バーベキューさんのブログ

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「ミーニングさん その3」

ミーニングさんのブログを読んで笑ってしまった。でもすぐにその笑いは乾いたものになって、さらにそのあと考えさせられた。
俺も基本的には自己資本比率30%以上でスクリーニングしている。30%以下は大戸屋と山岡屋。これは味に惚れたわけだ。しかしこれも少ししか持ってない。株価下がったら買いたいと思っている。
ここでデフレになると誰が得をするかというと貯金をたくさん持っている人(企業)と消費者。しかしほとんどの人間は消費者なわけだから割愛する。

貯金は持っている人(企業)と持ってない人(企業)に分かれる。

基本的に貯金を持っていれば持っているだけ得する。俺はコスト削減は問題ないが労働者にデフレ圧力がかかり過当競争になり給与削減やリストラなどになっているのが問題だと思う。
特に若い世代にその影響が大きいことが問題。貯蓄税をしたらどうかと前に書いた。だが高齢者からは税金を取れるだろうが企業は同業他社(なるべく実情を知っている業界の方が安心だから)の株式を買うのではないだろうか?同業他社の株式をお互いに買う。これはいつか見た風景。
そうなれば株価は上がるだろう。だがそれは景気が良いのだろうか?

中小企業は自己資本比率が基本的に低い。多くは大企業が内部留保している(もちろん企業によって違うのだろうが)。企業の大小よりも業種の方が関係しているのかもしれない。IT、化粧品などは基本的に財務がいい。例外はあるが。

どうやれば若い世代に希望を持たせることができるのだろうか?最低賃金を上げる?でも自己資本比率の低い中小企業は潰れるかもしれない。それも手だ。潰れるところはそれまでだったのだろう。一時的には失業率高くなるかもしれないが仕方ないのかもしれない。
配当を上げる?株主はさらに株を買うだけだろう。

量的緩和する?それも手かもしれない。それで給与が上がるか不明だが。ハイパーインフレになり若者達が苦しまないくらいのレベルにするべきだが。

貯蓄税をして教育、福祉に金を回す?高齢者からは税金取れるが企業は株を買うのではないだろうか?若者の自分で使える金は増えるだろう。これが資本主義か不明だが。俺の案はこれだ。高齢者になったら田舎に行くのが正しいと思う。都会に働くためでもなく住むのは贅沢。世代の大移動をするべき。若者は東京へ高齢者は田舎へ。そこにビジネスは転がっている。田舎の土地は余っている。全ての土地はフル活用しなければいけない。田舎の若者は介護で働けばいい。もちろん介護の給与、法体系を変えるべきだろうが。

だが東京でオリンピックをやるために東京をバリアフリーにするみたいだ。これでこの案は無くなった。なぜ狭い東京に多くの国民を集めて人生を過ごさせようとしているのか。疑問である。

法人税を下げる?余計に内部留保するだけだろう。

国内向けの設備投資減税をする?それでも製造業は海外に出ていくのではないだろうか?(特に自動車)
非製造業は国内向け投資を伸ばしているが。しかし小売り、ITは自己資本比率が高い。そして小売り(チェーン店の飲食業)はセントラルキッチンが主流である。つまり国内食品製造業を脅かす存在になるのではないだろうか?自分達で何でも作ってしまおうと最終的に考えるのではないだろうか?だが価格が安くなったために外食の回数は増えたから使う金は同じだろうか?
ITはITでCDや映画配信で製造業を脅かすのではないだろいか?さらにレンタルショップやCD屋や本屋などの小売りまで脅かすのではないだろうか?

どんどん効率化が進み雇用は減っていくのだろうか?それとも価格破壊が起こり少ない金でたくさんのモノが買えるようになっただけだろうか?
でも人の胃袋にも限界がある。人の物欲にも限度がある。そして歳を取るとそれらがどんどん小さくなるのだ。デフレに向かっていく。
インフレにするのではなく給与を上げるのが重要だ。物価だけ上げたのでは意味がない。
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