はるるっぴさんのブログ

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TOPIX Core30と日経平均株価

先日、大手投資銀行に勤めていた方と飲みに行く機会があった。
今は学校の先生をされていると聞いた。


大手投資銀行に勤めている方は優秀な方が多く
高い能力を生かして転職されている人が多い。


「投資の世界から足を洗いました~」(^_^;)


などと言っていた。


しかし、投資の話になると目が輝いてくるので
簡単には足を洗えないと思った。


現場に長くいらっしゃった方なので、参考になる話を聞かせてもらうことができた。


リサーチ部門にいたこともあり、個人投資家と投資銀行の方との情報の差についても
話をしてくれた。


「持っている情報にあまりにも差がありすぎる」
「日本の専門家は不勉強な方が多い」


などと言っていた。


・・・


素人のひとりごと日記です。
(すべて正しくは、専門家へ)


前回のメモで、短期やや強気のメモを書いたと思う。

3月31日、日経平均株価の様子がおかしかったので
個人的にダレてきて下落するのではないかと思うところがあった。


わたしのことを信頼してくれる知り合いのひとりの投資家だけにアドバイスをしていた。


「日経平均は15,000円に行くかもしれないが、短期的にはそろそろ危ないので
 長期保有の銘柄を除いては早めに逃げたほうがよい」


と伝えていた。


個人的には、そのときやや弱気になっていた。
みんかぶでは日記を書く時間もなかったので
とりあえず買い予想銘柄をひとつ減らすことにした。

(3月31日 19時18分)


当初予定していた通り15,000円までは、上は軽いので上昇しましたが
その後、株価は、まとまった調整に入っている。
(どこまで下げるのか、わからなかった。今もわかりません。)


数日前、街中の証券会社の株式ボードの前を通ったときに、ボードを少し見ていると
横におじちゃん風の二人の個人投資家が来て


「やっぱり消費税を上げたから、株価下がるなぁ~」(・へ・)


などと、話をしているのが聞こえた。


そのはずはないと思い、家に帰ってから

インターネットのサイトで過去の消費税増税時の
日経平均株価を確認すると


1989年4月1日


消費税0%⇒3%


のとき


直前1989年3月31日  32,823円


1か月後 33,713円
2か月後 34,266円
3か月後 32,948円


1997年4月1日


消費税3%⇒5%


のとき


直前1997 年3月31日 18,003円


1か月後 19,151円
2か月後 20,068円
3か月後 20,604円


となっている。


2年間だけのデータしかないうえに、消費税以外の材料もあったので一概に言えるものではありませんが、過去のデータを見ると株価は消費税で短期調整していない。


外国人から見れば日本の消費税アップはマイナス材料になっていないと思われる。

(外国人の視点で見ることが大切)

(外国のヘッジファンドが日本株式市場に本格的に参入してきたのは1992年ですが
 1980年から外国人が日本株を買いに来ていた)


過去のデータからは、消費税アップの問題で足元の日本株調整は説明できない。


以前日記で書いたようにウクライナの問題で日本株が調整しているとも思えない。
一番考えられるのは、ヘッジファンドの都合だと思う。


何度も日記に書いてきたようにヘッジファンドは


株価が上がると判断すれば下げてから上げる
株価が下がると判断すれば上げてから下げる


いつものことなので、このヘッジファンドの戦略も株価に関係しているかもしれない。


チャートなど多くの人が見ているものではなく
個人的にひとつだけ見ているものを書くと

(多くの人と同じものを同じように見ると多数意見になりやすいので注意している。)


TOPIX Core30


外国の機関投資家は、日本株といっても何を買ったらよいかわからない。
そこでTOPIX Core30銘柄などの流動性の高い大型株に投資をすることがある。


TOPIX Core30銘柄の動きを見れば、
日経平均株価を予想するときの参考になるときがある。
(理想を言えば、東証一部上場の全銘柄を分析すると参考になると思いますが、時間的に無理)


みんかぶチャートで10銘柄だけ見てみると


7203 トヨタ自動車


現在値 5314円 
年初来安値(4/11) 5205円


8306  三菱UFJフィナンシャル・グループ


現在値 530円 
年初来安値(3/25) 519円


9984 ソフトバンク


現在値 6900円 
年初来安値(2/4) 6655円


8316 三井住友フィナンシャルグループ


現在値 4062円
年初来安値(4/11) 3972円


7267 本田技研工業


現在値 3455円
年初来安値(4/11) 3340円


8411 みずほフィナンシャルグループ


現在値 198円
年初来安値(4/11) 196円


9432 日本電信電話


現在値 5159円
年初来安値(4/11) 5051円


6954 ファナック


現在値 17940円
年初来安値(2/14) 16105円


2914 日本たばこ産業


現在値 3152円
年初来安値(1/30) 2992円


4502 武田薬品工業


現在値 4452円
年初来安値(4/8) 4396円


になっている。


TOPIX Core30銘柄すべてのみんかぶチャート見ると、もう少しわかります。


年初来安値(4/11)を更新している銘柄が多い。


そして、チャートを見れば、すでにその少し前に年初来安値を更新している
TOPIX Core30銘柄が多いことがわかる。


これらのことからも


「外国人が売っているなぁ~」


というのがわかる。


個人的な考えですが、TOPIX Core30銘柄の多くが先行して
年初来安値を更新してきたので


これだけ見ても
日経平均株価も年初来安値を更新する可能性があるなぁ~


と思っていた。


個人的には、ここまでの買いはなかった。


ここからどうなるか?


についてなのですが、この点については、めずらしく証券会社の考え方と
同じで底を確認すれば、近いうちに反発する可能性があると思っている。


TOPIX Core30銘柄か日経平均株価のどちらかが先に反転する。
(過去のデータを調べるとヒントがある。)


もちろんどうなるかわかりません。
(リスク要因はたくさんあるうえ、需給面でもわからないことが多い。)


先物・オプション取引をしている人は
先物・オプション市場を見ているだけではなく現物市場もWatchする。


現物取引をしている人、わたしのような長期タイプの投資家でも
先物・オプション市場をWatchする。


ことは大切だと思う。


・・・


家庭の主婦だとわかると思いますが
スーパーのセールでほしいものが安くなれば買います。


株式のバーゲンセールとスーパーのセールとは違いますが
長期投資家の心理と主婦の心理は似ているところはあります。


いいモノが安くなれば買いに行きます。



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