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明日の日銀・金融政策決定会合について解説!
日銀バズーカ(黒田砲)まだぁ(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン というわけで、明日は日銀から当面の金融政策について発表が行われます。もちろん今回も更なる追加緩和に踏み切るかどうかが焦点となっています。
ただ、今のところ現状維持の据え置きが予想の大勢となっており、あまり期待はできません。しかしながら、足元では日銀のインフレターゲット(物価上昇目標)の達成が難しいといったデータも出てき始めており、サプライズ緩和という一縷の望みは、わずかながら維持されているといったところでしょうか。
今日はその辺の解説などもしながら、展望・予想についてまとめていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。てなわけで、まずはいつものように日程の確認と前回のおさらいを簡単にやっていきましょう↓
10:00~15:00 日銀・金融政策発表
15:30~ 日銀・黒田新総裁会見
会合が終わり次第発表というスタイルになっているので、発表の正確な時間は決まっていません。ただ、大体の場合は正午前後に日銀HP上で発表されます。何らかの重要な決定事項がある場合は、午後にずれ込むことが多いので、発表が遅いときは少し警戒したほうが良いかもしれませんね(b´∀`)ネッ!
ちなみに前回の会合では、日銀は現状維持を決定しています。また、黒田総裁の記者会見では、かなりタカ派的というか、物価上昇についても強気の姿勢を見せていました。まぁ詳しくは以下にまとめてありますので、ぜひぜひご覧いただければと思います↓
それではいよいよ今回についてまとめていきましょう。冒頭で、日銀が目標としている物価上昇2%という目標達成が厳しくなっていると書きましたが、やはり現在の状況を見る限りでは厳しそうな感じです。
まず、その1つの根拠として、単純に物価上昇自体がそれほどでもないと言うのがあります。4月に総務省が発表した、東京CPI(消費者物価指数)は2.7%も上昇していますが、消費税の引き上げ分がその内の1.7%と試算されています。したがって、増税分を差し引くと1.0%となっており、実質的には先月(3月)の1.0%と同値ということになります。
したがって、日銀が目標に掲げる2015年度までに2.0%という数字には、ほぼ毎月0.1%ずつの上昇が必要となるわけですが、すでに昨年秋頃から伸び悩んでいるので、現在のままではかなり絶望的ということが1点。
これを裏付けるように、最近注目を集めている東大物価指数も消費税の影響を除いて最大1.3%程度上昇する日もあったものの、ここ1~2週間はマイナスに転じる日も珍しくなく、日銀の目標はますます遠のいていると言わざるを得ないでしょう。
※東大物価指数とは、東京大学が中心となって作成した指数で、全国300店舗に及ぶPOS(販売時点管理情報)のデータを使用して、日々の物価指数を算出しています。
さらに、経団連がまとめた賃金上昇率も東証1部上場の超優良企業の良いとこ取りで2.39%となっており、消費税を含めた物価上昇率(東京で2.7%)を考えると、差し引きで完全にマイナス・・・。つまり、むしろ可処分所得が下がってしまうので、消費動向にも悪影響がありそうな予感(ノ∀`) アチャー
てなわけで話をまとめると、そもそも増税分を差し引くと全くインタゲ目標が達成できそうに無いということ、加えて、賃金上昇もそれほどではなく、増税により実質的にはマイナスとなっているということです。
となると、またデフレか・・・(´・ω・`)モウダメポ… となりかねないので、そろそろ日銀による追加緩和の出番ではないかと、そういった期待もわずかにはあるわけです!
まぁあるにはある・・・わけですが、前回の黒田っちは自信に満ち溢れており、超強気なドS的発言を繰り返していたため、それで今回いきなりサプライズの追加緩和となると、前回の発言とは何だったのか・・・となりかねない為、どう考えても今回は現状維持の据え置き判断となる可能性が高いでしょう。
ですので、今回は現状維持と思っておいて良いんじゃないですかね(*´・ω・)(・ω・`*)ネー 値動きについては、現状維持であればやや弱含むかヨコヨコでしょうね。まぁそろそろ海外勢も織り込み済みといった反応になるパターンが多いので、打診売りで下げるにしても、102円を割り込むような強力な動きにはならないものと思われます。
逆に万が一、サプライズでバズーカ発射(追加緩和実施)となった場合は、楽々103円台ぐらいは突入しそうですが、そういったパターンはあまり考えなくて良さそうです。が、何が起こるかわからないので、念のため1回ぐらいはイメトレしておきましょうw
大体こんなところでしょうかね。そうそう、そういえば忘れてはいけないのが黒田・日銀総裁の記者会見ですよね。前回からリアルタイムでの報道が可能となっており、今回もユーストリームを中心に中継があるようですので、その辺もチェックしておきましょう。
一応、ゆきママも調べたところ、NIKKEI Channel<Business>で日銀総裁会見の模様をライブ配信(ユーストリーム)するとのことでしたので興味がある方はどうぞ(pq*´∀゚)ウレスィ~♪
ここからはいつものように昨日今日のドル・円相場についてまとめていきます。昨日の海外市場は、1ドル=102.10~102.60円台での値動きとなりました。欧州市場は、東京市場で値を下げていたところからの自立反発的動きが目立ち、欧州株高や日経平均先物の上昇を見てドル・円も反発し、比較的堅調な推移となりました。
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1件のコメントがあります
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かわうそくんさん2014/4/29 22:40初めましてこんばんは。黒田さんは、今回は9割、無いだろうなと思っています。6月に第三の矢と一緒に。5月は色んな状況で、株価が下がるので。黒田さんは、株価は関係ないスタンスですが、安倍さんは、そう行かないので、6月にと要請されているのではないかと勝手に想像しています。