木下 晃伸さんのブログ
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【投資脳のつくり方】経済成長戦略原案の骨子明らかに
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。
●第14回「アジアの未来」
日本経済新聞社主催の第14回国際交流会議「アジアの未来」に参加してきました。
特に、私が耳を傾けたのは、前マレーシア首相マハティール氏と
国際交流基金理事長の、小倉和夫氏の対談でした。
イスラム金融のアジアの中心地として今後成長を遂げるであろうマレーシアを、
より理解することができたように思います。
6月初旬、マレーシアへ訪問いたしますが、
ますますマレーシアへの興味が湧いてきています。
いま、スケジュールの最終調整を行なっていますが、
8社ほどの上場企業を訪問する予定です。
今週日曜日から訪問する韓国も加え、アジア人の一人として、
アジアをもっともっと見てきたいと思います。
それでは、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している
「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。
本日もよろしくお願い申し上げます。
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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】
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1.経済成長戦略原案の骨子明らかに
2.イタウ証券、今秋日本に進出
3.フィリピン携帯最大手、「広告読めば通話無料」
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1.経済成長戦略原案の骨子明らかに
●イノベーション、グローバル、低炭素社会を推進
●税制改革で海外所得の還流目指す
●アジアの新物流網、「アジア・サンベルト」構想
政府が6月に打ち出す経済成長戦略の原案が21日、明らかになった。
使われていない企業の先端技術を集約して
事業化を後押しする政府出資のファンド(基金)を創設。
日本企業が技術力を生かし、海外で稼いだ所得を
国内に還流させやすくする税制の導入も提唱する。
また、海外子会社から受け取る配当などには課税しない
「国外所得免除制度」の導入を打ち出す。
国外利益が多くなってきた日本企業にとってポジティブに働くだろう。
さらに、注目すべきは
日中韓に東南アジア諸国連合、インド、豪州を巻き込んだ政策協力の構想だろう。
インド南部からタイ、カンボジア、ベトナムを陸海路で結び、
アジアを横断する広域物流網と産業地帯の構築を
「アジア・サンベルト」として提案する。
また、ここ数日何度か紹介してきた、
国の空港政策に関しても経済成長戦略に取り上げられている。
国の向いている方向を示す経済成長戦略は投資を考えるうえで重要な指標だ。
投資格言「国策に売りなし」が当てはまる。
私が日本株にとどまらず、インドやASEAN諸国、ブラジルなど
新興国株に積極的に目を向けはじめたのも、
日本政府が向いている先にも海外市場が見えるから。
本日も日本経済新聞社主催の第14回「アジアの未来」に参加してきた。
その中でも、アジア各国との日本の共生がうたわれていた。
海外動向は日本企業を知る上で、ますます重要になっていく。
2.イタウ証券、今秋日本に進出
●イタウ証券社長ニシカワ氏は日系ブラジル人の腕利き
●今秋、日本に進出
●ブラジルは日本の重要なビジネスパートナー
ブラジルは、非常に注目できる国だ。
資源国であるだけでなく、自動車販売が急増するなど、
内需にも注目できるため、長期投資に足りうる国であるためだ。
そのブラジルにおいて大手金融グループ、イタウ傘下のイタウ証券を率いる
ロベルト・マサル・ニシカワが日経新聞に紹介された。
イタウ証券は、今年秋日本に支店を構えることにしている。
経済成長が続くブラジルの証券を日本で売り込むためだ。
ニシカワ氏は日系ブラジル人。祖国に錦を飾るという意味もあるだろう。
ニシカワ氏は米投資銀に就職し、89年から6年あまりを日本で過ごした経験を持つ。
その後、95年にブラジルへ帰国、
後にイタウ証券となる合弁会社の設立に携わり、社長に就任した。
ブラジル経済のぼっ興とともに、
売上高を20倍に伸ばした腕利きのビジネスパーソンだ。
現在、ブラジル大使館、海外投融資財団などのご協力を得て、
来月にはイタウ証券の日本支社に訪問取材する予定である。
ブラジルという国も他の新興国と比べ、メンタリティの上で日本との距離が近い。
日本のビジネスパートナーとして今後ますます重要な意味をもってくるに違いない。より深くブラジルについて調査を行い、
当メールマガジンでも順次紹介していきたい。
3.フィリピン携帯最大手、「広告読めば通話無料」
●アジア初、広告を読めば通話料実質無料のサービスを開始
●顧客の囲い込み、新規顧客開拓をねらう
●数年先の携帯市場はドラスティックに変わる
フィリピン携帯最大手のスマート・コミュニケーションズは
6月、携帯電話の通話料が実質的に無料にもなる新サービスを始める。
アジアで初めてという取り組みを通じ、
飽和状態に近づく同国携帯電話市場でさらに加入者拡大を目指す。
識別チップを仕込んだカードを携帯電話端末に組み込み、
衣料品メーカーやファストフードチェーン、
金融機関などの広告を午前8時―午後8時の12時間に30分間隔でメールで配信。
利用者が配信された広告を一つ読むごとに通話などの使用料を
0.5ペソ(1ペソは約2.6円)ずつ減額していく仕組みだ。
日本でも携帯電話の普及については一定のレベルに達し、
携帯市場は緩和状態になっている。
先日、携帯電話のコンテンツを扱うアクセルマークを訪問取材させていただいた。
取材中、同社小林社長が
「広告読めば通話料無料」というアイデアをまさに披露していたところだ。
日本はフィリピンに先を超される形になったが、
利用者の位置情報を拾うGPSの技術など、各サービスを組み合わせれば、
さらに高度なサービスを提供することもできるかもしれない。
携帯電話の機能に注目が集まるが、まだまだサービス面でも様々な取り組みがある。日本のキャリアに同サービスが導入されることを、
投資家としても一消費者としても望みたい。
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ご意見・ご感想は【日記の感想欄】へお気軽にどうぞ
( 文責:木下 晃伸 きのした てるのぶ )
☆雑誌「マネージャパン」ホームページもぜひご覧ください!
