ちょいかぶおやじさんのブログ

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投資の中長期テーマに関するつぶやき①

本当は仕事をしなければならないのですが、逃避したいと気持ちがあり、日記を書いてみることにしました。
といっても、投資に関することに絞らないといけません。
ということで、中長期の投資テーマに関するアイデアです。
中国経済の急成長で、資源が不足する、というテーマで、資源株が買われたことは既に多くの人々の知るところですが、急成長の結果出てくることの一つは、中国経済の成長の結果大量に積み上がってくる外貨準備高の運用の問題です。中国政府高官の運用方針はどのようなものでしょうか。既に、米国の大手投資ファンドである、ブラックストーンに多額の出資をしました。当面は、中国政府高官の運用スキルはそれほど高くないと思いますので、投資ファンド、ファンド・オブ・ファンズなどが注目されるでしょう。これが世界的な投資ファンドへのカネあまり現象の原因の一つでしょう。その次のステージでは、どのような株式に投資がされるのでしょうか。日本株の中ではどのような株式に投資されるようになるのでしょうか。この線で、日本の銘柄を選択してみるとおもしろいかもしれません。
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3件のコメントがあります
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    中国の農村部は働き手は都会へ出稼ぎに行き、貧富の差がますます大きくなっていることから崩壊寸前との情報もあり、ご指摘のように中国発の食料問題は深刻になると思います。
    日本水産のように、海外で養殖技術を確立した会社は評価が上がると思います。
    また、世界的な砂漠化や水不足を背景に、植物工場が伸びる可能性もあり、キューピーなど植物工場を積極的に研究している会社も狙い目かと思います。

    中国経済の落ち込み=バブル崩壊後に、どのような姿になるかは、予測が難しいですね。
    中国市場でビジネスしている企業は1,2位シェアの企業しか生き残れないでしょう。逆に中国に工場を構える会社は、人件費が安くなって有利かもしれません。
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    株主としてコントロールしたい銘柄、という視点も確かにあると思いますが、中国経済の課題から少なくとも2つあると考えます。
    第一は食料です。現在、中国の農民人口は60%強です。この比率を30%にまで落として、中国の工業化を進めようというわけです。ここまで農民人口が下がると、食料生産力は大幅に落ちます。日本も戦後すぐは60%の比率でしたが、15年程度で30%の水準まで落ちたそうです。これが日本の高度成長期の原動力でもあったわけです。中国での農民比率低下のマグニチュードは非常に大きいので、世界的に食料不足になるのは必至です。では、どのような解決策があるか。この問題の解決につながる銘柄は?、という視点は面白いと思います。
    第二は、中国経済の落ち込みと逆に動きをするセクターや銘柄です。先進国の消費・サービス系の会社でしょうか。不動産系でしょうか。これも真剣に考えてみたいテーマです。
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    日本であれば積みあがった外貨は米国債に流れるのでしょうが、中国政府はもっと戦略的におカネを使うのではないかと思います。
    日本株で言えば、中国に製造、販売拠点を拡大している分野、例えば自動車メーカ、大手電機メーカなどの株式を取得して、中国へ進出した日系企業を株主の立場からコントロールしようとする、などという仮説もあるかと思います。

    ただ、中国のカネあまりが世界的に波及しているとすると、中国の株式バブルが弾けた場合の世界経済への影響は、相当大きなものになるな、と感じます。