バーベキューさんのブログ
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「日米貿易」
だけを見ても全体を見なければ分からない。なぜなら日本の主要な輸出品の一つ、自動車を見てみよう。
自動車とは鉄、アルミ、プラスチック、ゴムをアメリカ以外の外国から輸入している。それを日本の工場で加工、組み立てしている。
工場は電力も使っている。今はほとんど火力発電だから電力も輸入している。
つまり、アメリカ以外の国から原材料を輸入して日本で加工してアメリカに売る。
対してアメリカは輸出できるのは豚肉、牛肉、農作物くらいしか日本に輸出できない。
カンブリア宮殿で鉄屑王と呼ばれた社長が「アメリカに輸出できるものは何もなかった。鉄クズだけがあった」と言ったがこれはある意味で間違い。アメリカはドルとアメリカ国債を輸出している。
日本はアメリカ国債を売れない。償却を待つしかない。だから格好の餌食になる。問題はドル建てのアメリカ国債を買っていること、為替は変わるということ。だからトヨタ社長は「円安にしないと日本が滅びる」と言ったのだろうか?それとも円安じゃないと自社がヤバいから?
俺の説明で分からない人は野口悠紀雄の本を読んでください。
円とドルは密接に結びついている。日本は植民地なのだろう。
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