TAROSSAさんのブログ
決算で目立つ新日鉄住金、三菱重工、旭化成など大手製造業の復権
2014年3月期決算発表がたけなわですが、自動車や通信、商社の好調業種に負けじと、大手製造業の“復権”が目立っているようです。
9日に決算発表をした新日鉄住金、三菱重工業、旭化成などが相次いで大幅な増益を実現、1000億円を超える過去最高水準の最終利益を弾き出しているそうです。
新日鉄住金の前3月期連結決算は、売上高が前期比25.7%増の5兆5161億円、営業利益は同14.8倍の2983億円となり、前々期は1245億円の赤字だった最終損益が2427億円の黒字に転換したそうです。
2012年10月の合併後、主力の鉄鋼事業で旧新日鉄側と旧住金側の事業整理がほぼ終わり、収益部門として大きく機能したようです。
大震災復興で建築・土木向けの鋼材需要が好調に推移したこと、円高是正による輸出産業の活性化も追い風となり、リストラ効果も出ているそうです。
すでに決算発表を終えている鉄鋼2位のJFEホールディングスも、最終利益を2.6倍増とし、1023億円と大台に乗せたそうです。
三菱重工業の最終利益は前期比64.8%増の1604億円としたそうです。
交通輸送に代わってエネルギー環境など他の部門が収益改善したそうです。
旭化成も88.6%増の1012億円と過去最高の最終利益としたそうです。
住宅、医薬・医療事業のほか化学事業も収益を伸ばしたようです。
大和ハウス工業の最終利益も54.1%増の1020億円と1000億円を超えたそうです。
このほか9日には自動車メーカーの富士重工業も決算を発表、トヨタ自動車やホンダには及ばないものの、最終利益は72.8%増の2066億円と過去最高としたそうです。
またスズキも同日決算を発表、最終利益は33.7%増の1074億円と大台に乗せたそうです。
好決算が続いているようですね。
5401:270円、 7011:566円、 3407:673円、 5411:1,860円、 1925:1,803円、
7270:2,511円、 7203:5,561円、 7267:3,337円、 7269:2,597円