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ガソリン税暫定税率について
4月はガソリン税が期限切れで約25円安くなるそうなのですが、その後5月からはまた暫定税率が復活するとか言ってます。
「さすがにそれは駄目だろう」と私は思うのですが、どうなのでしょう?
ちなみに「道路が足りない」とかみんな騒いでますが、道路や橋にも寿命というものがあって、アメリカなんかは橋が老朽化して壊れて大惨事になりました。
つまり老朽化を考えた場合、維持費が馬鹿にならないので多く作りすぎるのもどうかと思います。
なぜ、そこまでして自民が暫定税率維持にこだわるのか?
個人的見解では、道路族と国会議員との繋がりが強く、どうしても道路税を確保しなければならない個人的事情があるのだと思っています。
あとは地球温暖化などでCO2排出量を減らそうという方向に世界が向かっているのに、ガソリン安くしたら非難されるというのもあると思います。
いずれにせよ、だったらもっと前々から野党と協議しあえばいいわけです。
しかしそうしなかったのは、上記のような理由で維持したいだけなので、話合っても合意出来ないから協議しなかったのだと思います。
ちなみに国民が提示している案は「暫定税率引き下げ」だと思ってます。「撤廃」はあくまで政権取りたい民主の言い分です。
国民案は「どのような優先順位の決定方法をもって、どこに道路をどれだけ作るのか、その最適化手順を明確化すべき」ってことです。無駄が多いから国民は暫定税率維持に反対しているので、この案が最も信用出来る暫定税率維持(もしくは引き下げて維持)のシナリオなのです。
では、なぜこんな私でも考えられるような簡単な案を自民は提示できないのか?
それは道路族との繋がりが強いからとしか考えられません。
つまり、税金を流したいところに流せないシステム(最適化システム)を自民は作りたくないのです。自分の地位確保(次回選挙投票獲得や天下りなど)のために自分が流したいところに税金を流したいわけですね。だからこんな合理的な案すら出さないで黙っているのだと思います。
以上の点を踏まえると、個人的には5月に暫定税率維持は自民は意地でも強行採決してきそうですが、どうも民主だけではなく国民の風当たりも強いように感じますので(国民案も無視した強行採決になるため)、一歩間違えれば自民の人気は一気になくなるでしょう。
と考えれば、自民が一歩引いて暫定税率一時保留(つまり撤廃)って話になると思うんですけどねえ。
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私は暫定税そのものが無理の上に無理を重ねていると思っています。
税収の必要性は100%認めます。
でも暫定とはしばらくの間、もしくは当座の間に合わせにという意味です。
30年経っても暫定、10年延長、ふざけるな、ありえない。
日本国の財政は大赤字です。大幅な歳入手当てが緊急に必要なはずです。
でも増税できない。理由はWEBさんの仰る通りです。
使途を明確に出来ない、説明できない歳出が多すぎます。
最近閉鎖が相次いでいる全国各地の”お仕事館”その他諸々。
お役人様の天下りだけのための??乞団、xx呆人、あきれ果てるだけです。
だから増税するたびに与党は議員数を減らすのです。
日本を立て直す為には、税金の使途を明確に開示、説明し、増税できる政党が絶対必要です。
しかも日本村社会だけで通用する言葉のあや、腹芸をやめ(例えば暫定)世界共通語できちんと説明する必要があります。
でもそういう政党が思い当たりません。
個人的にかなり同意出来る部分はあります。
ただし、個人的には政治的混乱を招いたのは期限切れ間近まで与野党で話し合いを行わなかった自民、話し合いに応じなかった野党に非があり、暫定税率撤廃なら撤廃で白黒はっきりさせたほうが日本の経済にとってはプラスのように感じます。
会見などを見ているととても有能な人が意見を出しているという風には見えないです。
福田首相の記者会見はつまり「今後はしっかりやるから、税率維持させて」って言ってます。もうこの時点でダメなんです。「どのようなシステムを用いればしっかりした無駄のない道路整備が出来るのか?」その具体的内容が欠如しているからなんです。大学の研究発表でこのような発表行ったら、すかさず教授からつっこまれる部分です。
個人的にも税収は必要で搾取する該当者もおそらく中所得者であろう車保有者なので、反対ではないですが、どうも会見見てると反対したくなります。