preGさんのブログ
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姫のハジ退治
岡山地元紙の読者ページにここのところずっと、ぶってぶって姫こと姫井由美子議員のスキャンダルについての投稿が頻繁に掲載されている。
もちろん姫井氏を擁護するものではないけれど、単に非難するだけのものでもない。その多くは、姫井氏に投票した有権者のじくじたる思いや言い訳が行間から読みとれる。みんな、姫井氏のスキャンダルへの無念と議員になってからの立ち振る舞いに選んだ同県人としてのハジを感じているのだ。
安倍政権、野党ばかりか地方の支持者の意見にも向き合わずそして説明責任さえも果たさない、終いにゃ安倍と小沢とどっちがいいかとふっかけられ、その非礼きわまりない態度にお灸をすえるつもりの投票行動。いうなれば、行き付けのお店であまりにも無愛想にされ啖呵まで切られたので、味もサービスもよく知らないライバル店に行ってよく分からないものを注文せざるを得なかったということ。
決して、この一人区で長年選ばれてきた片山氏に不満や問題があったわけではない。では自民党に投票すればよかったのかというと、そういう後悔もなさそうだ。人柱にされた片山氏には少々同情するも...
やるせないのは、何故にここの民主党候補者が姫井氏なのか?からだった。県民の絶対多数が、姫井氏のことはほとんど知らなかったし彼女のホームページを見れば「自分探しの旅」だとか一昔流行った洗脳セミナーのようなうさんくさい文言もあるし、でも民主党を勝たせるにはこの人に入れるしかないんだよねぇと言うのが本音だった。
でも、自分らで選んだ以上はそれにふさわしい人物であってほしいのが人情である。自民党も民主党もない、今、読者欄の投稿にある有権者の思いはそれだけだ。
さて、姫井氏はこのスキャンダル報道が出そろったら、有権者にきちんと釈明をするとしている。そう言い切っている以上、やってくれるものと信じたい。バカらしい記事だなどと週刊誌を非難することに終始したり、女性蔑視だのと論議をすりかえたりおちゃらけてごまかす方法もあるけれど、そういう姑息なテクニックは自公にまかせ立派に晴らしてほしい。これがねつ造スキャンダルならばなおさらだ。ハジの念から解かれたい岡山の有権者はそれを期待してる。そして、これから6年の任期にどこまで国政ではれるかも...それでもスキャンダルの内容は横峰議員よりはずっとマシだ。今や我らが姫である。ガンバレ!星野さんも応援してるゾ。
2007年9月15日の山陽新聞朝刊の「滴一滴」に、それをまとめてあったので参考までに全文を下記に掲載しておく。
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参院岡山選挙区で初当選した民主党の姫井由美子参院議員をめぐるスキャンダルがさまざまに報じられている。本紙の読者投稿欄「ちまた」にも意見が寄せられた▼週刊誌などによる男性との関係は理解を超える。姫井氏は支持者から暖かい励ましの言葉をいただいていますと、週刊誌などであっけらかんと語っている。真相は分からないが、当選してからの振る舞いは議員としての資質を疑う▼民主党の小沢一郎代表が六日に姫井氏と党本部で会い、報告を受けた。一年生議員に対しては異例の対応であろう。姫井氏問題に関心が高まったのは当然だ。関係者によると、小沢氏は「マスコミに変に取りあげられないように」と忠告したとされる▼小沢氏と会った後、週刊誌に姫井氏の記事が出た。「独占姫井由美子インタビュー」とあるから、納得ずくで取材に応じたのであろう。これまで、姫井氏は正式な記者会見を避けてきた。取材先を特定して自分を主張するのは、公人として許されない▼初当選後、政策とは関係の薄いテレビ番組ではしゃぐ姿が放映された。違和感を覚えた。参院選の期間中、姫井氏に寄り添い、後見人的な役だった江田五月参院議長は、姫井氏が立派な国会議員になるよう、しっかりと指南すべきだろう▼参院は良識の府である。品性を問われる事態が続けば。江田議長の名誉にも傷が付こう。
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