はるるっぴさんのブログ
素人のマーケットメモ⑥
以前日記に書いた、確定拠出年金を導入することになった会社に勤めている女性の方と
お会いした。個人の年金運用の話になった。
「運用について全然わからないので、教えて下さいねぇ~」(・。・;
と言われたので
「わたしでもわかることであればお答えしますよ~」
と答えた。
すると「ひとつ聞いていいですか~」と言われたので
「はい」と答えると
「株って何ですか~」(・・?
と聞かれた。
丁寧に答えましたが、道のりは長いと思った。
・・・
素人のマーケットメモ
(すべて正しくは専門家へ)
今日は、長期投資家の日記を書こうと思いましたが、足元のマーケットのことも
気になるのでマーケットについて
4月26日からやや弱気になり、みんかぶの買い予想を減らしている。
最初に明るく、少し長期的な視点から
(ファンダメンタルズは弱気です。ただ、ファンドはファンダメンタルズを無視することが多い)
(ファンダメンタルズについて、著名な野口 悠紀雄先生の書かれた本も参考になる)
日本株の動向を考えるときに、東京オリンピックはやはり材料になる。
開催までの6年の間に株価の強い時が何度かあるのではないかと思う。
(あのギリシャでも期間最大 312.4%上昇していた。)
過去の夏のオリンピックの開催決定から開催までの当事国の株価データを見ると
1988年ソウル五輪(韓国)
(決定から開催までの上昇率)
383.6%上昇(期間最大 424.3%上昇)
1992年バルセロナ五輪(スペイン)
12.6%上昇(期間最大 65.0%上昇)
1996年アトランタ五輪(アメリカ)
116.0%(期間最大129.4%上昇)
2000年シドニー五輪(オーストラリア)
75.0%(期間最大77.0%上昇)
2004年アテネ五輪(ギリシャ)
46.4%(期間最大312.4%上昇)
2008年北京五輪(中国)
20.6%(北京五輪は、プラスにはなったが五輪開催前から株価は大きく調整している)
2012年ロンドン五輪(イギリス)
8.3%(期間最大28.7%)
2016年リオデジャネイロ五輪(ブラジル)
?
2020年東京五輪(日本)
?
(日興アセットマネジメントのチャートなど見やすいと思う)
ソウルからロンドンまで全勝です。
やはり、オリンピックで株は上昇しやすいのでしょう。
東京オリンピックでも株が上昇することを期待したい。
将来、オリンピック関連では建設株の中で相場になる中小型銘柄がでてくる可能性がある。
また、容積率の緩和など、規制緩和で潤う会社も出てくるかもしれない。
長期的には、オリンピックにも期待するとして
足元の株価について見てみたい。
アメリカNYダウとドイツDAX指数が史上最高値を更新するなか
日経平均株価は今年に入ってなんと4ヶ月連続下落してしまいました。
売られすぎの感もあるので、どこかで反発すると思いますが、どこかわかりません。
ここで気になるのが、世界の株価の動きに影響を与えるNYダウの状況。
表面的に良い雇用統計が出てもNYダウが買われすぎのゾーンに入っていることもあり
反応が鈍い。NYダウ株価の動きに少し「気持ち悪さ」を感じた。
NYダウには、近いうちに下落を示唆するシグナルも点灯しているので積極的な買いが
入っていない感じもする。もしもNYダウが調整するようなことがあれば
日経平均株価の頭を押さえることになるので注意したい。
先日、大手証券会社支店の上級投資アドバイザーの方と食事に行く機会がありました。
「5月はイヤな月ですよ~」(-_-;)
「ヘッジファンドの決算売りもあり日本株はよく下がることがありますからねぇ~」
などと言っていた。
ヘッジファンドの話は、どうかと思いますが
いずれにせよ日経平均株価は5月弱く、6月も強いとは言えない。
また、数十年のNYダウの統計データを見てみると、5月は、ほぼトントンで
6月は下落することが多い。季節性とアノマリーは参考になることもある。
(NYダウの月間騰落率の表や、NYダウのチャートを見れば確認することができる)
(このことからも先ほどの証券会社のヘッジファンド話はおかしいことがわかる)
日本株の信用の買い残の内容も悪化しているところもあり、楽観視できない。
わたしも参考にしている豊島逸夫の手帖でも足元の日本株市場について慎重な見方を
されている。
足元の日本株について
やや弱気のみんかぶ予想
買い予想 3銘柄
売り予想 4銘柄
を継続したい。
もちろんどうなるかわかりません。