NTTが発表した2013年4~6月期連結決算は、売上高にあたる営業収益が前年比1.3%増の2兆6091億円、本業のもうけを示す営業利益は1.0%減の3489億円で、増収減益だったそうです。
四半期ベースの営業利益では、傘下の新興ゲーム会社ガンホー・オンライン・エンターテイメントが急成長したソフトバンク(3910億円)に初めて抜かれたそうです。
ただ、最終利益は金利負担の減少などに伴い、6.5%増の1667億円で着地とのことで、収益計画は順調に推移しており、2014年3月期通期業績予想は据え置くそうです。
事業別では、NTT東日本、西日本の地域通信事業は光ファイバーの伸び悩みなどで前年比337億円の減収でしたが、コストカットが奏功し227億円の増益を確保した一方、NTTドコモの移動通信事業は販売費用がかさみ、214億円の減益となったそうです。
「今後の中核事業」と位置付けるグローバル・クラウドサービスは堅調に推移しており、グループ全体の4~6月の海外売上高は前年比387億円増の2670億円で、総売上高の1割を初めて超えたそうです。
鵜浦社長は決算会見で「今後もグローバルを志向する」と強調し、傘下のNTTコミュニケーションズが、テレビ会議システムの構築を手がける仏アルカディン社を約400億円で買収することを発表したそうです。
とうとう孫社長が言っていたことが実現しましたね。
ガンホーの影響も大きかったですね。
9432:5,200円、 9984:6,770円、 3765:77,200円、 9437:155,100円