http://www.sscom.co.jp/money/
http://www.terunobu-kinoshita.com/20080520-toushinou.pdf
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■個別銘柄情報はこちら
「なぜ、この会社の株を買いたいのか?」
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●個別銘柄をより深く知りたい方にはこちら
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※魅力ある銘柄を探し出すためのファンドマネジャーのノウハウを、
細大漏らさずお伝えしている「なぜ、この会社の株を買いたいのか?」の
エッセンス部分をお伝えさせていただきます。
すでにお申し込みを考えている方はこちら
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●6月に関西地区でセミナーを行ないます!
日経ビジネス協力、アジア株に強い藍澤證券主催による
「アイザワ三都 資産運用セミナー」において、
「投資脳のつくり方~奔流するグローバルマネーが次に向かう投資先は?~」
と題してお送りする予定です。
世界には魅力ある投資対象がたくさんあります。
でも、具体的にどうしたらいいのか?
現地取材をふまえた生の情報をお届けしたいと思います!!参加は無料ですが、
事前予約が必要となります。ご興味ある方は下記よりお申し込みください。
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◇発行人/編集人
木下晃伸(きのしたてるのぶ)
(社団法人)日本証券アナリスト協会検定会員
株式会社きのしたてるのぶ事務所
(C)2005-2008byTerunobu Kinoshita&TERUNOBU KINOSHITA OFFICE LIMITED. All Rights Reserved.
出典を明らかにしていただければ、ご自由にご転送いただいて構いません!
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イスラム金融のアジアの中心地として今後成長を遂げるであろうマレーシアを、
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1.経済成長戦略原案の骨子明らかに
●イノベーション、グローバル、低炭素社会を推進
●税制改革で海外所得の還流目指す
●アジアの新物流網、「アジア・サンベルト」構想
政府が6月に打ち出す経済成長戦略の原案が21日、明らかになった。
使われていない企業の先端技術を集約して
事業化を後押しする政府出資のファンド(基金)を創設。
日本企業が技術力を生かし、海外で稼いだ所得を
国内に還流させやすくする税制の導入も提唱する。
また、海外子会社から受け取る配当などには課税しない
「国外所得免除制度」の導入を打ち出す。
国外利益が多くなってきた日本企業にとってポジティブに働くだろう。
さらに、注目すべきは
日中韓に東南アジア諸国連合、インド、豪州を巻き込んだ政策協力の構想だろう。
インド南部からタイ、カンボジア、ベトナムを陸海路で結び、
アジアを横断する広域物流網と産業地帯の構築を
「アジア・サンベルト」として提案する。
また、ここ数日何度か紹介してきた、
国の空港政策に関しても経済成長戦略に取り上げられている。
国の向いている方向を示す経済成長戦略は投資を考えるうえで重要な指標だ。
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その中でも、アジア各国との日本の共生がうたわれていた。
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2.イタウ証券、今秋日本に進出
●イタウ証券社長ニシカワ氏は日系ブラジル人の腕利き
●今秋、日本に進出
●ブラジルは日本の重要なビジネスパートナー
ブラジルは、非常に注目できる国だ。
資源国であるだけでなく、自動車販売が急増するなど、
内需にも注目できるため、長期投資に足りうる国であるためだ。
そのブラジルにおいて大手金融グループ、イタウ傘下のイタウ証券を率いる
ロベルト・マサル・ニシカワが日経新聞に紹介された。
イタウ証券は、今年秋日本に支店を構えることにしている。
経済成長が続くブラジルの証券を日本で売り込むためだ。
ニシカワ氏は日系ブラジル人。祖国に錦を飾るという意味もあるだろう。
ニシカワ氏は米投資銀に就職し、89年から6年あまりを日本で過ごした経験を持つ。
その後、95年にブラジルへ帰国、
後にイタウ証券となる合弁会社の設立に携わり、社長に就任した。
ブラジル経済のぼっ興とともに、
売上高を20倍に伸ばした腕利きのビジネスパーソンだ。
現在、ブラジル大使館、海外投融資財団などのご協力を得て、
来月にはイタウ証券の日本支社に訪問取材する予定である。
ブラジルという国も他の新興国と比べ、メンタリティの上で日本との距離が近い。
日本のビジネスパートナーとして今後ますます重要な意味をもってくるに違いない。より深くブラジルについて調査を行い、
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3.フィリピン携帯最大手、「広告読めば通話無料」
●アジア初、広告を読めば通話料実質無料のサービスを開始
●顧客の囲い込み、新規顧客開拓をねらう
●数年先の携帯市場はドラスティックに変わる
フィリピン携帯最大手のスマート・コミュニケーションズは
6月、携帯電話の通話料が実質的に無料にもなる新サービスを始める。
アジアで初めてという取り組みを通じ、
飽和状態に近づく同国携帯電話市場でさらに加入者拡大を目指す。
識別チップを仕込んだカードを携帯電話端末に組み込み、
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日本でも携帯電話の普及については一定のレベルに達し、
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日本はフィリピンに先を超される形になったが、
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株式会社きのしたてるのぶ事務所
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