木下 晃伸さんのブログ

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【投資脳のつくり方】663.調査の拠点、ロンドンに


●みなさま、いかがお過ごしでしょうか。


経済アナリスト、木下 晃伸(きのした てるのぶ)です。



●それでは、雑誌「マネージャパン」ホームページに平日毎日連載している「経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース」をご覧下さい。


本日もよろしくお願い申し上げます。


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□本日の目次
■経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース
■編集後記
■テキストはこちらから
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【経済アナリストが斬る!投資に役立つ3大ニュース】


※※おかげさまで23,396名!のみなさまにお読みいただいています※※


☆雑誌「マネージャパン」ホームページもぜひご覧ください!


>>http://www.sscom.co.jp/money/ 



2008年4月28日(月)本日お伝えする内容はこちら!



1.調査の拠点、ロンドンに


2.「マップ思考法」組織の効率向上


3.私の課長時代、ソニー社長中鉢良治氏



>>http://www.terunobu-kinoshita.com/20080428-toushinou.pdf

 
( 資料作成:木下 晃伸 きのした てるのぶ )

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■編集後記
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●海外


海外の企業を取材したくてうずうずしていました。


独立を機に、いままでの鬱憤を晴らすかのごとく海外取材を敢行していきたいと思います。


日本が閉塞感に悩まされているということもあります。


でも、私にとっては、海外企業を取材することが純粋に楽しい。


私にとって企業を訪問し、取材し、新たなことに気づき、そして、また未知の世界を追い求めていくことがやっぱり大好きなんだな、と思います。



ご意見・ご感想はこちらから

↓↓
analyst_mail1@yahoo.co.jp


( 文責:木下 晃伸 きのした てるのぶ )

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■本文テキストはこちらから!
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1.調査の拠点、ロンドンに


 ●GSの日本担当エコノミスト山川哲史氏が活動の拠点をロンドンに

 ●大手金融機関で国内の調査責任者が東京に駐在しないのは異例

 ●日本経済や東京市場は閉塞感が強まっている


世界有数の投資銀行であるゴールドマン・サックスの日本担当エコノミスト、山川哲史氏が、活動の拠点を東京からロンドンに移した。大手金融機関で国内の調査責任者が東京に駐在しないのは異例。


金融ビジネスで日本や東京市場の存在感が低下している証拠だろう。それは私も強く感じてきたことだ。そのため、独立を機に、月に1度のペースで世界中を取材しているわけだ。


例えば、本日の日経新聞1面にも資源大手のBHPビリトンや食品大手のネスレの事例が掲載されている。BHPびりトンは世界の資源高を受け、昨年から株価は右肩上がりだ。これだけ世界中で株価が軟調な中でも動きは変わらない。(BHPビリトンチャート)http://finance.yahoo.com/q/bc?s=BHP&t=1y&l=on&z=m&q=l&c= 


一方で、日本の資源関連はどうだろうか?三菱商事など投資対象として魅力ある企業でも、BHPビリトンが1年前と比較して6割も上昇しているのに、3割強にとどまっている。どうして、同様の投資理由で三菱商事に投資しなければならないのか。それは単純に、私たちが日本にいるから。ただそれだけにすぎない。


世界には投資対象として魅力ある企業が眠っている。インターネットの普及によって情報にも比較的容易くアクセスできるようになった。世界に眼を向けると投資の景色はずいぶん異なってくる。日本が地盤沈下していることもあるが、世界中を見た方が楽しい。



2.「マップ思考法」組織の効率向上


 ●「マップ思考法」で経営課題を浮かび上がらせる

 ●社員に経営者としての意識を持たせることにもつながる

 ●記憶力向上にもつながる


会議でノートやホワイトボードを使うとき、文章を箇条書きにするのは普通のやり方。これを真ん中から放射状に伸びる木の幹と枝葉のようにしたらどうなるか。「マップ思考法」と呼ばれる方法のことだがインターネット接続大手ソネットエンタテインメントや大手広告代理店や部品メーカーなど20社が社員や幹部研修に導入し始めたようだ。


マップ思考法の中でも草分け的存在なのが「マインドマップ」と言われる手法。マインドマップは英国の教育者であるトニー・ブザン氏が1970年代に発案し、全脳を使った思考法として提唱したもの。


私も勝手に知らずにマップ思考法を実践していたとき、マインドマップについて書かれた本を読み、「科学的に良い方法なんだ」と実感したことを思い出す。多分多くのファンドマネジャーは、このマインドマップを自然に行っているのではないだろうか。


このマインドマップを習得していなければ、業界がまたがる競合や今後のビジネスモデルの変遷など訳が分からなくなる。調査の内容は、実際に企業が行っているビジネスを分析しているわけだから、当然、この手法はビジネスにおいても役立つだろう。ただ忘れてはいけないのは、この手法は、引き出しが多くないと意味をなさない。つまり、知識量を増やしていなければ、マップにならない。知識を知恵に変換させる方法として考える分にはいいが、これで何かアイデアが生まれるという魔法の方法ではないと思う。



3.私の課長時代、ソニー社長中鉢良治氏


 ●ソニー社長、中鉢良治氏に聞く

 ●現場と経営、ミドルが触媒 

 ●上司の靴音は技術者の肥やし


ソニー現社長の中鉢良治氏は、ソニーの創業者である井深大氏や盛田昭夫氏が現場に積極的に足を運び交流している姿や社風にあこがれ、入社を決めたようだ。


すごくよくわかる。私も井深大氏や盛田昭夫氏の著作を学生時代から読み、ソニーの社風に一種あこがれのようなものを持っていた。ちなみに、当社では社員も準社員(アルバイト)にも盛田昭夫氏が書かれた「Made In Japan」を渡す。すでに20年以上も前の著作なのに、今なお輝いている内容だ。そんな井深氏や盛田氏の薫陶を受けた中鉢氏が語るビジネスのエッセンスとは何か?


●「上司の靴音は技術者の肥やし」というのが口癖。(中略)やっぱり人間は、他人に認められるのが一番嬉しいんですよ。人の役に立っている、認められているっていうのが一番気持ちいいことなんですよ。そういう意味でも上司が現場に行って、声をかけ、励ますことが大切なんです。


●上司は現場に行って励ます必要がありますが、現場から離れて冷静に考えないといけないときもある。経営はその往復運動なんですね。


大企業でも中小企業でも、経営の本質は同じ。私も社員と準社員で計8名の企業経営者として、ソニーの良き時代の強さを思い経営に励んでいる。



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◇発行人/編集人  

木下晃伸(きのしたてるのぶ)  

(社団法人)日本証券アナリスト協会検定会員

株式会社きのしたてるのぶ事務所    
     

(C)2005-2008byTerunobu Kinoshita&TERUNOBU KINOSHITA OFFICE LIMITED. All Rights Reserved.

出典を明らかにしていただければ、ご自由にご転送いただいて構いません!


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1件のコメントがあります
  • イメージ
    相対性理論さん
    2008/4/29 20:32
    >>>●「上司の靴音は技術者の肥やし」というのが口癖。(中略)やっぱり人間は、他人に認められるのが一番嬉しいんですよ。人の役に立っている、認められているっていうのが一番気持ちいいことなんですよ。そういう意味でも上司が現場に行って、声をかけ、励ますことが大切なんです。



    そうですよね。その一言、その握手などで10年がんばれる
    という人も結構多いのだと思います。
    どんなに大きな会社になろうとも結局は個人の集合体ですもんね。

    一人ひとりのモチベーション
    これが一番大切なのかもしれませんね。
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