ユリウスさんのブログ
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平原誠之のピアノコンサートを堪能
昨日、やや遅めの午後7時から平原誠之のピアノコンサートが江戸堀(大阪市)のイシハラホールであった。京都在住の碁友Y氏を誘い合わせて出かけました。
プログラム第1部の4はギター曲「アルハンブラ宮殿の思い出」の平原バージョン、第二部の1はヴァイオリン曲「チゴイネルワイゼン」の平原バージョン楽しませてもらいました。
最後の「レ・ミゼラブル」(シェーンベルク作曲)は圧巻でした。プログラムの解説によると、平原は指揮者のスコアとオーケストラのスコアを参考に、原曲を大切にしながら平原独自の作曲法で作り上げたのだそうです。素人の悲しさ、それがどんなに大変なことなのか想像もつきませんが、ピアノ一台で演奏することに挑戦し、成功したという事だと理解しました。
ピアノを聴いた途端、レ・ミゼラブルのミュージカル曲が蘇えりました。実は翔年は数年前、ニューヨークに行ったとき、ブロードウエイで本場のミュージカルを観ていたのです。レ・ミゼラブルのストーリィは知ってはいましたが、舞台の英語がちんぷんかんぷん、ミュージカルを鑑賞したと言える状態ではありませんでしたが。音楽を聴いて舞台の俳優の動き見て楽しんだだけでした。逆に英語が分らないから音楽がより記憶に残っていたのかも知れません。平原のピアノにミュージカルのシーンを髣髴とさせるようなフレーズが何箇所か確かにあるのが分りました。これは怪我の功名というものでしょう。(笑)
曲の解説付きプログラム(クリックで拡大)
アンコールは「愛の賛歌」でした。
平原のピアノを十分堪能したひと時でした。
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