東京228堂さんのブログ
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3月14日 100円割れ:識者はこうみる
TOPIX 1,193.23 -22.64
日経平均株価 12,241.60 -191.84
昨日のアメリカ市場は
NYダウ 12,145.74 +35.50
NASDAQ 2,263.61 +19.74
小幅反発。2月小売売上高は予想を大幅に下回ったため一時ダウは
200ドル以上下落するものの、その後S&Pがサブプライムローンの
評価損について収束が視野に入ったとのコメントをしたことや、
下院金融委員会の委員長が、返済が困難になった借り手の救済策を
発表したことによって反発に転じたようです。
日本市場はメジャーSQを通過し日経平均の前場はそこそこ
堅調だったものの、後場に入り円高とアメリカ経済指標待ちと
週末ということで急落。
結局191円の大幅続落。安値更新。
新興もREITも総崩れでした。
為替は対ドル100円前半、対ユーロ156円中盤。
中国市場は
香港 ハンセン指数 22,237.11 -64.53 -0.29%
中国 上海総合指数 3,962.67 -8.58 -0.22%
インド市場は
ムンバイ SENSEX30種 15,760.52 403.17 +2.63%
インド NIFTY指数 4,745.80 122.20 +2.64%
ベトナム市場は
ベトナム VN指数 643.80 -3.80 -0.59%
今日のアジア市場は軟調な市場が多かったものの、
プラスで終えた市場もチラホラありました。
ドバイ市場は
DFM Index 5,753.92 -65.94 -1.13%
<ドル12年ぶりの100円割れ:識者はこうみる (ロイター)>
http://news.www.infoseek.co.jp/reuters/business/story/13reutersJAPAN308191/
『<クレディ・スイス証券 経済調査部 ヴァイスプレジデント 小笠原悟氏>ドル/円が、2005年から既に始まっていた他の主要通貨の上昇にキャッチ・アップするとすれば、97円を目指すだろう。ただ、市場はオーバーシュートするものであり、90円台前半もあると思っている。』
『<JPモルガン・チェース銀行 チーフFXストラテジスト 佐々木融氏>
目先のドル/円のターゲットは98円。3月末までに達成するとみている。ここまでの流れはドル主導のドル安地合いだが、クロス円が下げ始めると、円高の流れが加速し、ドル/円の下げは98円で止まらないだろう。ユーロ/円が150円を割れるようなら、パニック的な動きになるかもしれない。』
『<野村証券 金融経済研究所シニアエコノミスト 植野大作氏>
1ドル=100円という心理的な壁を破ったドル/円相場で勢いがつけば、どこまで下落するかを合理的に予想するのは難しい。99円台でとまるのか、98―95円付近まで下落するのかは、短期的に見通しづらい。』
『<モルガンスタンレー証券 ストラテジスト 神山直樹氏>
円高というよりもドル安が進んでいるのは米連邦準備理事会(FRB)の政策金利引き下げ期待が強まっているからであり、フェデラルファンド(FF)金利が2.00%程度まで低下するとの予想が強まるなかでは、一時的とはいえ1ドル=97円程度まで円高が進む可能性があるとみている。』
『<みずほコーポレート銀行 国際為替部シニアマーケットエコノミスト 福井真樹氏>
ドル/円はパニック的な売りにさらされており、今月中に95円まで下落する可能性がある。ただ、更なる政策手段がとられて投資家が落ち着きを取り戻せば105円にむけて反発することもありうるだろう。』
『<三菱UFJ証券 チーフエコノミスト 水野和夫氏>
米国は今後も政策金利を下げ続けなければならないだろう。最終的にはフェデラルファンド(FF)レートが2%以下になり、ゼロに近い水準まで低下するとみる。
ドル/円相場の100円というレベルは円キャリートレードが始まった水準で、円キャリートレードの巻き戻しで、また振り出しに戻った感がある。今後は日米金利差縮小、さらに逆転という流れが予想され、ドルキャリートレードが始まる可能性がある。その場合、ドルは80円を目指すだろう』
<特集 ドル100円割れ>
http://special.reuters.co.jp/contents/markets
<来期業績は1ドル=100円が分岐点、対米輸出少ない企業が有利に>
http://www.asahi.com/business/reuters/RTR200803120131.html
もはや対ドル100ドルは割ってくるだろうというのはほぼ
コンセンサスのようです。
どの水準でとまるのか、ドルキャリートレードが進むのか。
まだまだ相場は不安定です。
それでは今日はこれで失礼します。
今のところ対ドル100円付近まで円安に
なってますが、まだまだ上昇の余地は
あるような気がしてなりません。
>どの水準でとまるのか、ドルキャリートレードが進むのか。
金利底打ち感が出てくるととまるような気がしますよん。
流動性の高い通貨だけにどういう動向になるのかは
これからも注目ですね!
100円までは戻るかどうか・・・。
確かに、円高と言うよりも、ドル一極安の様相ですね。
今では日本の貿易額は中国がトップですが、その中国がアメリカと大きく取引している事を考えると、総合的なアメリカ依存度はかなり高いと言えます。
ドル安は日本経済にとって、厳しいですね…(××)