したら他のお客様に不平等だ」と頭取が明言しましたが、本当に銀行は鬼です。
銀行と仲良くしても吸い取られるだけという教訓です。

増配予測
平成24年度配当金
普通株式　　　　1,196百万円（１株3円）
第一種優先株式　1,004百万円
　　　　　　計　2,200百万円
平成25年度配当金
普通株式　　　　1,993百万円（１株5円）
第一種優先株式　1,460百万円
　　　　　　計　3,453百万円
平成26年度配当金（会社予想）
普通株式　　　　2,790百万円（１株7円）←予測的中
第一種優先株式　　952百万円
　　　　　　計　3,742百万円
平成27年度配当金（予測）
普通株式　　　　3,587百万円（１株9円）
中期計画の発表から公的資金全額返済後の増配を予測していましたが、今年度7円配当は予測的中しました。
地方銀行の財務なんて単純だから、平成27年度9円に増配も予測に間違いなさそうです。
残念ながら、北海道を地盤としているから高配当にはなり得そうもないです。

投資方針
将来的に９円配当と見込んで、株価が300円を切る場面があれば買い増します。
ただ、地銀はメガバンクと違い、夢の無い田舎の金貸しに過ぎません。
それでも取引先だから多少の株式を保有しますが、純粋な投資に値する企業ではありません。