まはいさんのブログ

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ソフトバンク 4/7最強電波放出

3/21発表の這いよれ! ニャル子さんWPV第2弾の反響の大きさに愕然としました。
アニメ配信ランキングで、配信前のPVが配信中のアニメを押しのけてデイリー・ランキング1位になるとは前代未聞です。
昨年からのソフトバンククリエイティブの爆発ぶりはガンホーの比ではありません。
電子書籍映像配信、関連商品の売上の大きさは、SNSゲームとは比べものになりません。
関連して、ドワンゴ売却を後悔しています。

電子書籍コンテンツ市場
音楽市場のoriconのような存在が無く、ベストセラーは電子書店が個別に公表しています。
ランキングの方法も異なるため、どこコンテンツが売れているのか、今のところ良く解りません。
しかし、普通に書店に売っているような書籍を電子化したコンテンツは1万ダウンロードでベストセラー入りしていますが、ライトノベルとその二次創作は10万ダウンロードは少ないほうで100万ダウンロードも珍しくありません。
一般的な単価210円でも、100万ダウンロードで2億円です。
それと、ライトノベルは、Kindleやkoboではなく、スマートフォンやタブレットが主な媒体になっています。
数年後には、コンテンツのランキングが統一の方法で計測されるようになるでしょう。
そのときには、100万ダウンロードを生み出す、角川書店講談社ソフトバンク集英社などが評価されるでしょう。

這いよれ! ニャル子さんW←公式リンク
4/7第4期(地上波2期)封切りですが、再ブレイク間違いないです。

ソフトバンククリエイティブが非公開で投資できないのが残念です。
GA文庫←公式リンク
"這いよれ! ニャル子さん"のブレイクに乗って創刊したGA文庫マガジンは、今年から月刊化しました。


DIVE II Entertainment

"這いよれ! ニャル子さん"のアニメ制作レーベルです。
特に、前期を上回る電波ソングは、さすがエイベックスです。
このレーベルはエイベックス傘下で、ドワンゴと提携しています。
"這いよれ! ニャル子さん"のブレイクで、大きな収益とシェア拡大が見込めます。

投資方針
電子コンテンツは、もはや電子書籍というカテゴリで括るのは無理と思います。
もともと、紙媒体を電子化したものという発想はアメリカのものです。
日本はガラケー時代のケータイ小説から進化し続けて、アメリカ流の電子書籍の枠を超えた二次元展開をしています。
既に電子コンテンツ市場は1本で数億円の収益を計上する市場に育っていますが、統一的に計測する手法が確立していないので評価がまちまちです。
それでも、現に莫大な利益を上げる市場だから…
いずれ計測されて評価される
そう信じて電子コンテンツのヒットメーカーに投資を続けます。
実際には二次元に留まらず三次元展開に進んでいますが、気付いたときにはまんだらけは急騰しており、他に投資可能な先も無いので諦めました^^;
電子コンテンツの二次元展開に投資集中します。

4件のコメントがあります
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    こんにちわ。
    分析力がすばらしく、特にオタク関連など興味がある市場なので
    参考にさせていただいてます。
    すでにどれもこれも、高値になっていて、一旦手離したものは買えずにいます。
    ここから買ってもまだいいのかなと思ったり。
    有望な電子コンテンツはどんなものがあるのでしょうか。
    ドワンゴ保有中です。一旦手離したのですが、また買ってしまいました。
    昨日さげたので、高値掴みになったかも知れません。
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    まはいさん
    2013/3/23 15:08

    ミセス・ラベンダー さん コメントありがとうございます。

     

    私は札幌に住んでいますが、クリプトン・フューチャー・メディアの初音ミクの莫大な収益で開眼しました。

    SNSゲームの隆盛が株式市場で注目されていますが、基本無料のSNSゲームと違い、電子コンテンツは基本有料だから当然に市場の規模が巨大です。

     

    電子コンテンツ企業は、ほとんど未公開企業です。

    特に、知財を有する川上の企業では、国内3大出版社のうち株式を公開しているのは角川書店だけです。

    最大手の講談社は財務を一部公表していますが、2番手の小学館は全く非開示です。

    こうした開示不足から、プロも手掛けにくいのだと思います。

     

    2次制作会社では、独り勝ちを続けていた東映アニメーションが衰え、ソニーエイベックスの傘下レーベルが大きなシェアになってきました。

     

    2次流通では、基本的に携帯キャリアのNTTドコモKDDIソフトバンクが大きなシェアですが、独立系ではドワンゴがキャリアに負けない規模です。

    別方向でビックカメラも強いです。

     

    3次展開では、エイベックスドワンゴがテレビ局を超えたと見込んでいます。

    それと、別方向でまんだらけです。

     

    角川書店

    素直に一次版権に投資するなら、他に投資先はありません。

    紙媒体のリストラを進めているので業績が悪く、長期投資には狙い目と考えています。

     

    エイベックス

    アニメ制作だけでなくアニソンの一次版権も持つので、手広く稼いでいます。

    他の制作会社の音声も手掛けており、自社制作以外にも手を広げています。

    ソニーも同様ですが、ソニーは別の事業のほうが規模も大きく株価に影響しているので、このテーマで投資できません。

     

    東映アニメーション

    老舗で膨大な版権を持っていますが、テレビや劇場がメインで電子コンテンツの流れには完全に乗り遅れています。

    それでも、ONE PIECEシリーズ、ドラゴンボールシリーズ、プリキュアシリーズの3本だけで他を圧倒しています。

    経営者が大きく舵を取れば大化けする要素は十二分に有りますが、親会社の東映がネックになっているように思います。

     

    ドワンゴ

    価値が有るのは子会社のニワンゴに限定されます。

    明らかに角川書店ニワンゴを取りに動いているから、どうなるんでしょう?

    川上会長はスタジオジブリに弟子入りするし、ニコニコ管理人のひろゆきは退任するし、東方神起騒動でエイベックスを追放された荒木が社長になるし、訳が解りません。

    短期投資向きですね。

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    こんばんわ。
    いろいろと参考になりました。
    エイベックス、アニメ主題歌多いですもんね。
    初音ミクみたいなヒットがどこかででるでしょうか。
    この市場はこれから楽しみですね。
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    まはいさん
    2013/3/24 02:49

    ミセス・ラベンダー さん お付き合いありがとうございます。

     

    前期、角川書店は『涼宮ハルヒ』で過去最高益を更新しましたが、あまり株価に影響しませんでした。

    ところが、今期は収益貢献は少ない権利にもかかわらず『ヱヴァンゲリヲン』で株価が騰がりました。

    投資家に知られていないと、株価に反映しないことを痛感しました。

     

    とりあえず、最近になってニコニコ動画が投資家に知られるようになったので、ドワンゴに投資資金が集まっています。

     

    電子コンテンツの収益力が正当に株価として評価されるのは、5年くらい先の気がします。

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