Abe_Reiji-2013さんのブログ
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6月12日前場の分析
こんにちは。
今日の東京市場の前場を確認してみたいと思います。
まずは日経平均を確認します。
朝の寄り付きの価格は13,100円を少し超えたくらいと、シカゴ日経平均の終値が12,980円より120円以上高く始まっています。
ということは、朝の寄り付きにおいて特に大きな投売りが見られなかった…と言えるのではないでしょうか。
そこからまずはシカゴ日経平均の終値にさや寄せするいつものパターンに向けて仕掛け的な売りと見られる出来高が大きくなりながら急速に値を下げ、9:06に12,994.08円という前場の最安値をつけています。
その後は日経平均先物のラージとミニの出来高が増えたタイミングでは上昇しているケースが多いため、仕掛け的な買いが何度も入っていると見られます。
前場の引けの直前には日経平均先物のラージとミニの出来高が増えて13,000円を明確に超えていますから、引けの価格を高めようと仕掛け的な買いが入っていると推測されます。
ところがその先物価格に日経平均は追随しきれずに引けの1分前の11:29に13,100円の少し手前の13,098.33円をつけたところから急落し、13,072.61円で終えています。
折角の仕掛け的な買いで買いあがったものがあっさりと引けで売り込まれて買い方が目標としたであろう13,100円の水準を下回って終えています。
こうした引けに於ける急落はTOPIXでも見られるので、次はTOPIXを見てみようと思います。
こんばんは!
先ほど後場を含めて1日を振り返った日記をアップしました。
大分読みを外したので、理由を確認しておかないといけませんからね。
後場の解説も宜しくお願いします。
13000円キープしました。
誰かが買い支えていた様に思いますが?
外資系のオモチャですね!
こんにちは。
そうそう、特に投売りがないのですよ…それでも下がっていくのだから、怖い展開ですね。
多くの人は13,000円を前場の引けで守っていると安心していますが、きっと誤解です。
オプション見る限り、多分、投げは出ないですね。
上げたい人だらけのようです。変ですが。
最後に国債の先物価格を確認してみたいと思います。
こちらも解説では昨日の日銀の会合の結果に失望した売りによって下落したとされています。
ところが朝の寄り付きは142.60円と昨日終値とほぼ同水準の価格となっており、その後も10:00過ぎまで142.70円を超える水準を保っていますから、特に失望した売りが見られるとは言えません。
前日の終値より下落した水準となったのはおおむね10:10頃から10:24頃にかけて出来高が急増したタイミングであり、10:24に前場の最安値となる142.22円となっており、仕掛け的な売りによって大きく値を崩して一気に前日終値比マイナスに転じていることがわかります。
そして前場の引けにも急落が見られますし出来高が少し増えて再び142.30円を下回って終えていますから、こちらも平均株価と同様に売り方が仕掛けて売り買った形で終わっています。
このように株価も国債価格も共に売り方が優勢な形で前場を終えており、後場の攻防に於いても売り方優位に進みそうに感じます。
現時点で日経平均が13,000円を超えて終えたことに安心するのはいささか危険なように見える相場展開となっています。
次にTOPIXを見てみると、朝の寄り付きは約1,090円でスタートしましたが、日経平均と同じく直ぐ先物のラージとミニの出来高が急増して急落し、前場のほぼ最安値水準となる1,073.94円をつけています。
その後は出来高が増えたタイミングでは上昇しているケースが多いため、こちらもやはり仕掛け的な買いが入っていると推測されます。
そして11:29に前場のザラ場としてはほぼ最高値の水準である1,080.05円を付け、やはり引けの価格を高めようと仕掛け的な買いが入っています。
ところが実際のTOPIXは日経平均と同じく引けで急落して1,078.24円で終えています。
このようにTOPIXを見ても朝の寄り付きはむしろ高めに始まっており、投売りによる急落が起きた後に価格が持ち直したわけではなく、売り方と買い方が攻防を行った結果、朝の寄付きよりも前場の引けが下がる結果に終わっています。