昨日の新聞に、富士通やシャープ、東芝など電機主要企業が軒並み最高益更新や、バブル期並の利益水準を確保という記事が載っていました。
利益が出ることは喜ばしいことですが、世界で戦うには規模が小さい企業が、国内横並びで競争する構図は変わっていないので、業界再編が遅れてしまわないか心配しています。
日本の電機企業は博士号取得者など人材を豊富に抱えながら、人材に見合う利益を上げていませんし、社会的な責任を果たしていないと感じます。
今回の利益も、円高の恩恵と、人件費や設備投資を抑制した効果であって、世界で戦える強い電機企業が日本に生まれることを期待しています。
ストリートアナリストさんのおっしゃる通りです。
となりを見れば、韓国には日本メーカーの数倍の規模を誇るサムスンがあり、アメリカにはGEがあり、ヨーロッパには…
中国にも同様の規模を誇るメーカーが出現するのは時間の問題でしょう。
規模が大きくても利益を出せなくては話になりませんが、今のままでは三角合併の餌食になるのは目に見えています。
競争力のある電機メーカーが日本に生まれて欲しいですね。