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バターやチーズなど、1日から値上げ


 食欲の秋、真っ盛りですが、10月1日からバターやチーズ、食用油などが値上がりします。さらに「環境税」の導入など、家計の負担は、さらに増えそうです。

 もっちりした生地が自慢のナポリピザ。この店の看板メニューです。手打ちのパスタも人気で、1日に使う小麦粉の量は10キロ以上にもなりますが、いま、この小麦粉の価格に頭を悩ませています。

 「(メニューは)ピッツァとパスタが基本になっているので、(小麦粉が)値上がりしてしまうと、かなり厳しい」(ISOLA blu 濱崎泰輔シェフ)

 小麦粉の仕入れ値は、去年の秋、すでに1割以上値上がりしたため、店ではトッピングの具材を生産者から直接買い付けるなどしてコストカットに努めてきました。そこに、今回の値上げです。

 「よく考えてメニュー作りをすることによって、(商品の)値上げをすることは避けたい」(ISOLA blu 濱崎泰輔シェフ)

 小麦高騰の背景にあるのが、アメリカを襲った歴史的な干ばつ。日本は、小麦の9割を輸入に頼るため、政府は1日、製粉メーカーに売り渡す輸入小麦の値段を3%程度引き上げましたが、これを受け、メーカー各社も12月20日の出荷分から業務用小麦の値上げに踏み切るといいます。

 また、食用油の原料になる大豆は9月に入って史上最高値を更新し、家畜のエサになるトウモロコシも高値で推移しているのです。このため、大豆の値上がりでは、日清オイリオグループやJーオイルミルズが1日の出荷分から食用油を全体で5%程度の値上げに踏み切り、トウモロコシでは、今後、牛や豚などの肉が値上がりするかが気がかりとなっています。

 値上げは、小麦や食用油に留まりません。おととしの猛暑の影響で牛の乳の出が悪くなったこともあり、生乳の仕入れ価格が上昇。雪印メグミルクは1日、家庭用のバターとチーズ、合わせて11品目を1個あたり最大15円の値上げに踏み切りました。

 相次ぐ値上げの連鎖に消費者は・・・

 「なるべく使わないようにするか、安いときに買うか、どっちかで」(買い物客)
 「これからの国民生活がだんだんと苦しくなるんでは」(買い物客)

 都内にある、こちらのスーパーでは1日からバターの仕入れ値がおよそ5%上がったといいますが、商品の値上げは見送っています。

 「お客さまが価格に敏感になってますし、吸収できる範囲でしたので値上げは見送るということにしました」(サンケイスーパー 水野竜宏 取締役チーフバイヤー)

 そんな中、1日から導入されたのが、「環境税」です。

 「今日から。知らなかった」(ガソリンスタンドの客)

 「環境税」は地球温暖化の対策として石油やガスなどの化石燃料に課税される新しい税金で、石油の元売り会社などが石油1キロリットルあたり250円など税負担します。しかし、結局、小売価格に転嫁され、消費者負担になるのではともみられていて、環境省は1世帯あたりの負担を最大で年間1228円と試算しています。

 「車によく乗るので、日々の生活の中で負担がかかって大変」(ガソリンスタンドの客)

 「(リットルあたり)25銭上がったから1円上げるという単純な話にならない。(値上げできず)つらい部分」(シンエネ 八幡山SS 佐藤 大 マネージャー)

 これから冬に向かって何かと物入りな季節。食費に、光熱費にと相次ぐ値上げから家計をどう守るのか、ますます知恵を絞る必要が出て来そうです。(01日17:10)

1件のコメントがあります
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    こんばんは。

    私は随分前から意見してましたから突然の事では無いので恨まれても知らないです。

     

    元々価格破壊が原因なのですから。

     

    後は企業努力です。

     

    本来の姿は安全な食べ物などは高い商品はありました。

     

     

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