木下 晃伸さんのブログ

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【投資脳のつくり方】討論「原油高時代に挑む」

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みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。

●英語

やはり、苦手意識は一生消えないと思います。

それでも、実際に帰国子女のスタッフを採用したり、
アルバイトでも語学が堪能な学生を採用したりと、
なるべく英語に日常的にふれるようにしています。

さらに、7月からは、当社の公用語を英語にしようか、
と考えているのですが、、、

英語をペラペラと日本語のように操りたいものです。

それでは、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している
「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。

よろしくお願い申し上げます。

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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】
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1.討論「原油高時代に挑む」

2.プロ選手としての自由と責任

3.英語の商談、自信がなくても大丈夫

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1.討論「原油高時代に挑む」

 ●湾岸協力会議(GCC)6カ国の経常黒字が日本を超える。
 ●アジアの32億人の人口と日本の技術で世界一の経済圏に。
 ●貿易決済に使うアジア共通通貨の導入を提案

昨日、日経新聞主催の第14回国際交流会議「アジアの未来」に参加した。
各国の首脳人の講演はどれも示唆に富む。ここに一部抜粋したい。

●湾岸協力会議(GCC)6カ国の経常黒字は日本より大きくなった。GCCの経済は飛躍的に伸びており、インドなど労働力輸出国にも波及している。経常黒字は国内総生産(GDP)の26%に達し、過去5年間の累積黒字は1兆ドルを超える。(中略)マレーシア南部のイスカンダル開発地域は東南アジアの中央に位置している。中国やインドにも近い。人口は現在140万人だが、2025年までに300万人まで増やしたい。25年の目標はGDPで933億ドル相当だ。
(ドバイ国際金融センター、サイーディ氏ほか)

●04年から始まった原油価格の高騰は予測より早かった。今後も1バレル100ドル超の価格が続けば、GCC6カ国の投資可能な資金は4兆ドルに達するとの見方もある。32億人の人口を抱えるアジアがこの資金を引き込み、日本の技術も組み込むことができれば、近い将来は世界一の経済圏となる。
(日揮会長兼CEO重久吉弘氏)

●統合の具体策として貿易決済に使うアジア共通通貨の導入を提案する。平和の維持も大事で、この分野では政治的な意志が欠けている。比較的発展の度合いが近い東アジアから統合を始めるべきだろう。
(前マレーシア首相、マハティール氏)

エネルギーの状況や、通貨統合など示唆に富む内容ばかりだった。
次週にはマレーシアへ訪問する。
勃興する経済をインド、ベトナム、タイに続き、この目で確認してきたい。


2.プロ選手としての自由と責任

 ●サッカー選手三浦知良氏にコラムに共感
 ●自由というのは自分で責任を負うものだから、本当は厳しいもの 
 ●自由と責任のバランスを考えて行動したい

「自由というのは自分で責任を負うものだから、本当は厳しいものだ。
ただ、楽をしようと思えば、できてしまう。
そんな環境が油断や気の緩みを生んでしまう面があるのかもしれない。」

日経新聞のスポーツ欄にサッカー選手三浦知良氏のコラムが載っており、
非常に共感することができた。
中でも「自由」と「責任」について語られている箇所は、
自身の職業に照らして見ても考えさせられる内容だった。

アナリストやファンドマネジャーと呼ばれる職業は、
企業社会のなかでは比較的自由度が高い職業である。
逆に、手を抜こうと思えばいくらでもできてしまう。

現に楽をして儲けようとするアナリストやファンドマネジャーも多い。
実際に取材をせず、証券会社のアナリストやリポートなど
二次情報だけを頼りに投資を行っている人もいる。
人間は弱い。
私も、そう言いながら、楽な世界に流されてしまうかもしれない。

私も自由であるということの可能性と恐ろしさの両方を
身をもって実感してきている。
だからこそ、これまで地道に蓄積してきた取材と分析のノウハウを活かし、
一つ一つの企業を丁寧にみていく努力を怠らないようにしたい。
取材範囲を世界に広げるのも同じだ。
襟を正し、自身のレベルを高めていきたい。


3.英語の商談、自信がなくても大丈夫

 ●英語ができないということは英語が使えないということと同義ではない
 ●使う構文をピックアップして丸暗記するだけでもオッケー
 ●伝えることが大事

日経産業新聞に英語の商談についての記事があり、参考になった。

私自身は英語が大の苦手である。
実際、10年前中央三井信託銀行に入内定したときに受けたTOEICの試験は
なんと370点だった。あまりの出来の悪さに笑ってしまったほどだ。

しかし、こんな点数でも、日々FTやWSJなど海外新聞に目を通し、
インドや東南アジアの国々へ訪問する際には、
現地で英語の取材をこなしている。
英語ができないということは英語が使えないということと同義ではない
というのは私も実感するところであるがいかがだろうか。

この記事の「英語でのビジネスのポイント7ヵ条」には、
「文法的な正確さにこだわらない」「議題のリストや図表を示す」など
具体的なアドバイスが挙げられているが、要は伝えることが大事。
例えば、経験を伝える場面で、過去分詞を使うのか、過去形を使うのか、
など、正直私はどうでもいいとすら思っている。

他には、私は、業務で必要となる構文をピックアップして
丸暗記してしまうことにしている。
現地取材で質問する内容は、
私が1,000社以上取材してきた日本企業で質問することと変わらない。
日本語を英語に訳し覚えてしまえばそれで事足りる。
英語が苦手だからといって海外を敬遠するのは実にもったいないことだと思う。


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木下晃伸(きのしたてるのぶ)
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株式会社きのしたてるのぶ事務所

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1件のコメントがあります
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    machitさん
    2008/5/29 16:04
    今の世の中英語なしにbusiness情報を収集するのはほとんど不可能に近いと思います。nikei netとbloombergではその情報も全く異質だと思います。
    会社の公用語を英語にするのも思考回路を切り替えるgood ideaだと思います。思い切りuniversal view(xglobal view)を磨いてください。期待しています。
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