バラの会さんのブログ

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投資の成果は「エッジ」と「運」

投資の成果は「エッジ」と「運」 ないなら「コバンザメに徹する」のも一案
 
 
 

 

 

 勝ったにしろ負けたにしろ、その投資に「エッジ」がなければただの運。自分なりのエッジが見つからないなら、エッジのある投資家のコバンザメに徹するのも1つの賢い投資手法です。

 「ビギナーズラック」ということをしばしば耳にします。投資、投機、ギャンブルを問わず、始めたばかりであまり詳しくない方が大きく儲けた時に、謙遜気味に使う表現です。
 
 
  
 
  しかし、普通に考えれば、「ビギナーズラック」の裏には「ビギナーズの不運」も同じか、それ以上にあるはずです。ただ、この場合は、「負けて当然」と当人も周りも考えているので話題にもなりません。
 
 
  
 プロ投資家にも、自分たちの投資スタイルに絶大な自信を持ち、実際のパフォーマンスも群を抜いている方がいる一方、何をやっても裏目に出る「曲がり屋」も数多く存在します。そういう状況で、外資系金融機関でしばしば耳にする言葉は「エッジ」。その意味は……。
 
 
  
  
  

■パッシブ投資にも大きな前提がある
  

  
 「相場は相場に聞け」という投資格言があります。実際、取引できる価格が「正しい価格」で、それ以外の「あるべき価格」は、ある意味「白昼夢」ともいえます。その場合には、こつこつ努力して投資対象を探したり、投資タイミングを分析したりすることは無駄ともいえます。
 
 
 これを突き詰めれば、経済が成長する国や地域の株式や不動産にできるだけ分散投資して、経済成長の恩恵だけを狙うという投資手法に行き着くでしょう。期待できるのは、年率のリターンでインフレ率+1%から3%も得られれば大成功と考えられます。
 
 
 さらに、投資対象国の長期的な成長率に関する分析さえアテにならないと考えるなら、MSCIコクサイのような、全世界を網羅する株価指数にいかに低コストで投資するか、具体的には運用コストの安いETFなどを利用することになります。
  
  
  
 ただし、この場合でも「経済は必ず成長する」、「株式や不動産は長期的に債券投資よりも高いリターンをもたらす」という少子高齢化、低成長の社会では怪しいと思われ始めた前提が付きます。
 
 

 日本株が20年にわたって低迷したことを敢えて無視して、“これから同様の経験をすると思われる欧米各国やシンガポール、タイ、韓国、中国などでは、日本のようなデフレ・低成長はない!”という前提(決め付け?)が正しいかどうかは、20~30年後に判明するはずです(もし間違っていたら今全盛のパッシブ投資信者は将来後悔することになります)。

 

2件のコメントがあります
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    みゃあままさん
    2013/12/11 20:05

    さしずめ、トリュフを探すブタさんのような臭覚と、ゲームアニメに特に

    強い事はムチリンダ君のエッジで、運とコバンザメに徹するのが私と

    言った所でしょうか^^;;(笑)

     

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    バラの会さん
    2013/12/11 20:45

    みゃあままさん

     

    上手いですね。(笑)(((o(*゚▽゚*)o)))

    私も今度コバンザメに成ろうかな~( ´∀`)w

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