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FOMC議事録で円高ドル安となるもダウ大幅下落で反落か

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おはようございます。


日経平均は昨日は香港ハンセン指数などのアジア市場の下落に影響されて
13,424.33円で+27.95円(+0.21%)の小幅な反発となりましたが、
米国市場の結果を見る限り本日の朝方は反落で始まることになりそうです。


昨晩のNYダウは日本時間22:00(シカゴ時間8:00、NY時間9:00)に14,993.81ドルで前日とほぼ横ばいで始まりましたが、14,897.55ドル(前日比-105.44 (-0.70%)  )と続落で終えています。


米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が、米連邦準備理事会(FRB)が9月にも資産買い入れ縮小に着手するとの懸念が払拭される内容でなかったため、債券と株式にとってはマイナスに働きそうだとの見方が広がり、一時は前日比プラスへ上昇したものの引けにかけて大きく下落して大幅な続落となっています。


前日までの続落もあって昨晩のNYダウは前日とほぼ横ばいの15,011.82ドルで始まりました。


寄付き後は量的緩和縮小への警戒から下落して日本時間22:36(シカゴ時間8:36、NY時間9:36)に14,955.27ドルで前日比-48.16ドルと一時15,000ドルの大台を割り込むところまで下落しました。


その時間帯に為替相場は影響を受けず安定して推移しましたが、シカゴグローベックスの日経平均先物はその影響を受けて日本時間22:00(シカゴ時間8:00、NY時間9:00)の13,370円から日本時間23:30(シカゴ時間9:30、NY時間10:30)の13,320円まで下落しました。


そこからNYダウは一進一退を繰り返して日本時間2:50(NY時間13:50、シカゴ時間12:50)には14,957.79ドルで前日比-45.64ドルとなっていました。


ところが、その後は日本時間3:07(NY時間14:07、シカゴ時間13:07)には14,880.84ドルで前日比-122.03ドルまで急落して下げ幅を拡大し、日本時間3:48(NY時間14:48、シカゴ時間13:48)には15,019.70ドルで前日比プラスまで一気に反転上昇するなど米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を巡って相場が大きく上下に動くことになりました。


その影響を受けて為替相場は日本時間2:30(NY時間13:30、シカゴ時間12:30)の1ドル97.52円から日本時間3:34(NY時間14:34、シカゴ時間13:34)には1ドル97.88円まで円安ドル高となり、日本時間3:48(NY時間14:48、シカゴ時間13:48)には1ドル97.64円まで円高ドル安となり、それを受けてシカゴグローベックスの日経平均先物は日本時間3:50(NY時間14:50、シカゴ時間13:50)には13,440円まで上昇しました。


しかし、そこをピークとして引けにかけて再び大きく下落して日本時間5:00(シカゴ時間15:00、NY時間16:00)に14,897.55ドル(前日比-105.44 (-0.70%)  )と大幅な続落となっています。


その影響を受けてシカゴグローベックスの日経平均先物は日本時間2:04(NY時間13:04、シカゴ時間12:04)には13,300円まで再び大きく下落しました。


為替相場は一進一退を繰り返して日本時間5:00(シカゴ時間15:00、NY時間16:00)に1ドル97.8円前後となっていたものの、NYダウの影響を受けてシカゴグローベックスの日経平均先物は日本時間5:00(シカゴ時間15:00、NY時間16:00)に13,390円と東証終値比約-125円と大きく下落していました。


NY市場が取引終了した後の時間帯もドル円相場はやや円高となって1ドル97.65円前後となったため、その影響で一段と下落幅を広げてシカゴグローベックスの日経平均先物は日本時間6:15(シカゴ時間16:15、NY時間17:15)の時点の終値としては13,275円と東証終値比約-150円と大きく下落して終えています。


こうしたシカゴグローベックスの日経平均先物の下落を受けて、本日は反落して始まることになると思われます。


なお、シカゴグローベックスの日経平均先物は昨日の出来高が32,004枚で前日の38,954枚(前々日の23,863枚)と前日より減少しており、本日の東京市場の薄商いが続くものと思われます。


なお、NY日本株ADRは下記の通り東証終値から下落となっていますので、この点から見ても大きく下落して始まりそうです。


ファーストリテイリング (9983)ADR円換算 31,098 東証比: -202(-0.6%)

ファナック (6954)ADR円換算 14,746 東証比:   -84(-0.6%)

ソフトバンク (9984)ADR円換算 6,171 東証比:   -39(-0.6%)

京セラ (6971)ADR円換算 9,514 東証比: -86(-0.9%)

トヨタ自動車 (7203)ADR円換算 5,998 東証比: -32(-0.5%)

本田技研工業 (7267)ADR円換算 3,611 東証比:   -4(-0.1%)

日産自動車 (7201)ADR円換算 992 東証比: -7(-0.7%)

ソニー (6758)ADR円換算 1,920 東証比: -17(-0.9%)

パナソニック (6752)ADR円換算 846 東証比:   -7(-0.8%)

シャープ (6753)ADR円換算 398 東証比:   -2(-0.5%)

東京三菱UFJ (8306)ADR円換算 579 東証比:  -7(-1.2%)

三井住友FG (8316)ADR円換算 4,404 東証比: -16(-0.4%)

みずほFG (8411)ADR円換算 201 東証比: -2(-1.0%)

2件のコメントがあります
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    yoc1234さん
    2013/8/22 09:03

    おはようございます。

     

    米国もさすがにQE3縮小の思惑から株価は下げ、金利上昇から円安に

     

    ドル全面高。

     

    新興国は物価高になるので、政府が転覆するでしょう。

     

    アラブの暑い夏。

     

    ドル高で原油が下げガソリンはやや値下がりしてます。

     

     

  • イメージ
    abe-reiji-2013さん
    2013/8/22 12:09

    こんにちは。

     

    QE3の金融緩和縮小が市場の思惑を生み出し、アジア市場の下落に繋がっているようですね。

     

    ただ、本日はアジア市場の下落は想定より小さいようで、後場の寄付きがギャップダウンするほどの下落は生じていないようです。

     

    多少の下落なら、昨日と同様に買い方が少し買い上げて値を戻すでしょうから、大崩への警戒は必要ですが、過剰な心配はいらないかもしれませんね。

     

    さてさてこの先どうなることやら…

     

    ちなみに12:07現在で香港ハンセン指数が21,717.07 -100.66(-0.46%)

    ジャカルタ総合指数が4,167.93 -50.52(-1.20%)

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