バーベキューさんのブログ

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「スターリン」

というバンドがある。やはり詩がいい。言葉が強いのだ。スターリンがセックスピストルズに影響を受けたからと言ってパクリだとは思わない。ピストルズ自体がパクリだからと言ってピストルズが批判されないように。

スターリンのピストルズのカバー曲「ノーファン」
「退屈ばかりが独り占め」凄い詩だ。
「365」「天ぷら」は安倍総理に送りたい曲。この2つの曲は区別がつかない。「ロマンチスト」の「吐き気がするほどロマンチックだぜ」この詩はすごい。ピストルズのアナーキーインザユーケーの答えがロマンチストなのだろうか?資本主義を盲信するのは共産主義者以上の愚かものだ。「ストップジャップ」はアメリカとの貿易摩擦の時の曲だろうか?しかし曲の発表の時期とズレてるような気がする。

「負け犬」「ワルシャワの幻想」はやはり町田マチゾウのイヌが関係しているのだろうか?でもインタビューで遠藤ミチロウは否定していたような気がする。

「バイバイニーチェ」も好きだ。「大好きだからまた遊ぼう」

やはりスターリン、遠藤ミチロウは今見て聞いても面白い。あれ程ブリーフを格好よく着こなせる男はいない。
プロモーションビデオは笑えるしカッコイイ。

パンクには影響をかなり強く受けた。ブルーハーツ、ジュンスカ、クラッシュ、ピストルズ、スターリン、グリーンデイ。これらは詞も良かった。
あまり有名でないのがストラングラーズ、エクスプロイテッド。これらはあまりよくないからオススメしない。修学旅行で買ったパンクのビデオは良かった。1977~1978年のイギリスのパンクムーブメントを撮った作品。ピストルズは出ないがクラッシュは出る。赤い革ジャン着てジョーストラマーがギターを壊すのが格好良すぎ。あまり有名でないパンクバンドがインタビューに答えるのだが一つ一つの発言が当時の世相や若者の絶望感が出ていると思う。「1978年は不況で後ろから刺されるんじゃないかと思いながら生活保護の列に並んだ」「(テレビのローリングストーンズを指指して)ミック・ジャガーはアメリカに渡った。だけど俺はここに置いてきぼり」「パンクじゃ何も変わらなかった」「今の流行りはレゲエかダンスミュージック」

村上龍もパンク革命には興味湧かなかったと著書に書いていた。パンクでは音楽では世界は変わらない。でも人の感情に訴えて人の価値観を少しだけ変える力はあると思っている。
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