モウ山 ウシ象さんのブログ

最新一覧へ

« 前へ95件目 / 全228件次へ »
ブログ

負け犬の、負け犬による、負け犬のための相場展望75

ギリシャ再選挙で、ユーロが1.2510まで下落。と、言いたいところであるが、実際は、ギリシャ問題というよりも、アメリカの五月のミシガン大学消費者態度が改善していたことにより、ドル高へ振れたと考えられる。

現在、ギリシャの再選挙は、緊縮派が若干有利であるらしいが、緩和派の党首も、ユーロ圏に残留するといっているので、結局、どう転んでも、ユーロ圏への残留ということになるだろう。しかしながら、緩和派勝利であれば、ことあるごとに、ユーロ安への仕掛けが、行われることになるだろう。

来年、7月はドイツの総選挙である。フランスに引き続き、ドイツでも、政権が変わる可能性もある。ヨーロッパは、自国による自由な財政政策を行うのが難しい(首根っこを押さえられている)ブタ諸国以外は、緩和政策へとシフトするのではないかと考えられる。

そうであるならば、当然、政府支出も増えるはずなので、今よりも、ユーロ圏の景気は改善することになるだろう。

617日までは、ギリシャ再選挙問題がらみの仕掛けが横行するであろうが、そうすれば、ここからのユーロの下落幅は、そうないのではないか。つまり、ユーロの下落は、ここら辺で、一度、終了するのではないかと考えている(アメリカの景気動向次第か?もう、ギリシャ問題だけで、ユーロを売りたたくのも難しいだろう。アメリカの景気が後退していれば、ユーロ高。その逆であれば、ユーロ安)。

ユーロ圏の景気が、緩和政策により、改善すれば、中国の景気も下支えされるであろう(ベトナムの景気も悪化しているようである)。ドイツの株指数でも買ってみようかな。

いつものように、日本の株式はPBR一倍割れと、市場関係者が、叫び始めているので、笑ってしまうが、黒字会社で、PBR0.4割れなどもざらにあるのである。つまり、株も為替も、大口投資家の都合により動いているということである。株を買わせたければ、どんな理由でも探しだし、理由をつけ、誰かに、ババをひかせようとするのである。

たとえば、シャープの株であるが、PBR一倍割れだからというよりも、空売りの買い戻しで、価格が動いているのであり、台湾で、大成功している会社が、シャープと資本提携しようが、シャープの体質が変わるわけでもなく、シャープは、台湾にあるのではなく、日本の会社である。今後、シャープが利益を出そうとすれば、人件費の安い外国に生産をシフトさせるか、日本国内で、今以上に、製造部門を弱体化させるかである。つまり、人件費を抑えるために、派遣等の不定期雇用を増すことになるだろう。話はそれたが、日本の大企業の株は買うべきでない。もし、日本の株を買うのであれば、製造業であるならば、固有技術を持つ会社かを狙うべきであろう。

テレビを作ろうが、冷蔵庫を作ろうが、大型家電量販店に製品が並べば、安売りされ、一年前の製品と、今年販売される製品との性能が、それほど変わっているわけでもなく、生産を増やせば増やすほど、製品はだぶつくことになり、飽くなき安売り合戦へと、なだれ込むことになる。ただそれだけである。

モノづくり大国日本、メイドインジャパンは世界の品質。このまま、それが維持できるのか?維持できるところは、固有技術を持つところぐらいか?ニッチな分野で、収益を上げているくらいの企業だろう(国債について調べる必要があるな?書いている途中で、疑問が生じてきた)。

<為替相場>

ドル円    782080.50

ユーロ円   98.20102.20

ユーロドル  1.23501.2850

今週は難しいところである。そろそろ、ユーロの買戻しが、あってもしかるべきである。無理やり、ユーロドル1.2000割れまで、突っ込んでくるかもしれないが、その可能性は少ないと思うものからもの故。今日この頃(来月のガソリンは安くなるな。ユーロ買戻しであれば、再来月のガソリン価格は上昇である)。

ユーロを暴落させたとしても、利益が出ているわけでなく、買い戻して初めて、利益が出るのである。そこを考えると、椅子取りゲームで、椅子がない状況になってしまうのである(この場合は、より安い売り手)。もう少し引っ張ってくるかもしれないが、それも、6月第三週の木曜日ぐらいまでか?あるいは、17日が、日曜であるので、18日の月曜の朝ぐらいまでか?

来週は、重要指標は、これといったものがなく、もし動きがあるとすれば、金曜日の5月ISM製造業景況指数ぐらいかな。これで、アメリカの景気の状況がわかるだろう。経緯が悪化しているのであれば、ドルの値が下がることになるだろう(FRBが、ウンコヲフク神トシテ、ドルヲマキチラスノデアル)。

<株式相場>

日経平均  82009200

年内は、10000円ごえはないかな?どう考えても、安いなこれはという株を、少しずつ指値で拾っているところである(そろそろ株の買いを増やしていこうか)。

空売りのシャープは、半数買い戻したが、また少し売りなおした。ライト工業は、全株買戻し。

日本の株でこれといったものがなければ、ドイツの株指数取引でもしようか?

世界の不思議のひとつ。日本の株式市場。割安株が買われない。買っても、リスクがあるだけで、うまみがない。

 

そういえば、少しまえ。中国で、日本のキャラクターを模倣しているから、著作権侵害であるなどとニュースでやっていたが、あれはどう考えても、著作権侵害ではない。なぜならば、あれは、オリジナルキャラクターであるからである。

たとえば、ドラえもん。あの中国の遊園地を練り歩いていたキャラクターを、ニュースでドラえもであると言っていたが、ウシ象、ニュースキャスターやコメンテーターの視力に疑問である。あるいは、太陽を裸眼で見た直後のコメントであったのかも?

あのドラえもんと称されているキャラクターの目のあいだがはなれているが、本物は目がくっついているのである。どう見てもあのキャラクターは、酒を飲みすぎた頭をそり上げたおっさんが、青ざめているのを、シュールレアリズム的、コペルニクス的発想の転換により、コミカルにキャラクター化したものであって、ドラえもんでは決してないのである。

では、少し尋ねてみるが、あなたは、あの中国の遊園地を練り歩いていたドラえもんと称するキャラクターが、描かれたTシャツを子供に買い与えてやろうと考えるであろうか?あるいは、子供が、あのドラえもんのTシャツを買ってくれなきゃいやだと、デパートなどで、大声で泣き出し駄々をこねるであろうか?

あるいは、あのキャラクターが描かれた学習ノートや落書き帳を子供に買い与えてやろうと考えるであろうか?あるいは、子供が、あのドラえもんの学習ノートや落書き帳を買ってくれなきゃ嫌だと、デパートなどで、大声で泣き出し駄々をこねるであろうか?

もしそうでなければ、あれは、断じてドラえもんなどではなく、中国の遊園地が考え出した酒を飲みすぎた頭をそり上げたおっさんが、青ざめているのを、シュールレアリズム的、コペルニクス的発想の転換により、コミカルにキャラクター化したもの、その名も高きポラえもんなのである。

太陽を裸眼で見た直後であれば、あるいは・・・・・・。

コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。